結婚するって、本当ですか・第6話
なるほどなるほど。阿蘇で大原の幼馴染を見せつけられた本城寺は浮かれて自分の本来の姿を見失ってはいけないと一歩引く事にした。それが大原から見たらあの帰省以来本城寺がよそよそしくなったと感じていた。
OPで神社の神主みたいな雰囲気の人が居たなと思ったら今回のメインだった。あれは大麻だそうでキャンセル退散を祈っている。旅行会社、平常時でそんなにキャンセルが発生するの?災害時とかそう言う時は仕方ないけど、営業成績に影響する程出てるのだろうか。
wikipediaを見たら進士は支店長代理とあった(公式サイトには書いてない)。いつも愛妻弁当を持って来ている。権田がこの愛妻弁当に反応してまたも大原が結婚してーな話に巻き込まれた。この中で権田が言ったセリフが大原に引っ掛かる。女性って好きな人の顔を見てくれる。逆に見てくれないと言う事は。
翌日事件が起きた。大原が出社してみると(遅いの?企画部門はフレックスとか?)支店内は大騒ぎで、チケットが届いてないとか、担当者が不在だとか。どうも進士が「今朝から」所在不明なのだそうだ。その割にはここでの騒ぎが手配が放置されたままと言われていて、それだともう随分前から進士が仕事をほっぽらかしていた事になる。時系列は何が正しいのだろう。
そこに誰かやって来た。子供だ。進士英夫と言う、進士の子だった。父が居なくなった。英夫が言うには昨晩父と母が喧嘩になって母が離婚を言い出したのだそうだ。これは衝撃的な話。そう、衝撃的なのでその場に居た社員がみんな離婚って一体何があったんだと騒ぐが、ここでジョージが一喝。小さい子を不安にさせちゃ駄目だ。
そしてジョージは大原にその子と進士を探しに行きなさいと言う。君が一番優しそうだから。そして行方不明のチケットの件は全部自分に回せ、処理するからと言う。何もしてなさそうな社員がここぞと言う時に異能を発揮する場面来たな。
と言う事で大原が英夫と一緒に錦糸町駅周辺を探し始めた。雲を掴む様な話だが、英夫はしっかりと父の行きそうな宛の名刺ストックを持って来ていた。
歩き回ったけど見つからない。英夫が身も心も疲れたみたいで大原はカフェで一休みする事にしたが、英夫は不安で泣き始める。
大原、結婚もした事がないからどうしたら良いのか分からないが、隣に座る程度の事しか出来ない。
会社に電話したらやはりジョージから深川の八幡宮の近くにどんよりしたバーがある。行き場のない人間の集まる場所。そこに行ってみろと言うのだ。それ先に言え。行ってみたらどんよりしたバーがあった。そこに権田達も駆け付けた。
なので小宮に英夫を任せて大原と権田と伊槻が中に入ってみたら、どんよりした進士が居た。進士、離婚届の印刷面を必死に消しゴムかけして消そうとしてる。すっかりおかしくなっていて、そしてとうとう外に飛び出した。
ジョージ達も加わって手分けして進士を探したら公園の木の上でゴリラになっていた。乱心しすぎ。
本城寺も探しに来ていて、泣きながら走る英夫を抱きしめる。その様子を見てどうやら自分の両親の離婚の時の言い争いを思い出したみたいだ。何度か書いた事があるけど、子供が小さい頃の親の離婚って子供に何の責任も無いのにその子に不幸を押し付けるので本当に駄目な行為だと思う。
乱心した進士はジョージのパンチで止まったが。だからと言って解決した訳でもない。こんな思いをするなら結婚するんじゃなかった。離婚話が突然すぎて事情が分からない。
そんな状態で終わってしまったので、翌日の支店対抗ディスプレイ大会を頑張るぞーと支店長が発破かけても支店内はどんよりしたまま。どうしてまた突然来たのだろうと噂してたが、それは本人がそう思ってなくても一方が我慢してただけと言う場合があると言う。
ただこの進士の件は大原と本城寺に結婚って何なのだろうと言う疑問を提示した。
この暗い状態に殴り込みをかけて来たのがあの海山ナオ。