忍者と殺し屋のふたりぐらし・第7話
ああ、そうだったのか。また酷い話にしてくれるものだ。
さとこがスマホゲームにはまっていた。さとこのキャラだとこう言うのは駄目な方向に行きそうだと思ったら500万円課金したそうだ。でもそのゲームが終わってしまう。さとこはゲーム内で活躍したのを褒められるのが嬉しかったと言うので、このはは、だったらSNSやってみたらどうかと言う。
と言う事でそれを教えてくれる人として★ゆり★裏垢さんこと百合子を紹介してくれた。そんな黒歴史と慌てる百合子、その頃の経験を活かしてさとこに一生懸命使い方を教えてくれる。
と言う事でさとこのアカウントが出来た。さとこが作った料理の写真をあげたらイイネがちょっとつく。それだけでさとこは嬉しいのでこれまたハマりそうで、これまた良くない未来になりそう。
このはが学校に行くとあの吉田が話しかけて来る。他の生徒が吉田にあの人と関わり合いにならない方が良いと言っても、吉田は進路希望の事とか相談にのってあげると言うのだ。それで今度うちに来ないかと。幼馴染が進路の事で話を聞いてくれるからと。
それで吉田の家に行ったのだが、吉田は両親がどこかに行ってしまって居ないんだと言うのだ。
じつは序盤で吉田の父親の殺しの依頼を見た時に依頼者が女とあったので、まさかこの子が依頼したのかとその時は思ったが、この吉田の雰囲気だとそんな子ではなく、じゃあ奥さんが依頼したのか?で、姿をくらました?ともあれだから今の吉田は身寄りの無い子で、高校を卒業したら独り立ちしなくてはならない。
そこにやって来た吉田の幼馴染と言う佐藤葵。ちょっとさとこに似てると言うのだ。その佐藤は勉強が出来て、でも靴が描かれた時にボロボロでいかにも経済的には貧しい感じの子で、国立大学の医学部に行って医者になると言うのだ。ああ、医者になってお金を稼ぎたいのかな。親を養いたいのかな。
ともあれちょっと仲良くなったのだが、この登場の仕方では今回のターゲットはこの子になりそう。
佐藤は経済的に貧しいのみならず、どうも学校では勉強出来てるからと同級生からは利用されていそうな描かれ方をしていた。
さて、このはからSNSを勧められ百合子から使い方を教わったさとこだが今度は自撮りしてる。しかもちょっとヤバい姿で。料理の写真を撮った時、たまたま自分も写ってしまってかわいいねと言われ、それではと自分の写真をあげたらそっちの方がイイネがつくのでそれにしたと言うのだ。料理の方なんて実際に食べてもいないのに文句つけるヤツが居る。
このさとこの様子にこのははSNSやってる姿が楽しそうじゃないとズバリ。目的を見失っていたさとこ。
もっと自分の好きなモノとか写真に撮るのが良い、今度デジカメ買おうと勧める。
この時はデジカメなら撮った写真はそのままではSNSに上がらないからそっちの方が良いかもねと思ったけど、さとこは色々撮って、そしてこのはも撮って結局SNSにあげるのだ。だって自分の好きなモノを撮ってあげろと言われたからと。
それは良いのだが、そのせいで学校サボってるのもバレてしまった。
そしてとうとうその時が来る。新しい依頼は佐藤葵を殺して欲しいと言うもの。何故?と思ったら息子の受験の強力なライバルだからと。そんなつまらない理由で。これをこのはは断らない。今までだって断ってない。
ある日、佐藤が小さい弟と買い物をしてアパートに帰って来た時にやってしまう。忽然と消えるから弟は姉がどこに行ったのか分からない。
そしてある日の街角。吉田がチラシ配りをしていた。探し人のチラシ。そう、佐藤葵が行方不明になったから探しているのだ。吉田は両親もある日居なくなり、今度は幼馴染が居なくなってしまった自分の周りはどうしてこうなっちゃうのだろうかと言いつつ頑張って探している。
これを見たこのは、自分も配るとチラシを手にする。無駄だと分かってるし、償いにもならないけど。
今回の話はいつにもまして酷いと言うか、どーすんのよこの作品。
アニメ見てから原作見てるけど、佐藤葵の件も原作そのままなんだよね。