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株式会社マジルミエ・第11話

あの展示会でのマジルミエの活躍を見てマジルミエのシステムに興味を持った会社から出向して学びたいと言う申し出があり、社長はそれを受けて桜木に出向者の対応を命じた。

やって来たのはアプダ株式会社の槇野あかね。彼女は燃えている。
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この時点では彼女のこの期待の高さがすぐに失望になる展開かなと思った。ビルを見た時もこのボロビルと思った程だし。ところが社長のコスを見て驚きはしたが逆に何故その格好なのかと食いついて来る。社長はこれは自分の覚悟だと言うが、その覚悟とは?と言う所で話が変わる。

以前二子山をスカウトした時代では今のコスと違っていたけど、今回槇野が話した15年前の大災害の話を考えると、あの時の失敗からの覚悟だろうか。前回古賀にまたあの時の失敗を繰り返すのかと言った時に古賀が血相を変えた事件以来の覚悟だろうか。

これら過去の話を槇野から桜木が聞いた時、社長が元エンジニアだった事を知らなくて、なーんだそんな事を知らないのか的な反応があるかと思ったけど、それもない。今回の槇野、マジルミエのやり方を驚きながら吸収して行くタイプだった。自宅に戻った槇野の部屋には何度も表彰された楯がある。彼女はキャリアを積んで行くのに熱心なタイプだったのか。

さて取り壊し予定の団地に怪異が出現しているので退治して欲しいと言う依頼に、槇野も一緒に出動する事になる。

槇野の変身は派手だなあ。そしてマジルミエのコスを見て社長と違うと驚く。あれ?マジルミエの事は相当調べてあったんじゃ?

廃団地に到着して14棟ある建物のうち、越谷が1から7棟、桜木と槇野が8から14棟を周る事にする。

報告では団地の街灯に怪異が巣食っていると言うので、二重発動の球形の魔法で怪異を潰して行く。14棟近くの街灯は全部片付けて、これで終わり?槇野は現場調査、それに対応した魔法の転送とあっさりと片付いてしまって拍子抜けの感もあった。

しかし二子山によると微弱な怪異の反応が未だ残っている。場所が確定出来ないが。そこで現場の三人は改めて見て回る事にした。その時に越谷が桜木に念を押す。ちゃんと槇野の事を見てやるんだぞ。この時桜木はハイと答えていたが。

ところが二手に別れた桜木の方は、槇野が14棟を見る事にした。ただ、あまり離れないでと桜木が言ったが槇野が自分は大丈夫だからと言うので、桜木はそれで分かれた。

会社では今回の怪異は電気系統でしょうかと言う翠川に、社長は情報量が少ないので断定して決めつける事は出来ないと言う。
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なのに槇野の方はきっと電気系統の怪異だろう、だったら階段室やブレーカーに居るのではと団地の建物の中に入って行く。すると通信が途切れ途切れになって来た。何か居る証拠ではある。

団地の様子を見てるうちに越谷は建物から怪異が出現した事に気がついた。すぐさま二人と通信しようとするが、槇野と繋がらない。桜木に聞いてみると、槇野が大丈夫だからと言って分かれたと言う。越谷、桜木の思う大丈夫と槇野の思う大丈夫は違うんだ、ちゃんと見ろと言ったのはそう言う意味だと叫んだ。狼狽する桜木に、だが越谷は言う。桜木なら大丈夫だ。それは自分が桜木をちゃんと見て来たから言える。

槇野の方に急行した桜木。槇野が建物の中に居るのを発見。まさにその時に怪異が動く。箒の緊急救出モードで助けられたが、怪異は団地全体に出現。これは電気系統の怪異ではなく炎系の怪異で三階程強力に吹き出しているなどと言う情報を二子山に連絡して、対応する魔法を送って貰って封じる事に成功....と思ったら、実はとんでもない変異をした怪異だった。
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