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アクロトリップ・第9話

何故か地図子がクロマとおじいさんと川の字になって寝ている。クロマに明日は朝4時に起こしてくれと言われたのだ。何故ならベリーブロッサムと明日戦うつもりだが、ベリーブロッサムの予定が詰まっていて朝の4時しか空いてないと言われたのだ。いや、地図子じゃないけど、別の日にしろよ。そもそも4時に待ち合わせだと4時起きじゃ駄目だろ。

地図子は拒否したけど、おじいさんが受けちゃったので仕方ないから地図子も一緒に寝たのだ。なのにクロマ、三人だーとはしゃいで寝ない。ガキかよ。

翌朝、結局起こしたのはおじいさん。あのOPで出て来る法螺貝、ここで使われるのか。
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ところがクロマの寝起きが悪い。起こされても全然起きない。仕方ないので身支度も、移動も全部おじいさんがやってくれた。あれ?参謀力、おじいさんの方が高くない?

そしていつものにこにこ西公園。そんなんじゃ相手に失礼だろって言うので、ああ、これはベリーブロッサムもちゃんと起きてない流れだな。案の定、ベリーブロッサムは一応ベンチには来てたけど寝てた。マシロウが一生懸命起こそうとしてたけど起きない。

そして目と目が合う保護者同士。
今日の所は無かった事にしようとお互い引き下がった。

さて、別の日。またあのカフェの前だ。
今回のクロマは一味違う。突然姿を消して脳内に直接語りかける。これぞ参謀ダンテの考えた作戦。ちゃんと参謀しなくちゃ。

ところがクマ怪人も一緒にクロマを探してる。ちゃんと作戦伝えてないんかい。姿を消しておいて死角から叩くのが作戦だったのに、探しに行ったらクロマがフラフラになっていた。なに、姿を消すのに力も魔力も使いすぎたのか。その挙げ句に水たまりに倒れ込んでしまって服がドロドロ。こんな姿でベリーブロッサムの前に出られない。

そう思っていた所に心亜の車が止まる。これだ!と心亜に洗濯を頼むのだ。心亜、よくぞ引き受けて自邸のグレート洗濯機で。一番綺麗になるコースにしろと月に命令したら、月は汚れゼロ他の何を犠牲にしてもと言うコースを選んだ。いや、最後が不穏すぎるだろ。

当然の結果としてクロマの服は消し炭みたいになってしまった。心亜と地図子に責められて月は自分は器用だから仕立てましょうと同じコートを作ってくれる。しかし、ほつれがあるので直そうと言って好きな動物は何かとクロマに聞く。あ、これクマのアップリケ付けるな。

これでやっとクロマが戻れる。すっかり時間が経ってしまった。ところが遠目にベリーブロッサムとマシロウからは泥汚れだと思われてしまった。
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この戦い、これで終わりかよ。

地図子が鶏肉をもんでいた。何してるのかとクロマが聞いたら唐揚げにすると言うのだ。クロマ、唐揚げに激しく期待。だったのに片栗粉がありません。もういいや、焼こうとする地図子にクロマが怒る。唐揚げを期待させておいてそれは悪事にも程がある。

片栗粉はクマ怪人に買いに行かせようと指パッチンしたけど紙切れが落ちて来ただけ。クロマがそれを見て(読んでではない)悲鳴を上げる。クマ怪人が家出してしまった。こんな事初めてだと嘆き悲しむクロマ。

仕方ない、クマ怪人を探しに行こう。ベリーブロッサムには断りの連絡しろと言われて電話したらマシロウからこっぴどく怒られた。先日は前日連絡で朝4時にすっぽかして、次は延々と待たせて、そして今回はキャンセルかと。これを聞いたクロマが怯む。これでは次から戦って貰えない。だから今回はどうしてもベリーブロッサムと戦わねばならない。

それじゃ自分がクマ怪人を探してクロマはベリーブロッサムと戦えと地図子が言うが、クロマはそれじゃ駄目だと言う。ここで自分がクマ怪人を探さねばならない。自ずと戦うのは地図子の方になってしまった。

と言う事で指パッチン。
地図子変身。
悪の参謀ダンテ。この衣装は月に作って貰いました。
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なんて事だと思った地図子だけど、ベリーブロッサムと直接対峙出来るのは或る意味心踊る。しかしその途中で父正宗に会ってしまった。正宗は自分が戦っても良いと言うが、おじいさんと父に参謀の座を奪われてなるものかと自分がやると変身した。

またもベリーブロッサムが待つにこにこ西公園へ。地図子、すっかり暴走状態で周囲のベンチとかを弾き飛ばす。これはこれでみんなの迷惑と、ベリーブロッサムが魔法攻撃したものの、それをクロマが吸い取った。おまえはクマ怪人を探しに行ったのではないのか。クマ怪人も大事だが、暴走する参謀を助けるのも自分の役目だと。

これでクロマは魔力を使い果たした。ベリーブロッサムへの攻撃が出ない。これを今度は助けたのが参謀ダンテ。ダンテのおかげで攻撃が出来る様になったのだが、それでもベリーブロッサムに魔法に飛ばされてしまった。

それで家に帰ったのだが、クマ怪人はおじいさんと帰って来た。囲碁クラブのみんなと一緒に強化合宿に行っていたと言うのだ。書き置きに書いておいたのに。クロマ、読めてなかった。

E129系みたいな電車に地図子とクロマとクマ怪人が乗っている。
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ところが下車駅でクマ怪人が降りそこねた。ローカル線は大変だ。乗り過ごすと帰るのが大変。他人から妙な目で見られては大変だと小さく分かれる。各々別の意識があるのか、その一体のうちの一人が昔と違ってクロマが悪のコマ扱いしかしなくなった。そう思ったのに、帰り着いたらクロマがずっと立って待っていて駆け寄って来たのだ。ただの悪の総帥だった時はこんなのではと思ったのに、伊達地図子と一緒になってからはまた昔の様になってくれたと思うクマ怪人達だった。

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