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勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~・第3話

リーゼロッテに呪いがかけられてアトリエマイスターのオフィリアが解呪出来ず困っていたのにクルトが作ったおかゆを食べたら瞬時に解呪。ただ事ではないと二人でミミコの所に行ったらミミコもユーリシアもそれを聞いて困惑。

ともかくリーゼロッテが狙われているのをどうしようか。特にリーゼロッテは外で見聞を広める年齢になってしまった。宮廷内ではこんな事が出来る可能性のある人物は三人いる。

そこでここは仕掛けをして誰が手を出しているのか見つけようと言う事になった。リーゼロッテの修行先は工房とする。ここでクルトを工房主とすると、敵は工房主の素性を調べようと色々画策して来る筈だ。何かをして来たら尻尾を掴める可能性が高くなる。リーゼロッテはクルト様の所なら大歓迎と大いに乗り気。
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そのクルト、オフィリアの所へ行っていたがミシェルから今日はオフィリアが居ないのでお仕事無しと言われてしまい、また何かしちゃったかなと落ち込んでいた。取り敢えず腹ごしらえ。

すると隣の席から何やら揉め事が。今日中に納品しないとキャンセル料を払わなくてはならない。そんなお金が無い。でもパーティ内運び屋のビビノッケが急病で来られなくなってしまった。かと言ってアイアンゴーレムはちゃんとした運び屋が居ないと運べない。

と言う事でクルトが僕で良かったらやりましょうと言う。最初は子供の体型のクルトを見て無理だと思った三人だったが、試してみましょうと男二人を軽々と持ち上げたので採用決定。

一方でクルトは戦闘はからっきしで行く途中にスライムに絡まれたのも退治出来ない。こんな時、以前の炎の竜牙だったら無能扱いされたけど、このパーティサクラはおまえはおまえの仕事に専念しろ、ちゃんと守ってやるからと言ってくれた。

急病で来られなくなったビビノッケの情報でやって来た採掘現場。中に入ったらゴブリンの糞を見つけた。ゴブリンなど片付けてやるよと言ってくれたダンゾウ達だが、情報にないゴブリンの大集団に遭遇してしまう。

これは対処出来ないと思った時点でクルトが隠し扉を発見した。そうかと言ってくれたカンスだが、シーナと頷きあったのが変だなと思ったら、隠し扉の中にクルトとシーナが入ったら、シーナが扉を閉めてしまう。あの瞬間に二人(兄妹)で了解を取ったのだ。ゴブリンを食い止めている間にシーナはクルトを連れて逃げろと。
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こうするしかないんだと言うシーナだが、その入った先にはアイアンドラゴンゴーレムが居た。こんなの相手になんか出来ない。キャンセル料がどんなに高くても払うべきだったんだとヘタれるシーナ。でもクルトは大丈夫、いつも採掘してるからと言う。

アイアンゴーレムの類はどんなにデカくともクルトにしたら「採掘」の対象なのだ。でもそうは言っても動きに機敏さが無いと出来ないのに、クルトは採掘の為だったらそれが出来るのか。アイアンドラゴンゴーレムに取り付いたら、あとは採掘の方法で分解できちゃった。

ユーリシアとリーゼロッテは例の隠れ蓑工房の件を早速クルトに伝えようとしたが、宿にクルトが居ない。ここで例のバンダナがこっそりクルトなら鉱山に行ったよと影から呟く。あそこは最近討伐の関係でゴブリンが大量に逃げ込んだ場所で危ないと、罠かもしれないが、二人は急行した。

リーゼロッテがクルトの匂いで現場に辿り着き、ユーリシアがゴブリンを一網打尽。そして隠し扉の中だと言われて飛び込んだら、もうクルトがアイアンドラゴンゴーレムを分解した後でした。

助かったパーティサクラに、今度新しく作る工房でクルトも働いて貰うけど、冒険者も必要だからサクラも参加してくれと言う話になり、ダンゾウやカンスは喜んだものの、シーナは複雑な顔のままだった。
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