完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる・第4話
フィリアからミアへの手紙が握りつぶされる。だからミアの方からフィリアに連絡しようと手紙を書いていた。ペンを止めてしまったので紙に滲む。これが後で視聴者がこの手紙は本物だと納得する絵になるんだな。
新しい聖女の儀式に国王は一般庶民も入れる様にした。とここで国王が話題になるのにこの儀式に国王は出て来なかったな。
そして大破邪魔法陣の発動。
この瞬間に見つけたぞってのは何だったのだろう。
ともあれ、国王の目論見は成功して臣民には聖女フィリアの評判がうなぎのぼり。幼女も花をくれるし。
ちょっと目を離すと聖女の勤めをしようとするフィリアにリーナは息抜きに何かやれと言うのだが、フィリアに趣味は無い。読書は古文書を読んだり。リーナは恋愛小説が好きだと言うが、この社会文明で恋愛小説は存在するのだろうか。
オスヴァルトがフィリアに用事と言うのでやって来たが、それが家庭教師だそうだ。聖女の家庭教師?
フィリアの所には臣民からの贈り物の食材が溢れて美味しい食事になっていたが、一方でユリウスの方では金にあかせて食材を集めていた。
そしてとうとうフィリアの所にミアの手紙が届く。そこにはフィリアからの手紙が何も届いてないらしいのが書かれている。あのインクの滲みとともに。
連絡がちゃんと取れなくて困惑するフィリアにレオナルドが一計を案じる。忍びのヒマリを呼び出した。このヒマリに手紙を託す。ミアの身を守る事も託す。もしもの時はミアを連れて逃げて欲しい。
ミアは聖女のお勤めとして光の柱を発動していた。術式の発動は早いが、フィリアの作るものよりは弱い。ミアのお勤めの為と護衛の兵士がついて来ていたが、魔物が出現した時に真っ先に逃げるとか何なのよ。
護衛が逃げたのを幸い、護衛に化けたヒマリが二人だけの場所でミアにフィリアの手紙を渡す。ミアはフィリアがパルナコルタで良い人達に出会えたと理解した。
護衛が戻って来たのでヒマリは退散。それに今晩来て欲しい。鍵は開けておくと。
なのにヒマリは天井から来ましたよ。
そこには魔界が近づいて魔物の出現が多くなっている事が書かれていたが、国をあげての対応をあのユリウスには頼れまい。ここではどうにもならない。そんな顔をしたミアにヒマリはパルナコルタに逃げませんかと言う。
ミア、いくらなんでもジルトニアは捨てられないんじゃないかな。