日本へようこそエルフさん。・第1話
日本に来たエルフと言うと真っ先に浮かぶのが「江戸前エルフ」のエルダ様。
それから日本に慣れていないお嬢様をエスコートする話だと「多田くんは恋をしない」のテレサ。
この二つを思い出した。
この話、何故エルフが日本に来たのか。それはこの作中では人間は何か一つ特別な力を持っていると言う所から始まる。北瀬一廣は毎日必ず定時であがって(どこかのギルド受付嬢かい)、そして何をするのかと言うとお弁当を作って寝る。
これがどう言う意味かと言うと一廣は寝ると夢の中で異世界に行けるのだ。異世界では登録時に失敗してカズヒホになるけど。そしてそこで馴染みとなったのがエルフのマリア―ベル、略してマリー。マリーはカズヒホのお弁当が好きでいつも付き合う様になっていた。
或日ナズルナズル遺跡に行ってみたら、魔導竜ウリドラの巣に閉じ込められてしまい、ウリドラのブレスで死亡....と言う訳ではなく、一廣は夢の中でやられてしまうと目が覚めて元の生活に戻るのだった。
ただ、今回は思わずマリーを抱きしめたせいで、マリーも現代日本に連れて来てしまったのだ。服無しで。
と言う訳で日本へようこそエルフさん、となる。一廣はマリーに服と下着を買ってやって(着方はどうやって分かった?特にブラ)そして食事に連れて行く。異世界でも食い意地がはっていたエルフなので、現代日本の食事はとても美味しいらしい。
でも普通は「大変だ連れて来てしまった!どうやって元の世界に戻れるんだ」と言う方を試すと思うのだが、ここはマリーが真っ裸で来たせいで何はともあれ服を着せなくちゃと言う方向に進んだの結果なのだろう。その意味で真っ裸で来た意味はあったのだ。ラッキーすけべよりも(そうか?
そしてその戻る問題だが、二人で抱き合って寝たら一廣と一緒にマリーは元の世界に戻れるのかな。自由に行ったり来たり出来たらもう移動出来ないと言う心の覚悟は要らないね。