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完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる・第2話

タイトルどおりの仕打ちを受けたフィリア。しかしパルナコルタ王国に入った途端に盛大に歓迎される。自分は売られた筈だがこれは一体と理解が出来ない聖女フィリア様。
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これを何とか理解しようとしたフィリア、ああ、凄く高い金を出したから扱いは慎重にして、王都に着くやいなやすぐに働かされるのだろうと考えた。でも到着したら歓迎会が催される。

国境からフィリアを迎えて来た人間はオスヴァルト第二王子。てっきり農家出身の護衛隊長かと思ったのに。別に第一王子は居る。ライハルトと言う王子が。オスヴァルトは聖女を金で買った無礼を詫びる。そして何とかこの国を愛せる様になって欲しい。愛?

フィリアが馬車で街を通ると国民が嘆いているのが聞こえた。聞こえるの?ともあれ街道には魔物がはびこり、オスヴァルトが言うには雨も少ない。それで物不足で物価が高騰。

フィリアは早朝から聖女のお勤めへ向かおうとしたら、執事のレオナルドとメイドのリーナに見咎められた。こんな早朝から?フィリアは二人を同道して地図を見ながら魔物を何とかしようと出かけた。

魔物の出現ポイントを絞ってそこを対策しようと言う。北の山脈に到着。魔物の気配が強い。そんな所に執事とメイドを連れて大丈夫か?と思ったけどこの二人はデキるみたいだ。二人は聖女フィリアが祈りを捧げて光の支柱の結界が完成する迄、魔物の襲撃から守ろうと言うのだ。祈りを捧げて光の支柱が出来るまでレオナルドが以前の聖女のお勤めを見たかぎりでは数時間から十数時間かかる。一日一本出来たら十分。

でも30分で一本出来ました。あれ?これ、クルト君かな?

あまりに一気にやるので身体を心配したレオナルドとリーナに今日はここまでにしましょうと泣いて止められた。でも帰り道についでとばかりに薬の調合方法を教えたり、ダムの設計図も書いたり(え?ダム?)。

二人は止めたが、パルナコルタ王国は先代聖女が亡くなってから魔物などの災厄に見舞われて危機的状況だから明日はもう二箇所だけはやっておこうと言う。

フィリアの働きで物資の流通が復活。パルナコルタの王都には沢山の品物が出回って国民は新しい聖女に感謝してる。

一方のフィリアを追い出したジルトニア王国。ミアは何も聞かされずにフィリアがパルナコルタに行ってしまって当惑している。フィリアお姉様の後を追えば良いと思っていた暮らしがいきなり消える。そしてジルトニアの聖女の役目が全部ミアにのしかかる。

何かがおかしい。フィリアお姉様が自分に何も言わずに出て行ってしまったのは誰かが何かしたせいではないか。ミアはそれを疑っていた。これ、憎悪になりかけてないか。
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そしてジルトニアでは魔物の討伐が全く追いつかない。定期的に出していた討伐部隊は何をしていたのか。どうせフィリア様がやるからと討伐に出ていなかった。アフォですか。フィリアを追い出したユリウス、怒りながら金はあるから何とかしろと命令を下す。
ああ、もう破綻しだしたね。早かった。
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