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ハニーレモンソーダ・第1話

始まった瞬間に女性誌っぽい内容と雰囲気で、どこの雑誌に掲載されていたのかとOPを見ていたら「りぼん」だった。同じりぼんでもアクロトリップとこの作品の違い(笑)。

八美津高校に入学した石森羽花。ところで八美津って文字だけで見た時は「やみつ」かと思ったのに「はちみつ」かい。或日の登校場面で、アバンで登場した黄色い髪の毛の男子の後から石森は学校に向かっていた。その黄色い髪の毛の男子三浦界に絡むヤツが居る。俺達より目立つなって、何このガラの悪い高校。その絡んできた連中に三浦は手にしたトレードマークの様なハニーレモンソーダを振って蓋を開けようとしたので連中は蜘蛛の子を散らす様に逃げる。逃げるが、その後ろに石森が居たのだ。ハニーレモンソーダをモロに浴びて、三浦はあ、悪い、程度の反応だけど一緒に居た遠藤あゆみがフォローしてくれる。

石森は制服にソーダを浴びてしまったのでジャージで授業を受ける事になるが、先生から突っ込まれたくないなあと思っていたら、先生ジャージは何だと聞いて来た。三浦に。三浦、さり気なく自分の方に目が行く様にしてくれたのだ。あるある、ワルみたいな子がさり気なく庇ってくれる場面。

なので石森は三浦にお礼を言おうとしたけどうまく言えない。そこで三浦が自分が言うとおりに繰り返せと言う。

遠藤が数学の授業の時に当てられて、そんなの分からないよーと言い、だったら友達に聞いてもいいぞ、どうせ分からないだろうけどって先生が言う。それで良いのかこの学校。ただ、石森は分かる。朝助けてくれた遠藤に応えたいと石森が解答を見せてやった。これでクラスで凄いなって言われるこの学校大丈夫か。

石森、実は中学の時にいじめられていた。うまく反応が返せない事から。高校に入ったら変わりたいと思っていたのだ。まあ過去の自分がうまく出来なかったのを反省するのは良いけど否定をするのはどうかと思うよ。ともかく、そんな訳で遠藤にもノートを見せる事が出来た。

しかしこの八美津高校にその中学時代に石森をいじめていた子達も来ていた。石森を見てまたいじめてやるかとか言ってる。そして事実、靴をゴミ箱に捨てたりする。それを拾って立ちすくむ石森に三浦は言う。ちゃんと言い返せ。そして助けて欲しい時には助けを求めろ。
参考資料

石森はこの三浦に過去一度だけ会っていて、その時に見初めたらしい。あのいじめっ子とぶつかって倒れていた路上で高校案内を拾ってくれたあの三浦に。でもどうやって同じ学校を選べたのかと思ったら、あの高校案内にあった八美津高校に自分も行くのだとあの時に言ったんだだな。それが石森が真聖高校の入試の時にペンが全く動かなくなってこの学校に来た理由だったか。

或日、またぞろあのいじめっ子達が本格的に石森をいじめにかかる。パン買って来いよと。その彼女達に石森がハニーレモンソーダを取り出す。そしてぶっかけた、三浦の様に。当然そのいじめっ子達は何するんだと凄むが、そこに三浦達がやって来た。三浦は言う、さあ言ってみるんだ、自分の後について。これで石森がはっきり「助けて」と言える。よく言ったと、三浦はいじめっ子達にすごむ。次、この子に何かしたら俺が黙っていない。その言葉に涙ぐむ石森に三浦は言う。前みたいに道路にうずくまって泣くなよと。覚えてたんだ、あの日の事を。

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