Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。・第1話
広義の追放物だけど、妙に情報量が多い。
Aランクパーティーのサンダーパイクに居たユークだが、報奨金の分前が一人だけ少なく、ただ少ないだけではなくクエストに参加すると赤字になる程の少なさだったので、もうやってられないと自分から離脱を宣言した。この場で他のAランクの連中がユークを見下す言葉を投げつけるので、サンダーパイク最低だなとあっさり悪者認定して袂を分かつ。
一人になったユークは新しいパーティーを探す事になった。ここで苦労するのかなと思ったのにいきなり嘗ての教え子の一人のマリナに見つけられてあっさりマリナのパーティーに参加する事になった。そこにはやはり教え子だったシルクとレインが居て、先生なら歓迎だともう入っちゃった。
ただこの場面でこのパーティーは武闘系が弱いのではと見えた。マリナがどうやら剣士みたいだがこの時点であまり強そうには見えない。シルクは最初なんだろうと思ったらダンジョンに入って弓を使ったので遠距離攻撃系か。そしてレインが魔法使いかな。第五階層のフロアボスが怖いからその手前で済ませたいと言うパーティー。
これをユークが率いてクエストの魔鉱石採取に向かう。ユークの力でマリナとかは普段以上の力を発揮。しかもユークの錬金術のおかげでユークが使う道具の燃料とかは高価な物を買う必要が無い。これで赤字経営にはならずに済みそう。しかもダンジョン内で良い食事出来るし。Aランクの行く場所がきつすぎたのか。
そして最後にフロアボスを倒すにあたってライブ録画をする。ユークはフロアボス戦は振り返りの為に録画するのだと言うが、マリナはライブ配信しようと言う。そう言えばサンダーパイクのライブ配信もユークが請け負っていた。そしてその後チラとこのライブ配信ロボのキャメラット君を欲しいなーと言うキャラが出たりする。これがちょっと意味を持つのか。何しろ公式サイトに行くとマウスカーソルがこれになって、小さい部分をドラッグするのに凄い不便なんだけど。
で、元教え子ってのが情報量を増やす。ユーク、どこで教師業をやってたんだ。それはどうしたんだ。その仕事でも良いじゃないか。
あ、一つ付け足し。ユークがサンダーパイクを脱退して他のパーティーを探すと言った時の受付嬢の受け答えが良かった。5年もやったら色々ありますよねとそれ以上聞かないのだ。