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やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中・第12話・最終回

衝撃の秘密が明かされた前回。ラーヴェ帝国の皇族は偽帝とされたハディスを除いて全員が偽皇族だったとは。ハディスの母親はヴィッセル皇太子を生んだ後で護衛兵士と不倫してハディスを生んだ。つまり皇帝の子ではないのだ。ごめんなさい、ヴィッセルってどんな人だったっけ。ちゃんと見てなかった。対してエリンツィアとリステアードはハディスの異母姉と異母兄。ゲオルグはエリンツィア達の叔父、前皇帝の弟。これら皇族の中で竜帝の力が出たのはハディスだけと言う事は、皇帝の血筋が竜帝の血筋ではなかったと言う事だ。

ゲオルグがペラペラと喋ったのをハディスは全部聞いていた。なんだ正統性は自分にある。あまりの話にラーヴェもびっくりだ、ってラーヴェ気づいてなかったの?そしてその自分を消そうとしたお前らはみんな死ね。

これはジルが避けようとしたハディスの闇落ちではないか。

このハディスに対してもうゲオルグの天剣が効かない。魔力を封じた筈だったのに。化け物はお前らの方だ。いや、リステアードだけは許してやれ、ずっと味方で今も皇位はハディスに戻すべきだと言ってたじゃないか。

とまれ闇落ちしたハディスをジルは何とか止めようとする。止めようとするがやめて下さい程度の説得ではこのハディスは止まるまい。どうするのよと思ったら。

「私が陛下の子供を10人生みます!」
参考資料
10人はどこから?
それはさて置き、生まれた中の娘はリステアードと結婚させよう。これで一応血統は繋がる。リステアードは義理の息子と言う事になり従ってその姉のエリンツィアは義理の娘と言う事になる。ああ、まあこう言う社会体制の皇族はこの程度の婚姻関係は不思議でも何でもないから。

そしてこれで全員が家族になる。これが幸せ家族計画。

でもこの幸せ家族計画の中に名前の出なかったゲオルグさん、全く納得せずになおもハディスを殺そうとした。あの偽の天剣で。ジルの幸せ家族計画が完遂されたら形だけでも今の皇族がラーヴェ皇族の姻戚関係になるからもうゲオルグの主張は通らないけど、もうそんな問題ではない。

ゲオルグ、もう正気ではいられない。偽天剣に飲み込まれて化け物と化した。黒竜と戦える程の化け物に。そして帝都に向かった。これを追うハディス。

ゲオルグ、皇城に到着して自分は竜神の末裔で女神と戦う者だと思い込んでる。皇城で誰かを見つけたが、ここでハディスに討伐された。

でもAパートの最後に偽天剣を掴む誰かが居るね。
と言うかそもそもそれを回収しなかったの?

そのせいか半月経ってもジルの魔力は戻らない。ジルの魔力を封じてる偽天剣が未だどこかにある筈だ。そりゃ回収しなかったから。ああ、ゲオルグと一緒に消滅したと思ってるのか。

リステアードは元の生活に戻ろうとしてるけど、いやあんたは未だハディスとジルの間に生まれる予定の娘と結婚していないので真の皇族になってないんだぞ。まあリステアードの僕らだけはハディスを恐れてはならないんだと言うのは良いのだが。で、いくら同じ皇族で年長でも皇帝以外は全部臣下なんだぞ。

ロレンスはクレイトス王国に帰るフェイリス王女の護衛に行ったと言うのを聞いてジルは反応した。どうやらスフィアに用事があると言ってフェイリス王女達が出港するベイルブルクに転送して欲しいとラーヴェにお願いしたらしい。だが、そこに到着してジルが本当に用があったのはフェイリス王女の方。

そう言えばフェイリスってシリーズの途中でいきなり表に出て来てでもそれっきりだったなと違和感があったが、ジルは見抜いていた様だ。ゲオルグに偽天剣を渡したのはあなただ。未だ偽天剣は残っている、自分の魔力封じが解けていないから。

このフェイリス王女が実は竜神と対立する女神か?
参考資料
あれ?これ終わりにならないぞ。
そしてフェイリスは知ってる。ジルが時間を戻って来た事を。

フェイリスの魔力に抗えず、ラーヴェは皇城にジルを転移させる。
ここでは改めてハディス竜帝の宣言が行われている。皇帝らしさが折角臣民に示せたけど、ジルが絡むと自分は11歳の幼女と結婚して沢山子供作るぞ拡声器で宣伝。

取り敢えずは竜帝と幼女(※11歳になったばかり)の結婚で締め。
参考資料
あれ?最後に黒竜の卵にヒビが入ったぞ。

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