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夏目友人帳 漆・第8話

西村が片付けをやらされていたら夏目がカラスと話しているみたいな場面に遭遇する。声をかけようとしたらカラスが飛び去って夏目も行ってしまった。だが、そこに何かが落ちていた。小さい指。これだけ小さいと人形の指だろうか。
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夏目に聞いてみようと思ったのか西村はそれを拾って、でもすぐに先生が呼んでると言われてしまってそのまま家に持ち帰った様だ。家に帰ってベッドにもたれかかったら異物感があってそれに気づく。

しかしその夜、窓を叩く者ありけり。これはあの指のせいでヤバい訪問者が来たかと思ったが、夏目。ただ、二階の窓を外から叩くと言うのは普通に考えたら尋常ではない。普通の人間なら先ずそれを疑ってかかるが、西村は能天気なのでただ単に夏目危ないじゃないかで済んでしまう。

状況の違和感の他に何か違和感あるなと思ったらマフラーだったか。その夏目、西村が差し出した人形の指をしばらくそのまま持っていてくれ、二人の秘密なと言う。そうして飛び降りるのだが、普通だったらやはりこの時点でおかしいと思うが西村だった。

二人の共通の秘密と言うのが西村には何か楽しかった。ただ、やはり本物の夏目はその様子を見ておや?と思う。

翌日の晩もやって来た。まだ半月の頃の月夜に。
これが何日も続くのだ。毎回窓から。
この時点では身のこなしから猫でも化けてるのかなと思った。

特に悪さをする様子もないので危険な妖ではないのかもと見ていたけれど、ただ西村は段々日中に眠る様になってる。これはただ単に夜ふかししてるからか生気を吸われているからなのか。

そしてある日、夏目が鼻歌を歌う。何の歌だと西村が聞いても誰に歌って貰ったのか覚えていない、ただよく頭を撫でられたとも言う。そしてその夜の最後に夏目は西村に「おまえ、名前は?」と尋ねた。これ、明らかにおかしいと気づけ西村。まあ妖怪の類が居ると全く思っていないと仕方ないか。いや、逆に夏目の脳に何か起きてるのではと心配する方が普通ではなかろうか。

西村がおかしいので夏目は何か起きてるなと感じる。妖が憑いてるかと疑う夏目の目がガラス玉っぽい。そして夜に会う夏目の目もガラス玉っぽい。

そうして満月の夜、今日は外に出ようと夜の夏目が西村を誘う。それに乗ってノコノコと出て行く西村。しばし町中を歩いた後で辿り着いたのは廃屋の洋館。ここは知ってる場所だから大丈夫と行って夏目は入って行く。それに着いて行く西村。だが、洋館に入ったら夏目の姿が見えない。

例の夏目の歌が二階から聞こえたので西村はそちらへ向かう。だが夏目が居ない。代わりに人形が一体倒れていた。夏目からは左手の中指にと言われて西村はあの指をはめてみるとちゃんとはまる。そして人形のホコリをはたき落としてやって椅子に座らせて、そして頭を撫でる。そう、撫でる。

この時、人形が動き出した。びっくりした西村が慌てて逃げるが階段で足を踏み外して転落。

次に夏目が呼ぶ声で西村は目を覚ました。あの高さから転落した筈なのに、西村はほぼ無傷。

指をはめた人形が動いたと言う西村に、夏目が何のことだと言う顔をしたので西村はあれは錯覚だったかとあっさり納得する。夜中の冒険みたいだったとかえって笑ったりする。これぞ西村。
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西村と別れてから夏目とニャンコ先生の解析。指の気配を辿って念を飛ばすとはなかなか対した妖だなとニャンコ先生の評。人形はカラスに奪われた指の気配を辿って西村が知ってる人間の姿の念を飛ばした。だが何故今晩だったのか。おそらく満月の力ではないか。

人形は西村をおびき寄せて、そしてその西村をどうにかしたかもしれない。ただ、あの人形、どうも満月の夜を待っているうちに西村と話をしたり、そして最後に西村が指をはめてくれてホコリを落としてくれて座らせてくれて、そうして頭を撫でてくれた。これが微かな記憶の撫でられたと一致したか、人形は西村をかどわかすどころか転落しかけた西村を助けてくれたのだ。
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悪い妖ではなかったな。
でも人形なら夜の夏目の目がガラス玉みたいに見える訳だ。

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