九龍ジェネリックロマンス・第1話
どうも九龍と言う名前が出ると何かの組織の犯罪が絡むと言う先入観があるのだが、初回はロマンスの方が前面に出て来ていた。
ただ、蛇沼製薬と言うのが怪しげな要素をやはり持ち込む。大企業によってGeneric Terraプロジェクトが推進されている。人間の記憶が保存されるバックアップされると言う物らしいけど、そんなもの作ってどうするんだ。まさかもめんたりー・リリィか?
だから鯨井令子が工藤発を好きになって行ったものの、彼には彼女が居た、それは誰だと言う場面で、写真には鯨井の姿が写っていたし、あの喫茶店のマスターも「工藤さんが【また】彼女を連れて来てくれた」と言うし、写真も自分が撮ったじゃないですかと言う。明らかに令子とは別の鯨井令子が居たのではと言うのが匂わされる。
それにしてもこれって原作はいつの作品なの?
家電とか用具が昭和の雰囲気を持ってるのは、単に物持ちが良いと言う解釈も出来るけど、日本人が平和に香港で仕事してる。今の中共政府統治下の香港では絶対出来ない自由な環境だ。最低限香港返還前に書かれたとしか思えない。絵の雰囲気や話の雰囲気もパトレイバーとかそんな時代の雰囲気に見える。
と思ってWikipedia見たら連載開始が2019年11月7日って、ええ、もう完全に香港の自由が潰されてからじゃん。