株式会社マジルミエ・第6話
社長からミヤコ堂との協働業務をして来いと言われて送り出された桜木。行った先では葵がその相手となったが、何故か業務はデパートでファッションショーだった。まあ桜木としてもミヤコ堂の経費で買ってくれるので悪い話ではなかったものの、荷物が重い。
ただ、これで知ったのはミヤコ堂にとっては魔法少女も会社の看板だと言う事であり、そして魔法少女が社会で一般的な業務となった今では世間から見られて評価される事も大事な仕事だったのだ。
ミヤコ堂に戻ったところでミヤコ堂の化粧品を色々見せてくれた中で、桜木は貝殻をイメージした容器のファンデーションだけは自分のお金で買うと言って購入する。ある意味顧客開拓出来たのでは。
次はもっと魔法少女らしい業務で、ホテルの定期点検に行く。高級ホテルだからセレブからあれがミヤコ堂と一緒の魔法少女?と、ミヤコ堂の評判を落としてはならないとカチコチになる桜木。今回の桜木は葵に気圧されて随分固くなってる。
天井裏での点検は問題無かったものの、旧館の解体現場の方から妙な音が聞こえて来たので、そちらも断ってから点検に行ってみる。
するとまた妙な音がしたと思ったら、居たよ怪異が。こんなにでかくなって。解体工事の人達、今日は休みだったのか?
ともかく解体された瓦礫を食って巨大化した怪異を退治しなくてはならない。いつの間にか避難が終わっていて戦闘が始まるが、瓦礫を食って巨大化するのを防ぐ為に放水を行った。解体現場ではよく放水しながら壊してるけど、あれみたいなものなのか?
避難は終わった筈なのに、現場の外に通行人の野次馬が集まる。二人だけで現場に来てるから立ち入り制限出来ないのか。そして一方では怪異が変異して凶暴化してしまった。危険性が高まったので急いで倒さねばならない。葵は桜木にあの下水管を伝って広域に魔法を送り出した魔法を使って欲しいと言う。今、水を吹き出してる水道管から放射して周囲への影響を抑えようと言うのだ。あれって、地形に応じて設計した魔法陣とは違うの?
桜木は促されて魔法陣を組み立てようとしたが、瓦礫に足を取られて転倒したのを怪異に狙われる。それを助け様とした葵が負傷を?桜木、今回固くなってたのがアダとなったか。