アクロトリップ・第12話・最終回
地図子、望む所だと大溝と一緒に新幹線に乗った。さて、どこに行くのだろうか。この時点では東京なのかなと思ったが、でも大溝はN県のベンチャー企業の社長と言う話だから東京に本社と言う訳でもあるまい。
緊張していた地図子ではあったが、お弁当を食べたら眠くなって来てしまった。まさか何か仕込まれてる?
マシロウが外に出されて大溝が語りかける。まさか魔法少女の背後に居たのが君だったとは。大溝のマッチポンプじゃなかったんだな。
ウトウトした地図子は目を覚ます為に化粧室へ。自ずと大溝とマシロウの二人だけになる。あとの描写だけど、地図子が居ない時に大溝テクニカにマシロウの席は残しておいて今後も頑張ってくれ、これまで通りにと大溝は言うのだ。うーん、マッチポンプではないとしてこれは何を期待してるのだろう。
一方、N県の某賀市では留守を託されたクロマがベリーブロッサムを介抱....いや拘束してるな。そしてベリーブロッサムが動けない事をいいことにベリーブロッサムのサイズを測ろうとしていた。これで地図子の歓心が買える。
と言う事で先ずは身長から。158cm。いや、ヒュー、お前も手伝っとるのか。そうこうしてるとベリーブロッサムの気が付いた。自分が縛られて巻き尺で測られようとしていたのを知る。
これはまさか自分に手編みのセーターをくれる為に測っているのか?
流石のクロマも唖然。
しかしクロマは立ち直る。これはベリーブロッサムと一対一で話をする好機だ。
ご趣味は?
それかよ。
ところがこれでベリーブロッサム=佳寿の寂しい過去が知られる。趣味とかありません。いや、釣りしてたろ。あれはマシロウが教えてくれたから。魔法少女だってマシロウに望まれたから。でもマシロウが居ないと何も出来ない。
などと佳寿が自分の事を語ってくれたのにクロマはちゃんと聞いていなくて、色紙を持って来てサインを書いてくれと渡す。これを地図子に渡したら評価が上がるだろう。
そこでクロマにマシロウから電話。ところが電話の相手は大溝。何故マシロウの電話に大溝が?マシロウが大溝に捕まってる?ではマシロウを追った地図子が危ないのでは。クロマは地図子の心配をして、ベリーブロッサムはマシロウの心配をして、二人は大溝と地図子が居る所へ向かう。
大溝と地図子は新幹線のホームを歩いていて、これって東京駅には見えないから大宮かなと思ったが、確かに新幹線から新幹線に乗換えるものの、次の新幹線は北陸新幹線だった。
クロマの魔力で地図子の感覚は伝わって来た。そこへ転移。新幹線ホームだと気づいたベリーブロッサムは律儀にお金を払いに行ってしまった。クロマは地図子を無理に北陸新幹線に乗せようとした大溝を止めた。そこでマシロウが出て来たら、お金を払いに行った筈のベリーブロッサムが戻って来る。全員揃ったところで大溝が新幹線に乗せる。どこに行くのか。新幹線の次はバス?え?草津?
あかん、私の感覚では草津は上毛高原からバスで西進だったけど、考えてみればそれよりも軽井沢からバスで北上の方が便利が良いのか?そうか、そうだよね。
草津観光をしながらベリーブロッサムもクロマもマシロウの素性を大溝に問い質す。マシロウもフォッサマグナの一員なのか?大溝はフォッサマグナ、ナニソレ?としらばっくれてうちの社員だったんだよと言う。
そして温泉旅館に到着。そこには心亜が居た。お父様って、おまえは大溝社長の娘だったのかよ。そしてさらにおじいさんと父も居る。この二人は何故ここに?細かい話は置いておいてと大溝は部屋割りを指定した。地図子はベリーブロッサムと二人きりの部屋(マシロウ居るけど)。
心亜に誘われてお風呂の時間。大きくて外が見えて良い風呂だな。
風呂からあがってベリーブロッサムにドライヤーをかけられる地図子だけど、いや、ベリーブロッサム=佳寿は髪をほどかないのか?そんなに癖っ毛が酷いのか。髪下ろしした佳寿を見たかったが。
指定された部屋は宴会場。ここから何故か慰安会になってる。
慰安旅行の夜は更けた。
地図子には母から電話があった。おじいちゃんとは仲良くやってる?
地図子、こんな毎日がとても楽しい、この先もずっとこっちに居たい。
そして某賀市に戻っていつもの日常に。A子さん、やっと地図子と話が出来た。相変わらずクロマとベリーブロッサムの戦いも続く。その戦いの前にクロマは地図子に良い物をやろうと言って指パッチンしてあの色紙を出したのだが....
クソワロタ
そりゃ渡せない。
あーもうむちゃくちゃだよと言いながら参謀ダンテは飛び出すが、参謀ダンテになると魔力で飛べるのか?
アクロトリップ、なかなか予想のつかない展開で面白かった。最後もこれで終わっちゃうの?な感覚だった。