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株式会社マジルミエ・第8話

マジルミエ社全員で魔法少女展示会にやって来ました。越谷と桜木は魔法少女のコスチュームで来てるが、その格好だと入場料が割引になるからだと言う。翠川はどこから回ろうかと巡回セールスマン問題に早速ハマってたが、とにかく順番に見て行く事に。

残った四人だが、越谷と桜木の魔法少女コスチュームを見た二人が迫って来て、あの商店街の魔法をやったマジルミエさんでしょ?あの魔法には感動した、写真も全部保存してるあの魔法はどうやったのかなどと桜木にまくし立てて来るが、桜木に聞いてもだめだよ。肝心の二子山は初対面の人とは話せないと越谷の陰に隠れてしまった。二人は名刺を渡して去るが、実は技術者としては超有名な二人だったらしい。二子山は名刺をラミネートして残そうとか言うのだ。
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日本でもWindows3.1とかの時代にはそう言う名にし負うプログラマーが居たものだが、今はもうすっかり聞かなくなってしまった。先日日本から優秀なプログラマーが消えた理由と言うのがちょっとバズってた。日本の企業がソフトウェア技術者を全く評価しなかったのが大きかった。

桜木はパンフに書かれていた講演に行ってみたいと言ったら社長はうかない顔をする。やはり古賀が出るから?でも場内アナウンスで、これから株式会社サテスファCEO及川による基調講演が始まる(実演付き)と言うのが流れて四人でそちらに向かった。かなりの人達が集まっている。

ステージに及川が出て来て、昨今の怪異の変異について話し始める。そして壇上には檻に入れられた植物の怪異がある。これに巨大化だけする変異の素を注入して見せる。怪異は果たしてたちまち巨大化。あ、これは絶対予定通りに行かなくて怪異が暴走するヤツだ。
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ともあれ及川はこの巨大化に対抗する魔法を開発してあると言って、F社の魔法少女に発動させる。球体で対象を覆う魔法とは、これなら周囲に影響なさそうだと観客は感心していた。だがこの先がうまく行かない。これを回収しようとしたもののそれが出来ない。そればかりか怪異はどんどん大きくなって行き、非常事態として全員の避難が始まった。

しかしマジルミエ社はとどまった。眼の前で怪異の事件が起きてるのだから対処しなくてはならない。及川はそんなの今からじゃ無理だと言う。

ASTの古賀は運営から依頼の無いタダ働きは嫌だと、この機会に並ばずにやれるゲームに興じていた。どうせ理想にもえたどこかの会社がやるさ。

翠川は運営に怪異退治の連絡へ。二子山は早速魔法開発に取り掛かる。桜木と越谷は現場の確認に飛ぶ。二人の状況報告を聞きながら二子山は猛スピードで魔法の開発を始める。ここにあの二人が駆けつけてこの光景に驚いた。なんて連携なんだ。まるで変異怪異対策に特化したチームじゃないか。

ただ、ここで二子山のノートPCに異変が起きていた。PCに負荷をかけすぎていたのだ。それが完成した魔法の転送の時に現れる。転送が遅い。熱を持って動作が遅くなっている。
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何と言う事か。会社のPCと違ってこれは持ち出しのノートPC。それを考えずに負荷をかけすぎたと悔み途方に暮れる二子山。

これ、あの技術者の二人が助けに入るんじゃないかな。

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