最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える・第1話
話術士ってなんやねんと思ったら、パーティで話術士が唱える事によってパーティメンバーの力が増幅されるみたいだ。安易で便利なスキルだ。
一方でノエルは話術しか能力が無くて実際の戦闘能力は低いので、パーティメンバーからは何も出来ないくせにみたいな見られ方もしている。
特にヴァルターからは露骨にそれを言われた。一方でロイドとタニアは少しは理解してくれる態度を示して貰えた。
ただ、ノエルからしたらこのまま下請けパーティをやっていたのではいつまで経っても埒が明かない。だから自分達でクランを立ち上げようと言う。え?クランをと思うパーティメンバー。強く逡巡されたものの、ノエルの強行な姿勢で一応飲んだ感じになった。
あー、この雰囲気だともう良いかなと思ったのだが、最後にひっくり返された。
あの理解を示してくれた筈のロイドとタニアがパーティの金を持ち逃げして逐電してしまったのだ。一方でノエルを強く批判したヴァルターはノエルと一緒に取り残される。あれ?ノエルとの近さが逆転したぞ。
おのれ許すまじなノエル、次回のサブタイが「その話術士は容赦をしない」なので復讐戦が始まるのか。少なくとも第2話は見てみよう。