マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~・第1話
OPで幼い子供達が登場して、後から分かるマリーが可愛いなと思ったのにOPの中で成長しちゃってちょっと残念(苦笑)。
さてその提示されたキャラだけどマリーの弟としてシオンが誕生。3年の月日が経ってシオンもマリーの後を走れる様に....え?三歳児ってもうこんなに大きくなるの?
シオンは三歳児としてはしっかりしていて賢い子だなとマリーは思っていた。そしてマリーはお姉ちゃんとしてシオンの事を守って行くのだと思っていた。いっぽうでしっかりした子ながらシオンだって「ごっこ遊び」してるよねと、ファイアーボールを撃つ練習を見てそう思っていた。ごっこ遊び!
そしてそれからさらに三年の月日が経った或日、シオンが父親に魔物って居るのかと問う。父は居ると答え、だから外に出るんじゃないぞと。では聖霊や妖精は?聖霊は聞いた事が無いが妖精は居るらしい。では魔法は?
魔法?魔法って何だ?父の答えは魔法と言うものの存在を知らない風だった。この世界に魔法は無い。それを聞いて大きく失望するシオン。その日からシオンの元気が無くなる。これを見たマリーがずっと気にしていた。と言うか、魔法がある前提で聞くと言う事は、シオンは転生者か。
或日マリーは湖の近くで剣術の稽古。魔物が出るからあまり遠くに行くなと言われていたのに大丈夫かと思ったが、一緒に村娘のローズも居て、以前ローズの紹介の時にただの村の子よと言われていたから、シオンとマリーはこの土地の領主の子でローズは領民の子と言う関係だろうか。
夕暮れ近く、その二人の前に湖から光る球が出現。後日マリーはシオンを連れて夕暮れ時にこの湖に来ると、やはりあの光る球が出現した。でもマリーによるとこの光る球の見え方が人によって違い、そして両親には見えなかったらしい。その時の両親の反応はどうだったんだろう。一体何を言ってるんだで終わったのだろうか。
シオンとマリーはローズも連れ立ってこの光る球の謎を解こうとした。水を桶に組んで、湖の中にある土石と、植物と、魚を入れてみたが、そこからは光る球は出て来ない。もっとよく湖の中が見られたらとシオンとマリーは湖の中に入って行くが、どうも水が濁ってよく分からないらしい。
そんな時にさっき釣ったエッセントラウトの雌も釣れて、さっきの桶に一緒に入れてみたらここから光る球が出現。そうか、分かったぞ、これは求愛行動で出て来るものなんだ。え?これだけで分かるの?
そしてシオンの姉マリーに感謝する気持ちがシオンにもその力を齎す。
シオンは思った。魔法は無いと言うが、未だ開発されていないだけだろう。だって魔力はここにあるのだ。転生して来た自分が魔法を開発してやると。