日々は過ぎれど飯うまし・第5話
しのんとくれあが運転免許を取ろうとしていた。あ、これ、しのんは駄目なパターンだ。合否発表の時、しのんは爽やかな笑顔とともに教室を去って行く。
くれあは子供の頃に母親について食材の買い出しで一緒に車に乗るのが好きだった。帰りはいつも眠くなったけど。今度は自分が車を運転して食材の仕入れが出来る様になりたい。
さて三週間後、何度も筆記試験を受けてやっとしのんも免許が取れた。と言う事でくれあの家の車でドライブに行く事にする。
最初はくれあの運転。この時になながルービックキューブをやっていて何故そんな話が入るのかと思ったら、ルービックキューブに熱心になりすぎて車酔いする布石だったか。その結果コンビニで一休みして次はしのんの運転。大丈夫だろうかと見てたが、普通に運転する分には大丈夫。
でもうっかり高速に乗ってしまった所からパニクりPAに入る羽目になる。ここでまたくれあと抗体。くれあは既に母の指導で高速の運転もした事があるから大丈夫。折角だからもっと遠くに行こうかと言う。お?清里ですか?と思ったら、まこは築地に行きたいと言う。予想したのと反対方向だった。
でも築地って事は、初心者には恐怖の首都高を走るんだけど、くれあはあっさりクリアしたらしい。ここで二手に分かれて食材の買い出し。この先でバーベキューをすると言うから築地にそんな場所あったっけ?と思ったら後で観覧車が登場する葛西臨海公園迄行ったよ。
葛西臨海公園でまこの「かっぽー!」。今回は海産物だから何一つ食べられないメニューだなと思ったら焼きおにぎりが出た。あれは美味しそう。
かっぽーのおかげでもう夕暮れとなり、最後に大観覧車に乗ってから帰る。なな、高尾山の夕暮れの話の時は自分はその思い出の中に無いと言ったけど、ここで大観覧車の夕暮れの思い出になれたじゃない。