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嘆きの亡霊は引退したい・第11話

前回、霧の国からやって来た霧の雷竜がリィズの強さも知らずに喧嘩を売ってリィズも酔っ払っていたから速攻でアーノルドを倒して彼らに恥をかかせてしまった。

ガークからアーノルドと言うのが来るから揉め事を起こさない様にと言われていたのにクライはすっかり名前を忘れていたのだ。クライ、とぼけるのも得意だが忘れるのも得意だな。

雷竜を倒したと言うアーノルド、そう言えば雷竜の照り焼き美味しかったなと思い出すクライはまた食べたくなったなと呟いた。この呟きが勝手に発展するのはいつもの通り。

このままでは済まさないと言うアーノルド達はギルドに行って先日の喧嘩の相手の情報を貰おうとしたが、窓口のクロエからはクレーマー扱い。コテンパンに負けた腹いせに来たのかと思ったと。知りたかったのはリィズの事。丁度ガークがやって来て、彼女は絶影のリィズ、影すら残らない程の神速だと教えてやる。
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エヴァがガークには執り成しをお願いしたと言ったのに、このガークがまた言葉を選ばない。すぐ近くに居たのがリィズの保護者千変万化、レベル8だ。彼は弱いものいじめを許さないからお前達がいい子にしていたら大丈夫。そこがもう既に馬鹿にしてる。

ついでにトドメが千変万化から依頼が来てると言って「照り焼きにしたら美味しいので雷竜取って来て下さい」だと告げる。霧の雷竜、雷竜を倒したのを誇りにしてるのに、照り焼きの材料として取って来てねとか、日常的な素材扱いされてしまった。

その千変万化さん、エヴァにシトリーからの借金が10桁後半だと知られて怒られていた。シトリーは一体何と言ってるのかと聞いてみたら、三つ提案があって、一つはクライがシトリーを監獄にぶち込んで借金を無きものにする、二つ目はシトリーをお嫁さんにすると借金は夫婦で帳消し、三つ目はクライがシトリーのお婿さんになると借金は帳消しって、二つ目と三つ目は同じ意味じゃん。

エヴァ、呆れて早めに返したいなら一人で宝物殿に潜ったらどうかと言うのだ。それ、クライにとっては死に等しい。とにかくこれ以上借金を増やすな(増やしそうだな)。

ターゲットを千変万化にしたアーノルド達は千変万化の情報を集めていた。しかしはっきりとした活躍は聞けない。そりゃそうなんだけど。ここでアーノルドが出した結論が本当は正しい。千変万化自体には大した戦闘力はない。彼は配下を指揮してその活躍によって配下と一緒にレベル8になったに過ぎない。だったら千変万化と一対一で戦えば自分の敵ではないと言う答えをアーノルドは出した。うんうん、作中で唯一正解に辿り着いたよ、アーノルド君。

借金をどうしようかなーと外を見ていたクライだが、その姿を見たティノが自分に微笑んでくれたと思ってやって来る。自分にどんな用でしょう?と聞かれたのであの借金の事を話したら、自分をお金の返済に使おうとしてるなんてとうなだれた。その程度なら未だ良かったが、額が10桁、借りた先がシトリー、これはもうシトリーと結婚するしか方法が無いかもと言われると、ティノ大ショック。
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シトリーお姉様は駄目です(確かリィズも駄目です、だよね)。

ショックを受けたティノにお詫びのために外にお茶に誘った。外に出たせいでアーノルド達と遭遇。クライは穏便に済ませたかったので言葉を選ぶものの、一緒にいるティノがそうは行かない。

そんな訳で引かないアーノルドに対して、仕方ないとクライは大通りで堂々とやり合おうと言う。衆人環視の中で対峙。クライがなんでまたこんな事を言ったのかと思ったら人通りの多い所へ行けば始まりの足跡の誰かが通りがかって面倒事を引き受けてくれるのではと思ったのだ。でもこう言う時に限って誰も居ない。相手は6人、アーノルドの他はAからEかと名前を知らないので勝手につけた。

周りを見てキョロキョロするクライにこっち向けと副リーダーが叫ぶので思わず「ああ、A」と呼びかけてしまったが、これがまた偶然にも彼の名前は「エイ」だったのだ。

クライを侮辱するヤツは許さないとティノが自分にやらせろと言うので、クライはささっと下がって任せるよと。ティノも驚いたけど相手のアーノルド達も驚いた。止めないの?

ティノ、弱くはないのだが流石にレベル7のアーノルドは格が違う。ちゃんと見ててと言うティノにそれじゃあとクライが応援をする。あのスポーツでよくある応援。いいぞ、行ける行ける、もうちょっとで倒せるよー!これにアーノルドが怒った。もうちょっとで倒せるとは何事か。

こうなったら仕方ない。いつもの宝具登場。あの魔法を格納しておけると前回登場の宝具。これにあの絶大な魔力を持ってると精霊人から一目置かれてるルシアの魔法が入っていたのだ。殺さずに高レベルハンターを制圧出来る範囲が広くて対象者以外に被害を出さない魔法。
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これが効きました。流石ルシア。アーノルド達に重力魔法が効いて動けなくなる。ティノも巻き添え食ったけど。

これでも未だ自分と戦いたいのなら段階を踏んでくれ。うちのクランの黒鉄十字、スターライト、アークブレイブを撃破したら次に挑戦を受けよう。また押し付けたな。

クライの役に立てなかったティノは自分が情けなくて、宝物殿から高価な宝具を取って来るからありそうな場所を教えてとお願いした。これ、また変な方向に向かうのか。

今回の騒動、ギルドのクロエから事情を聞かれて話す事になったクライ。その話の中で雷竜より鶏の方が美味しいから雷竜はもういいやと言うので、それがまた煽りに。このついでにクロエが三年前に始まりの足跡の入団試験に落ちた理由、アバンでクロエがルークに負けた時に才能があると言われたのに不合格にしたのはクライ。何故不合格だったのか。ここでまたクライがごまかす。その理由はもう君が気づいてるだろ。でも本当の理由はあの時はクロエが未だ14歳だったからなのだが、何故それをはっきり言わない(あ、またぞろ忘れてたのか)。また妙な勘違いが始まるぞ。

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