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ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います・第4話

調査の為に白亜の塔に行った白銀の剣。しかしジェイドの別れ際のセリフはまるで死亡フラグの様だった。そしてそれはその通りの展開となって行く。白亜の塔で待っていたのは魔神シルハだった。シルハはディア・スキルを使う。シグルド・スキルのジェイド達では敵わない。シルハの初撃はジェイドの盾を貫いた。なんとか防いだものの、ジェイドは傷を負う。当然ルルリのシグルド・スキルも効かない。そればかりか、そのスキルは面白いなとシルハのディア・ドレインによって奪われてしまった。

これはもうどうしようもない。撤退以外の選択肢は無いが、それを黙って見過ごす相手ではない。だからジェイドは自分が盾となってロウやルルリを逃がす方法を選んだ。ルルリは嫌がったが、ロウが無理矢理担いで逃げた。

途中まで逃げてルルリはジェイドをあのままにして行けないと叫ぶが、ロウは俺達のリーダーが作った道を無駄には出来ないと唇を噛み締めた。だが、それで済まなかったのだ。ここにも魔獣が出現する。ジェイドもおらずルルリもスキルを使えず、ロウ一人でどうやって倒せると言うのか。

その頃、アリナはまだぞろ残業をしていた。今回はライラも一緒だった。ライラは既にすっかり疲れ果てていて、仕方ないのでアリナはドリンクを与える。このドリンク、ただのエナジードリンクだと思ったのに後でポーションみたいに使えるんだよね。

ライラはギルドが処刑人の追跡をやめたのを嘆いてる。処刑人が白銀の剣にすっぽりはまるのを期待していたのに。そんな話をしていた時にライラはアリナのポケットが光っているのに気がついた。これはジェイドが白銀の剣のメンバーの証として渡してくれたもので、仲間に危機があったら知らせると言っていたものではないか。
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これに気がついたアリナは立ち上がったが、白亜の塔迄走って間に合うのかと思ったけど、迷宮への転送装置があるんだな。当然兵士がそれを守っていて、ここはギルドの受付嬢が用がある場所ではない帰れと言う。

アリナはこの時思った。確かにそうだ。冒険者はいつも危険を覚悟の上で迷宮に行っている。それに対して自分はギルド受付嬢として安全な生活を選んだのではないか。しかしここで冒険者の安全を守れないのはギルド受付嬢の名がすたる。スキル発動。どけ、どかぬとこのハンマーをお見舞いする。ああ、もう受付嬢人生終わったな。

白亜の塔ではロウ一人で戦っていたが、善戦虚しくもうダメだと言う所でアリナが間に合う。あの魔獣ごときならウォーハンマーで一撃。ロウにはあのドリンクを渡して回復しろと言う。

奥では魔神が出現してジェイドが戦っている。ジェイドは自分たちを逃がす為に盾になってくれたんだ。魔神はいくつものディア・スキルを使うと教えられた。

果たして奥に進むとジェイドが倒れていた。声をかけても返事がない。そこに魔神シルハ出現。手遅れだったなと。こいつがジェイドをとアリナはスキルを発動させてシルハに一撃。

シルハはぶっ飛ばされるが、流石にこれだけでは倒されない。一撃で致命傷を与えないと再生してしまう。シルハの剣がアリナを襲うとした時、ジェイドの防御が効いた。シルハ、未だ生きていたかって言うけど、殺していたらジェイドの魂を食べていたのでは。

シルハは先人と同程度のディア・スキルでは全能の魔神には勝てぬよと次々と剣を飛ばして来る。確かに飛び道具はアリナには厄介だな。なかなか避けきれない。でもギルドの残業を無くす為、冒険者を全員無事に帰す為、アリナは立ち上がった。おや、その光は、一段越えたのでは。
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案の定、魔神の集中攻撃を食らってもアリナは無傷でこれを跳ね返してシルハに強烈な一撃を与えた。これでシルハは斃れぬ。

ただ、最後に消えかけたシルハが魔神は自分一人だけだと思うなよと言いかけたところで、アリナのトドメの一撃。

帰ってみたらギルドマスターのグレンは、兵士には口止めをしたから今迄通りで良いと言われる。今迄通り....残業も今迄通り。おい、受付嬢を倍にするって約束はどうなった?
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