天久鷹央の推理カルテ・第10話
山で負傷したのでしばらく簡易更新になります。
サブタイのとおり、密室溺死事件。
多くの場合、密室殺人事件は何か勘違いして密室だと思っている。
さて今回はプレヤーの中で明らかに一人だけ得する人間が居て、本当にそいつが犯人で良いのかと逆に疑ってしまう。
アバンで部屋に鍵がかかってると言ったのは茶風林さんの声のキャラといっしょに居た男で、兄さん早く鍵をと言っていた。これがそもそも嘘かもしれない。後から茶風林さんの声で「兄さん」と言ったのが院長の桑田浩二郎。でも桑田総合病院は理事長の隆一郎に言わせると息子(次男)の清司に継がせると言うのだ。
事件は長男大樹が密室溺死事件で死んで、隆一郎理事長以外唯一鍵を持っていた清司が犯人の容疑をかけられ、隆一郎理事長は隠蔽の嫌疑で書類送検される。桑田一族で残ったのは浩二郎で、こいつがまるまる病院を継げるおいしい立場なのだ。
だから浩二郎が一緒の男と図って鍵が開かない!と嘘をついて密室に見せかけたと言うのはありえる。焦った人間は鍵を開ける時に回す方向が違ったかなとか思わない可能性が高い。