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天久鷹央の推理カルテ・第6話

蘆屋炎蔵の呪いなのか室田教授までもが炎上してしまった、と言うのが前回迄。
多分通った事がある田無警察署の建物。そこで雄太は成瀬の徴収を受けていた。でも確か前回室田教授に関しては否認してると言っていた。小鳥遊を襲撃したのはほぼ現行犯逮捕だったけど。

小鳥遊に桜井から電話があって最初は桜井ぃとか言っていた鷹央がいきなり電話かせと言って桜井に質問した。室田教授の司法解剖は未だ結論が出ていない。そしてさらに追加の質問で室田教授の妻と娘の春香の通院歴は分かってるかと聞いたらそっちは警察は掴んでいた。場面ではそれが聞こえないけど。

もう一つ情報が欲しい鷹央。室田教授の血液があれば。でも焼死しちゃった。なんだが、鴻ノ池が担ぎ込まれた時にしっかり血液を取っていた。カルテに検査結果が出ていないのは死亡してしまったから来てなかったのだろう。すぐに血液検査室からデータを貰ったらナンダコレの値だった。どこがどうか指摘が無いと分からないけど。
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これはすぐに現地に行かなくては。小鳥遊、車を出せ!いや、つい先日爆破炎上されちゃったし。そんなすぐに次の車が来る訳が無い。これは鴻ノ池さんの出番ですねと思ったのに、何故か鴻ノ池はバイクのキーを小鳥遊に貸すのだ。そりゃ普通免許持ってたら運転は可能だけど普段乗ってないと乗れないよ。ましてや二人乗り。

行った先は室田家の蔵。そして描かれているのがポリタンク。いや、これって物騒な前触れじゃない。かと言って誰がそんなものを持ち込んだのか。雄太は警察で取り調べを受けてるし。

ここで描かれたのが室田教授の助手の加賀谷。まあ残された登場人物と言うと彼になる訳だけど。動機は?
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ここで事件の整理。そう、整理しないとこれ以降の鷹央の解説が追いきれない。
第一の事件:Cryptococusが原因の呼吸器や髄膜炎
第二の事件:倉本の炎上事件
第三の事件:碇教授の葬儀での爆破炎上事件
第四の事件:室田教授の炎上事件
第五の事件:小鳥遊の車の爆破炎上事件(おまけ)

第一のCryptococcusは誰が犯人と言う訳でもない。
第五は雄太が小鳥遊に私怨があって炎蔵の呪いを利用しただけ。
となると、一連の死亡事件と直接関係していない。

第二と第三は前回から言われている様に原因も真犯人も分かっていない。しかしあの血液検査結果から鷹央は黄燐が原因と推定した。では黄燐はどこから出てきて、どうして人体発火に繋がったのか。

黄燐は嘗てマッチに使われていたが発火温度が低いので赤燐に取って代わられた。これはチラと何かで見た様な記憶が。そしてこの蔵には黄燐のマッチがある。あの金庫の中。ああ、金庫から室田教授が巻物を取り出していたが、それが事件の調査と何の関係があるんだと前回書いたけど、そのタイミングで鷹央は金庫の中を見たのだ。黄燐マッチを。
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倉本は室田教授から貰ったマッチでタバコを吸っていた。それが黄燐マッチだった。あの電気ストーブが強調して描かれたのは胸ポケットに入れていた黄燐マッチが自然発火させた原因。それで倉本の身体だけが燃えた。焼け跡からマッチの痕跡が出ても警察は疑わないだろう。まさか一世紀も前に販売されなくなった黄燐マッチなど考えもすまい。

室田教授の炎上は、黄燐中毒による悪寒の訴えで救急車で電気毛布が巻かれた。救急隊員もまさか黄燐マッチが胸ポケットにあるとは思わなかったろう。でもその加熱で炎上。

倉本も室田教授も炎上したのは誰かの故意ではなくて悪い条件が重なった為。
そこまで話したら桜井と成瀬がある人物と一緒に来た。残りの人物ったら一人しかいない。

でも黄燐中毒は違う。違うが、加賀谷は全部自分がやったと言う。ただ、何故蔵を燃やすのか。それは証拠を消すため。蔵まるごと燃やすのはあの金庫を加賀谷では開けられないから。開けられたら中の黄燐マッチだけ捨てれば良い。

鷹央が言うには加賀谷が手を下したのは碇教授の棺の爆破炎上だけ。あれで時限発火装置を残し、真犯人への疑いを逸らす為。出たな真犯人を守ると言う話。碇教授棺爆破炎上事件でその場に居なかった者にアリバイを作る。

では碇教授の葬儀に居なかった者、室田教授の常用のマッチの中身を黄燐マッチにすり替えられる者、室田教授の食事に黄燐を仕込める者。室田教授以外に金庫が開けられる者(ご丁寧にこの金庫の番号は室田家相伝って言ってたから)、このAND条件を満たすのは室田春香だけだ。
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その動機は?
確かにここまでの描かれ方はおかしかった。登場してると言うのはチラとは描かれるが、本当にチラだけであまり前に出て来ない。登場させる意味あるの?と言う感じで。

鷹央が動機として挙げるのは、春香の通院歴。桜井から聞いていたよね。春香と室田教授の妻は打撲や骨折で「複数の」総合病院を受診していた。この直後に鷹央が言うけど普通は総合病院をいくつも受診しない。いつも病気になってる私にはすぐ分かる。

総合病院を掛け持ちするのは、DVを疑われるから。
その辺はここまで一度も描かれなかったけど、どうも室田教授の妻も春香も教授からDVを受けていたらしい。

春香は母が死んだのは教授に殺されたとの考えで戻って来た。ただ、復讐するにしてもそう簡単には出来ない。そこで思いついたのが黄燐マッチ。教授常用のマッチの中身を黄燐マッチとすり替える。

ただ、そうそう事故は起きない。そうこうするうちにCryptococusの感染事故が起き、何故か碇教授の棺は爆破炎上され、春香は何が起きてるか分からないままに強硬手段に出る。黄燐を直接食事に混ぜると言う。

プレヤーが各々別々の意志で各々の行為をし、それらが積み重なったせいでワケワカラン状態になっていた。真犯人が一人ではない上に個別の意志でやっていたから。

覚悟した春香が蔵の中に入って行く。うん、これはヤバイね。どう見てもガソリンに火を点ける流れ。案の定、ガソリンに引火。中には小鳥遊と春香が取り残される。中で小鳥遊が説得するのだが、京都アニメーション事件を知ってるとガソリンに引火してそんな悠長な事やってられるのか。

どーすんのよと思ったら、崩れた入口を鴻ノ池のバイクで鷹央が突入して来て血路を開く。開くのは良いのですがまた説得か。ここまで小鳥遊も鷹央も有無を言わさず春香を気絶させて運び出すのかと思っていた。ただ、物語的にはこのあとの鷹央のセリフが重要だった。鷹央は春香の気持ちなど分かるかと言って続けた言葉は、お前の母親はどうして家を出させたか理解してるのかと言う。おまえを助けたい生きて欲しいと思ったからだろう。それをここで死んで良いのかと。これでやっと説得出来たよ。
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さて、一つだけ問題が解決していません。
鴻ノ池のバイクも炎上してしまいました。いや、これどう見ても小鳥遊が弁償する物じゃないだろ。

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花は咲く、修羅の如く・第5話

吉祥寺先生から新入部員の一年生にNコンの説明。多分夏江と冬賀はもう知ってる事だろうけど。前回まで「大会」と「Nコン」は別物かと思っていたが、違った。確かにそう大きなジャンルでないのに二種類競技大会があるのは大変だ。先ずは京都大会。エントリーは今月末。もう!
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以前から言われていたけど個人はアナウンスと朗読の二部門。他に作品参加と言うジャンルがあるらしい。エントリーの二週間後には当日読む原稿を添えて出さなければならない。アナウンスは当然自分で原稿を書くのだろうが、朗読と言っても課題図書のどの部分を読むのかとかで原稿を出さなければならない。

花奈、好きな物を選ぶと言う事で悩んでいた。その帰り道に猫井が追いついて来て夏江はどう?と聞いて来た。第二中で一緒だったと言うのだ。ここが相変わらずWikipediaとズレてる。Wikipediaだと夏江は第三中。公式サイトには何も書かれていなくてWikipediaの単なる間違いなのかどうか分からない。え?原作読め?

花奈は「青い春を数えて」に気持ちが向いていた。瑞希からもその短編集の中には放送部の話もあると言うのだ。おや、武田綾乃さんひょっとしてその放送部の話を膨らませて花修羅の原作にしたんでしょうか。

読み進めるうちに花奈は「青い春を数えて」が良いなと思った。これだ。

翌日の登校時、猫井が夏江を見つけて追いかけた。夏江、いつも通りそっけないけど、そこに猫井が地雷を踏む。みさっきー(?)が夏江の事を気にしてたよと。でも夏江はその子の話をするなと言うのだ。なのに猫井は続けてみさっきーは夏江が朗読続けてれば良いのにと言ったので怒る。

でも怒った矛先が花奈へ。その「青い春を数えて」で大会に出るつもりじゃないでしょうね。私はその本が大嫌い。いや、そんな事、知った事か。ただそれだけでなく夏江は花奈が勝ちたいのなら「変身」にしろ、勝ちたいのなら私に従え。流石に猫井でも「従え」って何だと思った。

花奈も何故夏江は自分にキツイのだろうと思った。その日の帰り、夏江が傘を忘れて行ったと見て花奈は追いかけたけど、確か登校時に夏江は長い傘を持っていた。だから折りたたみが置き傘と言うのは分かった。でもこれで花奈が夏江と面と向かって話が出来る。

自分は「青い春を数えて」を読みたいと言う。夏江は好きだから選んだだけだろうと言う。花奈としては先輩達も好きな物を選んでると反論するものの、夏江の評価はキツイ。生ぬるい結果で満足してる人の意見を聞いてどうする。これに花奈がさらに反論。先輩達を悪く言わないで。そして夏江の痛いと思われる部分を突く。本当は朗読をしたいのに我慢してるのではないか。

こう言われて夏江ははっきり自分の意見を言い出した。自分は「負ける私が大嫌い」。ここが発端だったんだな。あとでもっと詳しい話が出るけど。

びしょ濡れで部室に戻るからみんなから夏江と何かあったのか問われる。ここで秋山が分析結果を解説。花奈と冬賀は好きな物がはっきりしていてそれを重視する。でも夏江と、そして自分秋山は努力には結果がもたらされなければならないと思っている。だから結果が得られる物を選ぶ。

ただ冬賀は秋山の意見が納得出来ない。じゃあ何故秋山は部活に入ったんだ。この辺、秋山にも何かあるみたい。

それでも夏江と友達になりたいと言う花奈はこの後も夏江に纏わりつく。夏江曰く、花奈には必然性が無い。必然性を強調するけど、それって自分の意志による選択が出来てないと言う事では。向き合って欲しいならそれだけの価値を見せろと言う夏江。

ただ、花奈が前向きなのだ。それって読みがうまくなったら仲良くなってくれると言う意味だ。
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今回、花奈が凄い前向きな子だと分かった。

そんな花奈に瑞希が吉祥寺先生が作ってくれた原稿を渡してこれで勉強しろ。へー、そんな原稿があるんだ。ともあれこれで懸命に勉強する花奈。

そして或日の下校の時、花奈は夏江を呼び止めて朗読を始めた。これには夏江が引き込まれた。花奈がこんなに成長している。

帰り道、花奈がまた夏江の後をついていく。朗読に真面目に取り組んでるのを見せたかった。ここでやっと夏江が苛つく原因を話してくれた。

中学の時、幼馴染だった「みさっきー」が夏江にくっついて放送部に入った。いつも彼女は夏江って凄いねーと言っていたのに二年の時にNコンの朗読部門で全国に行ったのは彼女の方だった。彼女はまぐれだと言うがそれが尚更腹立たしい。これだ「負ける自分が嫌い」と言う夏江の発端は。そして花奈は彼女と似てると言うのだ。

ただ、夏江は花奈を認めてくれた。
これで友達だよね。
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本当、予想外に花奈って前向きな子だった。

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サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話・第5話

ウルマンダー、ウチムラにデートに誘われました。二人で街に行こうと。
デートに誘われたからには勝負服と、魔人としての勝負服は肉体を見せる事にこそあると言う服を選ぼうとしてオルルに止められて人間のデートに相応しい服を用意して貰った。
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ところがデートではない。市場調査。
魔王軍に何が不足してるのか。何が必要なのか。

立ち寄った店ではウチムラの名前が既に知られていた。流石商人。情報が早い。ウルマンダーと一緒に来てるとあってはこちらは如何でしょうと純金製の食器を見せてくれる。そして勧められたのはペアグラス、夫婦グラス。ウチムラは速攻で売ってくれと言うので喜ぶウルマンダー。でもウチムラはその代わりに情報が欲しいと言うのだ。ここ、ウルマンダーがメインになったので何を聞いたか分からないけど。

休んで市場調査の整理。魔王軍は近隣の部族を併合したがその結果人口が増えて主食となるギムの値段が高騰してる。それはウルマンダーも感じて商人にもっと安く売れと責めたものの、商人もこれがギリギリだと言うのだ。となると卸しで値段が上がっている。

でも卸しが不当に釣り上げてるかどうかは現時点では分からない。

この話をしてる所にゲーノームがやって来た。これから調査も終わって愈々デートだと思っていた所で水をさされたウルマンダーが怒る。

でもそこにさらにゲーノームを頼って来るネズミみたいな獣人が居た。先を見ても分からなかったけど、どうしてゲーノームを頼ったんだろう。てっきり普段から市民の面倒を見てやってるのかと思ったのだが。

ネズミ獣人が言うには、二人の店は長年チモズと言うモチみたいな食べ物を扱っていた。ただ、年々売上が落ちて来ている。そんな長年の傾向だけなら今切羽詰まって助けてと言う事にはならなそう。

何があったかと言うとブタガリアンと言う商人がやって来て、最近のギム高騰の中で腹持ちの良いチモズなら売れると大量発注したのだ。
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ところが納品の日にチモズは賞味期限が一日しかないのは知らなかったから取引をやめると一方的に言ってきた。これ、現代社会だとあちらに瑕疵があるのでお金払わないとだめだけどね。この世界では未だそう言う事になってないのだろう。ともあれこれで大量のチモズを抱えてしまって、しかも賞味期限が一日しかないので途方に暮れていた。

そこでゲーノームはウチムラを頼った。ウチムラ、ゴールを明確化した。300人分のチモズを今日中に売らねばならない。

チモズはモチ同様にそれだけでは味にインパクトが無い。だからモチの様に焼いて味をつけたりしたら良いだろう。そしてこのチモズの購入層はどうなっているのか。伝統的な食べ物で高齢者にしか売れていない。若者には名前すら知らない者も多い。

そこでウチムラは味付けの工夫を、ウルマンダーには協力してくれる店へ依頼を頼んだ。ウチムラは鐘と太鼓を叩いて宣伝に出た。ゲーノームが言っていた今日はルーヤデー。大切な人に贈り物をする日。祭も行われている。祭を盛り上げるのがウルマンダー。

とは言ってもルーヤデーはあまり知られていない。なのでウチムラは紙芝居でルーヤデーの内容を語った。この中でしっかりチモズも宣伝。面白い話の中で登場した品物は買ってみたくなる。そこに改良された七色チモズを披露。

若者にはチモズに馴染みが無かったのでこの七色チモズは新鮮だった。新しい購買層が開拓されてどんどん売れた。こうして無事チモズは完売。

やっと良い雰囲気になれるかと思ったウルマンダーだけどウチムラは相変わらず仕事の事しか考えてなかった。
参考資料

さて、今回の市場調査で得られたのはウルマンダーでカットされたけど、金を産出する国ランページ王国の話。豊かな国との交易は国を富ますのに必要。ただ、取引の商材を何にするか。魔王様、商材ならあると言う。それはあのローズマリン。あれを売っても模倣品をそう簡単に作れるものではない、技術はこちらにあると言うのだ。それを生んだ人材はこちらだけにある。

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全修。・第5話

ナツ子が未だ生きていた頃(と書いたけど、本当に死んだのかな)、あの初恋の監督だったもののさっぱりコンテが捗らない。誰かにコンテ描かせましょうかと言われても自分が描くのか一番早いと言って受け入れない。これが大コケしたらうちの会社潰れるのかななどと囁かれていたが、流石に「滅びゆく物語」みたいな大コケは無いだろうとも言われていた。その「滅びゆく物語」の中にまさに居るナツ子。

でも「滅びゆく物語」の世界の中で今ナツ子は連戦連勝。もうここまで来ると何がオリジナルアニメか分からないけどスケバンみたいなのとか美少女戦士みたいなのとかドカベンみたいなのを描いてヴォイドを一網打尽にしていた。ユニオ、そこは「もうあいつ一人でいいんじゃね」って言う場面だ。

でもルークはモヤっている。
モヤッてるのはナツ子に全部任せて良いのかと言う点ばかりではないが。

一方でナツ子も分かってるが映画で見た展開からはもう完全に外れている。でも出て来たヴォイドにどんな絵を描けば良いのかそれで済んでるうちは未だ良い。

さてデステニーさん登場。あれ?何だか体つきが変わった?
参考資料
と思ったら、確かにそうで、ムキムキになってる。

今はあの望みだった孤児院を作って孤児達をそこで養育してるらしいが、この世界にはまだまだスラム街に居て救われていない孤児が沢山居ると言うのだ。うーん、確か唯一最後に残った町長がムキムキの父親で、そんな状況は統治に失敗してるのでは。

デステニーからの依頼はその沢山居る孤児達にサーバルキャットハウスの事を教えてなるべく頼って欲しいと言うのだ。だが、孤児達の多くは大人に警戒心を抱いていて来てくれない。だからナインソルジャーなら警戒心を持たれないから孤児達の心を開いて来てくれる様にして欲しいと言うのだ。

そう言う地区は沢山あって、手分けして行こうと言うので、ナツ子とルーク、それに二人だけにしておけるかと割り込んだユニオで絶望地区へ行く。でも絶望地区と言うのは設定資料集にも無かった。

ヴォイドを倒したら絶望地区を何とかしたいと言うルークに意外と大人なんだねとナツ子に言われたら、俺は大人だとムキになるルーク。

タップを盗まれるナツ子だが、この地区の子供はみんなこんななのだと言う。こんなだと言われた子供達ではあるが、流石にナインソルジャーの威光は凄い。ナインソルジャーだと知ったら戦隊ヒーローみたいな感覚で集まって来た。そんな子供達にナツ子は嘗てナインソルジャーに居たらしいキャラの絵を描いてやる。その時ジャスティスの名前が出たらルークがピクリと反応した。

この騒々しい子供達をナツ子が絵と歌で人心掌握するのだ。それどんな才能だよ。
参考資料

スラム街通いは何度目かになっていた。ナツ子が足が棒になると言う位に。でもその何回目かにすっかり没落したジャスティスと遭遇。展開が変わったせいでこの姿のジャスティスの事をナツ子は知らないらしい。

でも過去のジャスティスは知ってる。ある時二人だけで話す機会が出来た。ナツ子はその過去の話をジャスティスに語る。八つ目のソウルフューチャーを失った戦いでガンガーは命を落とし、ジャスティスも負傷した。でもその時のルークはジャスティスが負傷したとは知らずにガンガーにばかり気を向ける。

この時ジャスティスは負傷を隠してナインソルジャーを離脱する。多分その時はその程度しか描かれなかったが、今目の当たりにして分かる。やはりその翼は飛べない翼になっていたんだ。何故その事を言わない。勝手にナインソルジャーを抜けて堕落した姿をルークに見せてそれで良いのか。ジャスティス、こんな飛べない姿になった自分にルークはきっと責任を感じる筈だ。でもルークにはそんな事を思って欲しくない。逆に自分を憎んでくれる方が良い。

今のナインソルジャーはヴォイドには楽勝だと言うナツ子に慢心は足をすくわれるぞと言うジャスティス。多分この時はそこまで深い考えは無かったかもしれないが、でも今回のアバンで自分がやった方が早いと言ったナツ子だからな。

そしてヴォイド反応がまた出現。
ナインソルジャーの出動となるが、その時にナツ子に語りかける鳥らしきものありけり。
「無駄だよ、修正しても無駄だよ」
参考資料
やはり全修の意味はこの世界の全修か。

現場に駆けつけたら卵みたいなのが沢山あるだけ。襲って来ない。今回もチャチャッとやっちゃいましょうとナツ子が作画して浪人武士を描いた。これって何がオリジナル?

兎も角武士は卵を全部斬ったものの、その中から粘性のある物が出現した。やはり斬ったら出て来るやつだったか。これが触手の如き動きで襲って来る。タップは作画追加と言う。あの武士だけではだめなのだ。ナツ子、全部自分で描くとばかりに今回も作画を始めるが、しかし間に合わない。武士は倒され、触手がナツ子を襲う。

ナツ子を助けるのはジャスティスかな。
身を挺して。

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メダリスト・第5話

いのりは12.64点で現時点で1位となった。そして愈々ミケの番。那智はちゃんとこなせば行ける、優勝出来るとミケに言っていた。あ、そうなんだ。いのりのあの加点結果後でもミケの普段通りの滑りが出来たら勝てるんだ。そしてミケはそんなの分かってる。と、相変わらず大人の言う事なんて信じたら駄目だと言う態度だった。これが本当に謎で、あんな人の良さそうな母親を持って何故こうなったのか。

今回やっとその理由が描かれる。保育園か幼稚園の頃に先生から冤罪を着せられたのだ。そこからか。

そしてミケの演技が始まった。あー、流石にフィギュアスケートの演技してる時はミケのいつもの顔じゃなくなるんだ。そうだよね、その辺も審査されるみたいだし。当初はうまく滑れていたがその中でもミケは心臓のドキドキが収まっていなかった。そしてそれは思っていた演技を失敗に導く。連続ジャンプだった筈が単独になった。ここでミケが完全に気持ちをそれに持って行かれる。ここで那智が当初の組み立てに失敗してもリカバリで内容を変えれば良いと言うが、そう言うもんなんだな。どこかで失敗した場合に組み立てを本人が考えて変えるんだ。でも今のミケはそんな状態ではない

那智「かおー!」
参考資料
那智、おまえも「かおー!」
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いつもはちゃんと出来るのに、やり直したい。自分の悪いところやり直したい。それでやったのは飛び直し。この場面、司と瞳が解説してくれたが初級では同じジャンプをもう一回やっても無効で加点されないそうだ。あ、やっと少し分かって来た。フィギュアスケートって「技」を採点されてそれを積み重ねて最終得点になるんだ。

那智が出迎えるが、ミケはそのまま逃げ出した。那智は今迄ミケが会った大人と違う。ミケが自分で失敗だったと思った事でも全部まるごと引き受けてくれる。ミケが自分を否定しようとしてもそんな必要はないと言ってくれる。ミケの長所は何があっても何糞と言えるところだ。勝てば正しくなるんだ。

ミケの結果が出る。11.17点。初級での順位は三位。
ここにいのりが来てくれた。いのり、試合が終わったらまたミケと友達やってくれるかなと思っていから。この言葉にミケが喜んで、ケンタウロスに。
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さてノービスの試合。TV局とか来てる。昨年はノービスではこんな事なかったのに。そこに入って来た鴗鳥理凰、光が居るからだろうと言う。以前彼から何だおまえこのエビフライと言われたのでいのりがびくびくしていたけど、理凰の方は記憶もしていなかった。そして彼の父は鴗鳥慎一郎で、銀メダリストだそうだ(司談)。

こうして始まるノービスの試合。光の前の柴崎はるかと言う人の得点は78.44点だった。これが初級との差なのか。いのりは12点台で一位だったけど値が桁違いじゃないか。やはり「技」の積み重ねで得点が全然違うんだな。

光の演技が始まる。あれ?この曲なんだったっけ?曲自体を知らずとも誰の作曲かは何となく分かる(サン=サーンスだった)。それはさて置きこれが難易度の高い技を積み重ねると言う事か。しかもそれを失敗させず曲に合わせて表現をして行く。

スポーツに全然興味が無かったからご多分に漏れずフィギュアスケートも全然興味無かった。でもオリンピックが行われるとニュースの時間にチラと流されるから画面を見る訳だが、その時は「何だか曲が流れている中を滑ってるね、ジャンプとか回転とかしながら」としか思っていなかった。本当に。

それがやっと分かったよ。これがフィギュアスケートなんだ。曲に合わせて華麗に技を決めて行く。そしてこれが加点されるんだ。初めて知った。

光の得点は97.23点。みんなノービスで90点台すげーと言っている。ノービスだとここまで加点出来ないんだな。確かに凄かった。でも司は何か疑問を感じていた。本当に鴗鳥慎一郎コーチ(カタログにそう書いてある)の振り付けなのか?
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いのりは光の演技に衝撃を受けてあれだけの子が何故自分なんかと滑りたいと言ってくれたのか疑問を持った。だから光に会いたい会って話がしたいと控室の方に一人走っていただ、あ、この一人での場面は誰かと会う流れだ。

案の定階段で不気味な男と会い、驚いた拍子に階段から転落しそうになる。結果的にはその男が下敷きになって助けてくれたのだが、ヒールしなくちゃといのりはまたも麦茶をかけた。そこにやって来た司がそれを見かけて、でも麦茶に滑って倒れて司もかけられた。

司が目を覚ますと隣にあの黒い男。タオルあるかと言うから、ここは普通は今倒れている司を拭くと思ったのに自分の髪を吹き出す。拭くために髪を上げたらいのりでも分かった。金メダリストの夜鷹純に似てる。そりゃ似てるさ、本人だから本人に似てる。

ここでいのりは思い出した。光に会いに行く途中だった。だが夜鷹は光は帰らせたと言う。夜鷹が光のコーチだったのだ。司が違和感を持ったのは振り付けをしたのが夜鷹だったから。

しかしいのりが光に伝言して欲しいと言う事で夜鷹が言い捨てる。君などが光に勝てる訳がない。いのり、ショックと思ったけど、ここで司が反論。撤回しろ。いのりは勝てる。

それを聞いた夜鷹、ほう、この子が光に勝てる?それはつまり君が僕に勝てると言う事だね?
参考資料

でもこれを聞いた司が怯むどころか奮い立った。
自分の一生をかけてもいのりを勝利させる。

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ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います・第4話

調査の為に白亜の塔に行った白銀の剣。しかしジェイドの別れ際のセリフはまるで死亡フラグの様だった。そしてそれはその通りの展開となって行く。白亜の塔で待っていたのは魔神シルハだった。シルハはディア・スキルを使う。シグルド・スキルのジェイド達では敵わない。シルハの初撃はジェイドの盾を貫いた。なんとか防いだものの、ジェイドは傷を負う。当然ルルリのシグルド・スキルも効かない。そればかりか、そのスキルは面白いなとシルハのディア・ドレインによって奪われてしまった。

これはもうどうしようもない。撤退以外の選択肢は無いが、それを黙って見過ごす相手ではない。だからジェイドは自分が盾となってロウやルルリを逃がす方法を選んだ。ルルリは嫌がったが、ロウが無理矢理担いで逃げた。

途中まで逃げてルルリはジェイドをあのままにして行けないと叫ぶが、ロウは俺達のリーダーが作った道を無駄には出来ないと唇を噛み締めた。だが、それで済まなかったのだ。ここにも魔獣が出現する。ジェイドもおらずルルリもスキルを使えず、ロウ一人でどうやって倒せると言うのか。

その頃、アリナはまだぞろ残業をしていた。今回はライラも一緒だった。ライラは既にすっかり疲れ果てていて、仕方ないのでアリナはドリンクを与える。このドリンク、ただのエナジードリンクだと思ったのに後でポーションみたいに使えるんだよね。

ライラはギルドが処刑人の追跡をやめたのを嘆いてる。処刑人が白銀の剣にすっぽりはまるのを期待していたのに。そんな話をしていた時にライラはアリナのポケットが光っているのに気がついた。これはジェイドが白銀の剣のメンバーの証として渡してくれたもので、仲間に危機があったら知らせると言っていたものではないか。
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これに気がついたアリナは立ち上がったが、白亜の塔迄走って間に合うのかと思ったけど、迷宮への転送装置があるんだな。当然兵士がそれを守っていて、ここはギルドの受付嬢が用がある場所ではない帰れと言う。

アリナはこの時思った。確かにそうだ。冒険者はいつも危険を覚悟の上で迷宮に行っている。それに対して自分はギルド受付嬢として安全な生活を選んだのではないか。しかしここで冒険者の安全を守れないのはギルド受付嬢の名がすたる。スキル発動。どけ、どかぬとこのハンマーをお見舞いする。ああ、もう受付嬢人生終わったな。

白亜の塔ではロウ一人で戦っていたが、善戦虚しくもうダメだと言う所でアリナが間に合う。あの魔獣ごときならウォーハンマーで一撃。ロウにはあのドリンクを渡して回復しろと言う。

奥では魔神が出現してジェイドが戦っている。ジェイドは自分たちを逃がす為に盾になってくれたんだ。魔神はいくつものディア・スキルを使うと教えられた。

果たして奥に進むとジェイドが倒れていた。声をかけても返事がない。そこに魔神シルハ出現。手遅れだったなと。こいつがジェイドをとアリナはスキルを発動させてシルハに一撃。

シルハはぶっ飛ばされるが、流石にこれだけでは倒されない。一撃で致命傷を与えないと再生してしまう。シルハの剣がアリナを襲うとした時、ジェイドの防御が効いた。シルハ、未だ生きていたかって言うけど、殺していたらジェイドの魂を食べていたのでは。

シルハは先人と同程度のディア・スキルでは全能の魔神には勝てぬよと次々と剣を飛ばして来る。確かに飛び道具はアリナには厄介だな。なかなか避けきれない。でもギルドの残業を無くす為、冒険者を全員無事に帰す為、アリナは立ち上がった。おや、その光は、一段越えたのでは。
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案の定、魔神の集中攻撃を食らってもアリナは無傷でこれを跳ね返してシルハに強烈な一撃を与えた。これでシルハは斃れぬ。

ただ、最後に消えかけたシルハが魔神は自分一人だけだと思うなよと言いかけたところで、アリナのトドメの一撃。

帰ってみたらギルドマスターのグレンは、兵士には口止めをしたから今迄通りで良いと言われる。今迄通り....残業も今迄通り。おい、受付嬢を倍にするって約束はどうなった?
参考資料

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