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サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話・第3話

オルルがすっかりウチムラの部下になっている。他の部族との交渉も順調らしい。そしてこれを表彰してウチムラに功労賞が出るとの事。それを聞いて喜ぶウチムラだが、会社への忠誠心がゼロの私から見たら本当にウチムラは社畜だと思う。私は別に会社への功績の為じゃなくて特許を取って会社業務に結果的に貢献して社長賞は貰ったけど、それを目的にしてなかったからそれきりだな。

そして次にウルマンダーが入って来て今日の食事。うすーいギム粥。あれ?前回オーガ族の経済的な危機を救ったと思った魔王軍なのに、こんなに貧しいの?
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偶には肉が食べたいとウチムラが呟いたのをウルマンダーが聞きつけた。よし、狩るか。魔獣被害の場所へ行って魔獣を狩る。オークから助けが来ていたからついでに。

キノコを見つけて採取するかと見ていたら魔猪出現。ウルマンダーさん、四天王で強いのだろうけど一撃の破壊力がそんなに無いな。魔猪が倒れないぞ。素手で戦っても倒れないのなら武器が必要ではないのか。

と思ったら右腕が変化して鋼鉄となった。これで魔猪が倒せる。

近くのオークの村に魔猪を持って行って、魔猪を肉として食べる。え?オーク、猪食べてよいの?ウルマンダーが料理してやると言って直火焼きだと言うけど、炎で丸焦げじゃないか。

猪は自分が料理します!と言ってオークの設備と塩とキノコを使って料理完成。あまりのおいしさにウルマンダーがおはだけ。
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料理方法が発達していないのは日常的に材料が手に入らないから。それだけ貧しいから。魔王軍の領地を豊かにせねば。

帰路はウルマンダーの魔法で灯りをともして帰路へ。これは魔人にしか使えない能力だと言う。ただ、この後のウチムラの指摘はウルマンダーの気分を害した。この魔法の使い方は不便ではないのか。魔猪との戦いの時もそうだった。もっと武器を使ったり服は防御力のある物にしたらどうか。

これはウルマンダーの誇りを傷つける。
と言う事でウチムラを置いてウルマンダーは一人で帰ってしまう。

翌日魔王様にこの件を問い詰められた。何かあったのか。
それでウチムラは謝るのだが、これも社畜の謝り方だな。同僚とのトラブルを起こして申し訳ありません、ってそっちかよ。

そんなウチムラに直々の命令。ウルマンダーの誤解を解いて和解せよ。
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それでウチムラは考えた。何故ウルマンダーは怒ったのか。
ファクトベースで考えろ。ああホントに会社員の考え方だよね。ともあれそれでウチムラは気がつく。魔法が使えるのが魔人の誇り。その魔法は身体を鍛え上げる事で強くなる。だから鍛え上げた身体も誇り。なのに薄着だから服着ろ武器使えと言ってしまった。

まあウルマンダーもウチムラと喧嘩したので落ち込んでいた。
その辺、オルルがウルマンダーの思いついてない事を教えてあげる。

と言う事で、ウチムラとウルマンダーの価値観が違うのをお互い理解して和解。
それで良かったのだが、魔王様からの功労賞を、ウルマンダーとの共同で出来た事だと魔鉱石をウルマンダーに捧げるのだが、これって実は求婚の意味で、そんなのを公衆の面前でやるとか何だとウルマンダーが怒る。

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