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ラブライブ!スーパースター!!(第3期)・第3話

前回のラブライブ!スーパースター!!、トマカノーテが発足して、でも代々木フェスには一校から一グループしか出られない。特別枠目指して配信をしたが、そもそも視聴者が8000人しか居ないので1万イイネは不可能。それでもかのんに励まされて歌いきったトマカノーテであった。

目標数には届かなかったものの、反響はとても大きかった。配信見逃して人生損したとか。昔のマルガレーテと別人。それらを聞くたびにマルガレーテの顔が歪む。

だったらあの時に視聴してイイネ押せよと思うマルガレーテ、そもそも我々はラブライブ!に出場して優勝するのが目的だとラブライブ!直行の練習を開始した。まあ代々木フェスは「Liella!」より上になったからウィーンに戻りたい、と言うのが目的だったので。

ところがトマカノーテがフェスに当選しなかった一方でSNSでは大反響なのが可可に焦りを生む。新しい結ヶ丘のスクールアイドル良い、Liella!に居た子も入ってる、そう言えばLiella!って今何してるの?

トマカノーテ、反響は良かったがフェスに出られない、一方Liella!は忘れられつつある、これって正反合で止揚するどころか共倒れの危機では。
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焦る可可、このままではすっかりお株を奪われトマカノーテがNewella!になってしまうと妄想は暴走する。
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埋没しない為にはトマカノーテのライブを越える様なライブをしなくてはならない。Liella!ってプロモ担当居ないんだっけ。居たら日頃から何かしらの発信してると思うのだけど。

さてそれでは次はどうするか。グループの方向をいつも考えてるのは千砂都。この先目指す方向も含めてどうしようかと。あの三人が出てくれたおかげでもっと先を目指せる。だから次の代々木フェスで凄いライブやろう。

とは言ってもかのんが居ない。誰がセンターをやるのか。すみれはグループの方向性とかいつも考えてる千砂都が良いと言うが、千砂都は今度は二年生にセンターをやって貰いたい。新しいLiella!なんだから。そして四季にセンターやってみないかと言う。

二年生の間では確かにみんな四季を推す。とは言っても二年が四人集まってるからこの四人が二年だなと分かるが、全員集合場面での識別がちょっと難しい。それに比べたら虹ヶ咲はネクタイの色で学年が分かるのであれは便利だった。

但し四季はそんなに乗り気ではなかったが、メイがそう言うのならと一旦飲み込んだ。

トマカノーテの方、これ鳩森八幡神社だったんだな、そこで練習してたが今日も冬鞠が来なくておかんむり。その様子を狛犬の影からそっと見る四季。神社に来てる人達がその練習に感心していた。

四季はセンターになると言う事で試しにステージの真ん中で照明を当てられてみた。メイと夏美ときな子が凄い良いと絶賛するものの、四季は当てられた光に倒れてしまった。

四季、寝ながらドローンで結ヶ丘のマスコットを外に吊るしてみんなの注意を引いてる隙に逃げてしまった。ごめん、やっぱり無理。自分じゃかのんみたいに人を動かせないのかなあと思った千砂都、ちょっとかのんの店を覗いて見た。

するとまたマルガレーテがおかんむり。冬鞠が三日続けて練習に来ないと。今はその時じゃないと言うが、冬鞠、何かやってるんじゃないかな。マルガレーテは賛同出来ないのならやめさせろと言うが、かのんはそれは嫌だと言う。色々な人が居るから自分も輝ける。

四季としては自分は中心で輝ける人間じゃない、だから無理なんだとメイに言う。あの鳩森八幡神社でのかのん達の練習を見てまた思った。かのんはそれだけで人を惹き付ける輝きがある。
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その気持をみんなに伝えたら仕方ないのではと言う空気が漂った。こう言う時に論理的な組み合わせで判断するのがすみれ。一方で感情的に納得しないのが可可。可可が千砂都に迫るものの、やはり自分ではかのんみたいに出来ないのかとちょっと思っていた千砂都が仕方ないならやむを得ないと飲み込んだ。

一旦飲み込んだ千砂都だが、みんなが置いていったボトルを見てかのんの言葉を思い出した。色々な色があるから輝ける。一色が目立つばかりがセンターではない。四季は謂わば白。白があってこそ周囲の色が引き立つ。なるほど、確かに白と黒は色を引き締める。

四季は白。よし、白衣でステージに立とう(いや違う
とまれこれで四季がセンターの新しい曲が始まる。

トマカノーテの三人、そのフェスへ向かった。相変わらずマルガレーテはこんな混んでるの鬱陶しいと言いつつ、チケットはいの一番で買っていた。

四季のセンターの新曲、集まったみんなが興奮していた。それがどれだけの出来なのか、マルガレーテが聞いた後で「練習に行くわよ!」と黙っていられない程に。
「今日の練習はもう終わったんですけど!」と冬鞠に言っていたくせに。

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