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嘆きの亡霊は引退したい・第12話

クライの言葉の切り取りワロタ。

そもそも雷竜の肉を取って来いとは霧の雷竜=フォーリン・ミストには言ってない。ただ単に雷竜食べたいと言っただけ。なのに何故か依頼した事になってるので取りやめて、その時に鶏肉の方が美味しいと言っただけ。

アーノルドを忘れていたのは事実だけど、クライの気持ちとしては今度はちゃんと覚えておくよと言う意味で言ったのが表現が悪くなって伝わる。

そしてトドメ(苦笑
アーノルドがリィズにあんな事をしたのはきっとリィズが巨乳じゃなかったから、アーノルドって多分巨乳好きなんだろうなと思って言っただけ。それがアーノルドに対する千変万化の評価として、ギルド中に轟き伝わる。
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こうまでコケにされて千変万化は一体どう言うつもりなのかと思うアーノルド達だが、さらにそれがつのる事が起きた。あの重力魔法の時にクライは自分と戦いたかったら配下のパーティーの黒鉄十字、スターライト、アークブレイブを倒してからにしろと言ったので、その3パーティーに戦いを求めたが、勿論みんなクライのいい加減な言葉を知ってるから黒鉄十字のスヴェンはクライにかつがれたんだろうといなすし、スターライトのラピスやクリュスはあんなヤツの踏み台にならないと言うし、アークブレイブのイザベラ・メルネスからは馬鹿なの死ぬのと言われる。

千変万化に対する疑心暗鬼だけが膨らむが、だからと言ってどうしたものかさっぱり分からない。なのでエイは千変万化の事は一旦置いておいて、近々行われるオークションに、霧の国で鑑定すら断られた宝具をオークションで売れるかもしれないから、オークションの方に集中しようと言うのだ。ああ、オークションでクライと繋がりそう。

クライの方では例の借金の返済にティノがどこかでお高そうなのを見つけられないかと聞いて宝物殿に行って手に入れたのを鑑定師に見せていた。レベル1の宝物殿で見つけたと言うが、そんな場所で見つかるものではない。多分外から来た物だろう。ただ、起動出来なければさっぱり分からない。だから暫く鑑定順序待ちで後で見ると言うのだ。

なにせオークションの為に鑑定依頼が山のように来てる。オークションに出る宝具と聞いてクライが目の色を変えた。何があるか見せてくれ。入場券はコレ、と言ってティノを差し出した。鑑定師さん、孫みたいなティノと話をするのは好きだったみたいだ。

宝具を眺めていたクライがあらぬ物を見つける。仮面?まさかリバースフェイス?これがあったら自由に姿を変えられて好きな事が出来る。好きな事=若い女の子になってパフェを食べに行ける。
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以前持っていたが、リィズに「キモイ」と言われて壊されてしまった。だからどうしても欲しい。オークションに出たら値が上がりそうだからこの品を鑑定依頼した人と直接話がしたい。

ただ、クライには借金はあっても金は無い。ティノに言わせるとシトリーは最近研究の為に多額のお金を使って手持ちが無いとの事だった。シトリーから借りられない?

誰か貸してくれる人は居ないだろうか。そう思いながら歩いてたら貴族の馬車が目に入る。クライさん待望のアークが帰って来ていてそれを送り届けたエクレール、グラディス伯爵家の馬車だった。

エクレールさん、アークが気に入ってるが、平民のクライ達は見下す。それをティノが失礼なヤツと言いそうなのを止める。エクレール、散々な事を言うが、クライは笑ってやり過ごす。クライ、この手の扱いうまいな。

さて、クライ、アークからお金を借りたい。でもあっさり拒否。どうせまた宝具を買いたいのだろう、オークションの時期だし。なんて話を酒場でやったのがこの後の間違いにつながる。クライが必死になってオークションで欲しい物があると言うので、あの千変万化がそれ程欲しがる物は何なのだ、それは是非とも手に入れねばと言う空気が充満した。

トドメがスヴェンとかからも借りようとしたのが拍車をかけた。

結局シトリーを頼った。お金を借りる上に宝具の持ち主との直接交渉のツテも頼んだ。ああ、そりゃシトリーから言われたら何も知らないアーノルド達は来るよね。本当に欲しい宝具なんですよね、私の事は後回しでも良いんです。
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本当絶対に欲しい=女子に化けて甘味処に行きたい。

案の定、来ました。エイとシトリーの間で交渉開始。アーノルドがそれに介入した。自分達は実はあの宝具の力を知らない。だがお前達は知ってるから欲しいのだろう。それを教えろ。言えない。

ここで疑心暗鬼発動。そんな話で手放すとでも思っているのか。いや待て。これは逆だ。こんな交渉で自分達は手放さない様にして、このまま押し付けるつもりなのではないか。自分達が持ってるとは知らずに危険な宝具を回収に来たのに、持ち主が自分達だと知った千変万化はこのまま自分達に押し付け、そして危機を一緒に押し付けのではないか。そうは行かぬぞ、千変万化。

憶測しすぎ(笑

1000万ギールで手を打とう。クライは3000万程度で手に入らないかなと思っていたからこれで行こう。これで丸く収まるかと思った所に膨れ上がった噂が横から割り込む。ちょっと待ったー!その倍出す!どんどん釣り上がる値段。そしてトドメはエクレールの1億ギールの鶴の一声。

ふんす!
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まあエヴァさんとしてはこれで良かったんだけど、あまりの騒動で直接取引は禁止されてオークションに出る事になった。今度は貴族の間にも噂が広まる。千変万化がどうしても欲しがり、エクレール・グラディス伯爵令嬢が1億出すと言った最強宝具がオークションに出る。是非とも入手せねば。

クライが諦めてエヴァがホッとしたと思ったのに、シトリーが殴り込んで来た。お金は用意した!8億ギールある。これは密かにためておいた自分とクライの結婚資金。シトリーがヤンデレ過ぎる。これ、エヴァが叱ってくれるので何とか制止出来た。制止は出来たがシトリーは引っ込んでない。

シトリーの提案で一度エクレールの所へ行こうと。どうしてそこまで欲しがるのか。と言う事で直接会いに行く。護衛兵士が見守る中でクライはアーク程じゃないんだよと謙遜(真実)するが、シトリーがそんな事は無いと、衆人環視の中でいちゃつく。これ、護衛兵士どんな顔して見てるんだ。

エクレールには逆効果でアークが馬鹿にされた、お前には絶対渡さぬと言う事になってしまった。これにシトリーが黙っていない。うちは2億用意した。お嬢様ではそれだけ用意は出来まい(当主じゃないから)。

その筈だったのに、この話を聞いたグラディス家当主のヴァン・グラディス伯爵がこの勝負に負けたらグラディス家の名折れ、祖霊に顔向け出来ぬと言い出した。10億以上出しても構わない。全ての力を注いで勝ち取って来い。

ああ、ああ、最初アーノルドさんは酒代にでもなれば御の字と言っていたのに、ここまで話がでかくなるとは、クライの力、恐るべし。

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