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ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います・第5話

今日の昼は何を食べようかと考えていたアリナだったが、駆け込みで受付に来たヤツが居た。おかげで仕事をしながらのサンドイッチ。ライラからは断れば良いのにと言われるも、それだとクレームになった時に残業が増えると言う。

律儀に頑張るのは100年祭が近づいて来てるから。
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この100年祭は受付嬢にとっては鬼門。何故ならそれに先立ってクエストのボーナスポイントが加算されるから。すると冒険者が殺到して仕事量がグンと増える。なので今のうちに終わらせる仕事は全部終わらせて積み残しをゼロにしておかねばならない。

今日はめでたく残業せずに帰れてウキウキのアリナ。スイーツ店にも寄ってしまう。するとルルリと遭遇した。ケーキを食べながら暫し歓談。このルルリ、マンドラゴラを引き抜いて怪しげな薬を作って何をする気かと思っていたが、ロウ達に薬を作っていた様だ。ヒールの魔法以外にそうやって回復薬も作れるんだな。先日はアリナのおかげで皆助かったとお礼を言うだけの場面だった。でもその帰り道に眼帯の怪しげな男が。

今日も100年祭目掛けて持ち越しの仕事をゼロにと張り切るアリナ。100年祭と言えばデートだよねと言うライラに、ナニソレの反応を示す。そんなの一人で行くに決まってるでしょう。でもライラはデートだと言う。ただ、相手は処刑人様。思わず頭を打ち付けるアリナ。
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え?何?誰かに騙されてる?いや、ライラが出したのは処刑人様人形。フードに隠された顔はライラが思っている処刑人様の顔を再現してると言うのだ。

ところがそんなのんびりした所に冒険者が殺到。未だボーナス期間が始まってもいないのに。これは一体何だろう。100年祭迄の持ち越しはゼロにせねばならぬ。どんな手を使ってもこの理由を解かねば。

白銀の剣に新人シビルが入ったが、あんな一流のパーティーにこんな駆け出しみたいなのが入って良いのか?案の定、足を引っ張った。大きな負傷をしてルルリにヒールを任せる事になるが、ここでルルリにあの時の光景がフラッシュバック。動きが一度止まった。この場はどうも練習場みたいだったが、処刑人が乱入。練習場だったので簡単に片付けたものの、新人はそれを見てあまりの自分の未熟さに逃げ出してしまう。それはそれとしてアリナはジェイドに冒険者が殺到した理由を問い詰める。

この練習場でのヒールの時にルルリが固まったのを気にしていたロウとジェイドからのプレゼント。シルハに折られてしまった杖を注文して気持ちを取り直せと言うのだ。これでルルリのトラウマは解消したのだろうか。

どうやらデマが流布している。ディア・スキルが手に入る特別なリリックが手に入る裏クエストがあると言うデマ。ギルドからは正式にそれはデマだと布告するものの頭の良くない冒険者達にそれがはいそうですかと伝わる訳がない。

そんな訳で今日もアリナは仕事に追われる。

ライラは思った。アリナは受付の手際が良すぎるのではと。それで沢山受け持ちのクエストが増えてその後の処理に時間がかかる。他の受付嬢みたいに冒険者の自慢話を聞いたら、一人の受付時間が延びて処理人数が減る。ああ、だからアリナだけ残業してたのか。でもアリナはそう言うのは性に合わない。サボるのは嫌。感心だ。
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ところで受け付けた後の事務処理にあんなに時間がかかるのは、それはそれで書類システムがおかしいのではないのか。一体あんなに何を書いてるのか。

デマについてギルマスと白銀の剣が密談。あのスレイの時もそうだったが、あれは単発じゃなかったんだ。そしてそのデマに乗せられたのがルーフェス。白亜の塔の様な迷宮に冒険者が行って殺され魔神が復活している。誰だそんなの流してるの。そして何の為に?

連日冒険者は押しかける。そのせいで今日も残業。ジェイドが手伝おうかと言うが、魂胆が見えていると言ってアリナは断固拒否。死んでも嫌。それは酷いな。

でもジェイドはめげない。このままだと100年祭の三日間が全部駄目になるぞと。
仕方ない。一日血を吐く思いをしても残り二日で帳消しに出来る。
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アリナはジェイドの申し出を受けた。

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