日々は過ぎれど飯うまし・第1話
河合まこは料理するのが好きだったが、友達が居ない子だった。その回想の中で海岸線みたいな場所が出たので、どこか海のある土地かな?でも大学はでかいなと思って見ていたら都立大学なのか。そしてあの食堂が高尾駅前のたかお食堂。これは行ってみるかと思ったのに、まさかの今週の金曜日で閉業、しかも火曜と第三水曜が定休なので今日を入れてもあと四日しかない。うーん、無理。
一方でサークルを立ち上げたかった小川しのん(おしんこ)と古舘くれあと比嘉つつじだが三人しか集まっていないので事務の人に何度も却下されていた。
そんな時、しのんがまこを発見したのだ。小学校の時に一緒に遊んだよね。最初は断ったまこだったけど、あの食堂の娘がくれあで、くれあの誘いで一人で食堂に入れて、そして念願のソースカツ丼を食べてしのんの連絡先も教えて貰った。
これなら食文化研究部に入っても良いかなと入ったのに、しのんの目論見はサークルの部室を貰ってダラダラするだけのものだった。
えー!