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謎解きはディナーのあとで・第6話

陸橋から転落した小林。その小林と同じ国立総合病院に行っていた坂口。そして坂口の家ではスーパーサーブのストーカーが来ていた。あまりにダイレクトに繋がっているのでそのままの話ではなかろう。

そしてそれがネットでは早々と話題になっていた。くるくるがスーパーサーブの小林を殺したのではないかと。発端となった動画ではストーカーとくるくるちゃんが揉めてる音声が入っていた。警察は未だ気づいてないのか無能めと言われて怒る麗子。警察が無能とは何事か。風祭が無能なのは分かるけど。

そしてそのままネットには死んだスーパーサーブの小林はくるくるちゃんのファンで、殺したのはくるくるちゃんが怪しいと勝手にまとめられている。いや、マジでまとめサイト最悪だから。でもそれを見たら坂口が心を痛める。

この人は知ってる。以前病院でたまたま遭遇した人だ。そして聞いてる曲からくるくるちゃんのファンだと知った。
参考資料

麗子と風祭は手がかりを求めて聞き込み。隣の住人に聞いた話ではデリバリー頼むのはいいけどたまに外にずっと放置してる時がある。ある晩はカレーをそのままにしていて、その隣人は滅多にないカレー嫌いだったから覚えていた。この隣人に民事不介入を言われてじゃあ代わりにゴミ捨ててと言われた二人はマンションのゴミ置き場にゴミを運ぶ。

そこを丁度管理人に見咎められた。管理人は坂口から防犯カメラを廊下に設置する様求められていたと言う。やはりストーカーの件。そして警察には坂口からストーカー被害の申請が来ていたが、相手が不明だからと受理されていなかった。

警察はね、もっとちゃんとストーカー被害の実態を調べるべきだと思うよ。

そんな時、カラスがゴミを漁る。その理由は弁当がそのまま捨てたれていたから。ここ一ヶ月ほど手つかずの弁当が捨てられる。それはスーパーサーブの袋。

やっと坂口と会えた。風祭は例のカタツムリの巾着袋をネタに色々聞き出す。警察から色々聞かれたら、警察も自分を疑っているんだと嘆く坂口。その日は次の配信の準備を部屋でしていた。つまり誰とも会っていない。
参考資料

つまりアリバイは無い?
これ、何日前だっけ、事件が起きたの。坂口の言った事が本当かどうかはログ調査である程度分かる筈。Windowsだったらイベントビューアーのシステムログを見て欲しい。カーネルの起動時刻やスリープからの復帰時刻が分かる。或いはプロバイダの接続ログとか。これらからその時刻に「誰が」は分からずともPCの操作が行われていたのが分かる。この事件だと坂口の代わりに「誰か」が操作するとはちょっと考えられない。従って坂口はその時刻に家に居たと言うのが分かる。

追い詰められたくるくるちゃん=坂口を救ってやれよ。
その坂口の所にマネージャー三上が訪れた。くるくるちゃんの話を聞いてやる為に。坂口がVTuberとして事務所にも所属するきっかけの過去。学校時代の坂口はあの声でバカにされていたけど、配信をやってみたら自分の声を褒めてくれる人々が居た。だからフォロワー100万人になったらライブを開催して自分をすくい上げてくれた人々に恩返ししたい。ああ、100万人にこだわっていたのはこれか。でもこのままだとそれを目前に駄目になっちゃう。

坂口でなかったら誰がと言うのが分からないと捜査は進まない。影山がそれはと言いかけてやめたので、麗子は途中まで言ってやめるなと言うから影山は言う。

「お嬢様は目を開けたまま眠りこけているくらい頭の回転が鈍いのですございますか?」
ああ、そう言う手で来たか、悪口言うきっかけ(笑

坂口と小林は国立総合病院で接点はあったものの、VTuberだと言うのを隠していた。一方でデリバリーでカレーが届けられたが、それは喉を痛めた人間には良くない。坂口本人が注文するとは思えない。だとしたら誰かが嫌がらせで届けた?あのカラスが狙った弁当にエスカルゴが入っていた(いや、それは流石に絵面からは気づけんわな)。カタツムリのくるくるちゃんへの嫌がらせか。犯人は坂口がくるくるちゃんだと知ってこれを仕組んだ。オートロックやスーパーサーブのフリなど簡単に出来る。

これは一刻も猶予が出来ない。車を飛ばす麗子。

ネットにくるくるちゃんがスーパーサーブと揉めていたと言う動画が流されたが、音声が妙にくぐもっていた。それはこの音声が本来の配信音声では無いのだろう。麗子は風祭に連絡して網を張った。

果たせるかな犯人は盗聴器を回収しに部屋に入った所で御用となった。
あるある、三股コンセントに仕込む盗聴器。TVでよく盗聴器特集でやってる。

犯人は岡田和久。たまたま坂口に財布を拾って貰った時に一目惚れしてストーカーとなり、盗聴器を仕込む。すると坂口の行動が分かって、ある日たまたま病院で小林と坂口が話してるのを見かけて恋仲ではと勝手に思って勝手に裏切りだと考える。またある日坂口の部屋から巾着袋を盗んで金銭をゆすろうとしたが、その帰り道にたまたま小林とぶつかって巾着袋を落とす。小林はくるくるちゃんのファンだから何故おまえが持ってると争いになってその結果の凶行。うーん、この辺はちょっと無理があるね。

小林、本当にくるくるちゃんのファンで、巾着袋を守って自分は死んでしまう。
くるくるちゃんのファンが100万人を越えてコンサートが開ける日が来た。くるくるちゃんは小林の思いを受け継いでこの日のコンサートでは、小林がシンガーを諦めてでもくるくるちゃんの為に歌詞を作っておいてくれたその歌を歌う。なんとも悲しい。亡き小林のおかげで坂口はVTuberを続けられたけど。
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