片田舎のおっさん、剣聖になる・第1話
タイトルとキービジュアルを見ただけで見始めたけど、当初は片田舎に暮らしていたおっさんが何かの間違いで剣聖にされてしまった。ただ、それを頑張ってやり遂げる、みたいな話かなと思ったら若干違う。
その片田舎で剣術の師範をしていたベリル・ガーデナント45歳(小説版)。教え子達がみな栄達していたみたいで、特に今回来たアリューシア・シトラスは王国騎士団の団長に若くして就任していて、ベリルをその騎士団の師範に招聘したのだ。先生は自分より圧倒的に強い。その先生を招かない訳には行かないと。それにどうもベリルに惚れてるみたいだし。
ベリルとしてはアリューシアだけの勘違いだろうと思っていたが、街ですれ違った冒険者ギルドの最高ランクのブラックランクの女性がこれまたベリルの教え子のスレナ・リサンデラだった。あれ?どうもベリルさん、教育者としては凄い素質があるのは確かみたい。
ただ、片田舎からのぽっと出のおっさんが騎士団の師範とか納得できないのは誰しも当然の事で、副団長のヘンブリッツ・ドラウトがベリルに手合わせを挑む。騎士団のみなはベンブリッツの剣を受けたら誰も受け止められないからあのおっさんも駄目だろうと囁いていたが、いざ勝負してみたら、確かにスピードや威力はヘンブリッツが上回ったが、それをさばくベリルの完全勝利だった。ヘンブリッツさん、ここで恨まないで速攻でベリルの力を認めるのだ。
さてこの先のベリルの活躍は?

