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天久鷹央の推理カルテ・第12話・最終回

登場人物の消去法で犯人が浩二郎で動機は理事長の座と言うのは予想が合ってたけど、密室トリックの予想は外れた。いや、色々言いたい事はある。洋館の中の部屋だから鍵が旧式ないかにも鍵ですなやつを差し込んでクルっと回す鍵なのは分かるが、中からだとただのトイレの鍵みたいになってるなんて思わなかった。そして浩二郎が大樹から麻薬を買っていたなんて、浩二郎が徹夜続きなのに元気とか痩せてるとかでは予想出来ない。

ともあれ鷹央が流した嘘に引っ掛かってノコノコと浩二郎は理事長に麻薬を仕込みにやって来て尻尾を掴ませてしまった。警察としては取り敢えず麻薬所持の現行犯で逮捕する事は可能。でも浩二郎が大樹を溺死させる事なんて出来ないと言い張られるとそこは突き崩せず、結果的に清司が容疑者説は潰せなくて清司の逮捕が待った無し。必然的に小鳥遊が大学に呼び戻される事になってしまう。焦る鷹央。
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でも鷹央が見落としていた点があった。小鳥遊は清司の額の傷は殴られたものではないと言う。頭突きだそうだ。だってZ縫合の跡があんなに大きいのだから。え?そうなの?頭突きだってそう変わらないのでは?

ともあれ頭突きで鷹央の推理が動き出す。そこで脳内出血が始まって最初は頭痛程度だったものが理事長の部屋に入った所で悪化して倒れた。まあ確かに電話したのは何だったのだろうとは思っていた。
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その結果、大樹は肺水腫を起こす。肺から染み出した水が口から溢れ出た。あの時の浩二郎の心臓マッサージに移る手順が医師としてはおかしいのは別に脈を見たかったのではなくて麻薬を回収したかったから。

と言う事で溺死の件も方がついて清司への容疑が晴れる。大樹を殺した人間は居なかったのだ。清司の容疑が晴れたら小鳥遊も大学に戻らなくてよくて、また鷹央と一緒に研鑽を積む事が出来る。
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鷹央先生の謎解き、シリーズ冒頭のが一番おもしろかったかな。
ところでシリーズ中に三度も特番があって、かなり冷めてしまったが、あの辞令の日付とか、来年度も一緒に出来るなとか、本当は最低でも特番一つは予定に無かったのでは?そうだったら、年度内にこの最終回が放送されて時系列が合うよね。

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