瑠璃の宝石・第1話
おおお、これは良き地質鉱物アニメ。
アクセサリー売り場で綺麗な水晶のアクセサリーを見つけた谷川瑠璃。これ絶対欲しい、私にプレゼントしてくれる相手なんて数多居るんだからと言ったその舌の根も乾かぬうちに母親にねだっていた。お小遣い、前借りしたい、買いたい物があると。
何が欲しいのかと言うと水晶のアクセサリー。そう言えば昔お爺さんが山菜を採りに山に入った時に水晶を拾って帰って来たと言うのを思い出したが、あんなもの使わないと誰かにあげてしまったらしい。
祖父が山菜を採りに行った山に行けば水晶が拾える。そう考えて瑠璃は山に行った。いやあ、山を舐めちゃあかんよ。まずそんな肌を露出してサンダルの装備じゃ駄目。完全に怪我をする格好だ。あとこの状態で一人で山道を奥に行って水晶を探し回ったら多分完全に道に迷う。
熊出没注意の看板にビビって道からあまり入らない所でうずくまって水晶を探していたのが良かった。いかにも岩石の採掘のプロと見えるお姉さんに大丈夫か?と声をかけられた。最初は水晶探しと言えなかったけど、背に腹は代えられないとばかりに水晶を探してると言ったら付き合ってくれた。彼女は鉱物学専攻の大学院生の荒砥凪。
山道を奥に進んだらそこには大きなペグマタイト鉱床が。凄いなそれ。そして瑠璃のお目当ての水晶があったが、硬くて取り出せないので巨大ハンマーで掘り出した。
爾来、瑠璃は凪にくっついて鉱物採取へ。今度はガーネット探し。最初は河原で小さいのを見つけていたが、もっと上流を探そうと山奥へ。鉱物探しって登山と違うから必ずしも山道を歩かず、そこから外れると思うが大丈夫なのか。
ともあれ、川の中を歩いていたら、水の流れが複雑になった場所に巨大なガーネットのたまり場が。これは凄いな。
ペグマタイト鉱床と言い、ガーネットが溜まっている場所と言い、物語だから誇張した表現なのだろうけど、こんなのが見られたら感動してしまう。
アニメに感動した素人が山道も無い所をうっかり入らない様に。
いや、私だってそう言う場面に遭遇したい。
因みに飯能の山中のマンガン鉱山跡ならいくつか見てる。

