ざつ旅-That's Journey-・第7話
ちか、りりの所にアシに来ていた。りりから次は伊勢湾に行くんだよねと聞かれ、だったら神様に会いに行こうかと言われた。まあ伊勢ったら伊勢神宮だから。
ともあれ、それでブラタモリの伊勢路編開始。白子で下車してお魚を食べようと鈴鹿市漁業協同組合へ。うん、私もそこで食べられるの?と思ったけどやはりそこに食事処は無かった。まあ築地のイメージだとあると思うかも。
そこでさらに電車に乗って伊勢市駅へ。まあちかの事は言えない程に、伊勢神宮と言うと近鉄に乗って伊勢の方へ行くと伊勢神宮がある程度しか知らない。
りりが野暮用とか言ってカバンをゴソゴソしていたので、多分酒買ったんだろうなと思った。ブラブラ歩いて飛龍頭を発見。食べてる最中に突如りりは食べかけをちかに任せて道路に飛び出そうとする子供を止める。止めるって仁王立ちして防ぐだけなんだけど。
でもそんな配慮ができるりりって良き大人だな、酒飲まなければと思う。
伊勢神宮に外宮と内宮があるのはブラタモリ以前から知っていた。これは有名なので。でもブラタモリで外宮と内宮があんなに離れているのは初めて知った。なので、ちかとりりもバスで内宮へ。
その後もりりは度々店に入るから酒を買ってるんだろうと思ったが、ひとつは明確に酒樽のある店だった。
伊勢路もざつ旅なので宿の予約はしていない。夕方近くになって宿を探して鳥羽へ。そんな訳で宿の食事には間に合わなかったけど、宿の女将が食事処に電話して送迎車を呼んでくれた。慣れた感じなのでいつもの事なのだろう。
宿に戻ってさっぱりしたので早速りりは酒盛り。ちかにもあるよと言って甘酒。あれってノンアルコールなんだ。飲んだこと無いので。
りりが飲むきっかけは田舎のじいちゃん達が楽しそうに飲んでたから二十歳になったら飲んでやろうとずっと思っていた。そして誕生日の午前0時を待って飲んだが最初はむせた。でもじいちゃん達が楽しそうなのに悔しいと思って頑張ったのだ。うーん、頑張って酒飲みになったのか。私は祖父母の世代が酒を飲んでる場面に遭遇した事無いな。
ただ、このエピソード、悔しいと言うのが原動力になると言うのがちかに伝わった。
翌日は夫婦岩へ。ブラタモリ伊勢路編でも登場。砂浜から突然岩場になっていて、ここが中央構造線かぁとなった場所。
最後に帰り道。妙な人から声をかけられた。怪しい。まるでブラタモリでいきなり登場する解説者みたいだ。ここで気になったのはりりがちかの背後に隠れた行動で、これは悪い気配でも感じたのかと思ったが、単に人見知りだった。そしてその怪しい解説者、伊勢路の解説をしてまた突如消えた。神様に出会ったか。
神様にも励まされてちかの新しいネームが出来る。今回は編集の吉本にも良い線行ってると言われたが、主人公にドキドキ感が欲しいと言われる。そして吉本からの提案。深夜バスで旅に出ろ。その結果、アンケートで一番を取ったのはドリームスリーパー号だった。
あ、それは知ってるぞ。お高い深夜バス。選択肢の中では唯一知ってる深夜バスで、そして画像検索してみたら一番お高そうなヤツだった。
ちかは実はバスに弱かった。小中高の時はエチケット袋のお世話になった。
バスタで顔合わせしたのはゆいと冬音。今回はこの三人でざつ旅へ。取り敢えずドリームスリーパー号の二万円の料金は一旦吉本が建て替えた。