アクロトリップ・第3話
魔法少女ベリーブロッサムとして活躍している乃苺佳寿。今日も視聴者投稿の戦闘場面がニュースで取り上げられている。投稿者マシロウさん。あれ?
そして歩いていたらクマ怪人がビラを配っていた。それを見た佳寿が驚愕。この「えー!」が一番水瀬いのりさんっぽい。
さて次の日、クロマが相変わらず地図子の家に来てあの配っていたビラを見せた。
もうちょっと、PCで作るとか出来んのか。そして悪事がせこい。
昨日配られたビラなので「明日」と言う事は今日その悪事を行う。果たしてベリーブロッサムに伝わったのか。ビラ配りだけで。クロマは伝わっているのを確信して予告通りに公園へ....
しかし外は暴風だった。あっさり諦めたクロマ。予告までして行かんのかと地図子一人で公園へ向かった。近いから。流石にこんな暴風ではベリーブロッサムも来てないのではと思ったらちゃんと来ている。絶対来ると信じるベリーブロッサム。そこを飛んで来たポリバケツが直撃してベリーブロッサム気絶。
これは一大事だと地図子はベリーブロッサムを家に連れて行った。玄関を開けたらよりにもよってクロマがオセロしていた。何故玄関でしてるのか。クロマまど見られてたまるかとそのままクロマを奥に押し込んだ。
ベリーブロッサムを布団で寝かせたら、パンケーキの寝言を喋るベリーブロッサム。推しの様子を見てたまらん気持ちの地図子。
マシロウに話しかけられて正気に戻った地図子だが、猫が喋ってるぞ。マシロウ曰く、ベリーブロッサムは疲れてるんだよ、昨晩も夜遅くまでテスト勉強してたから。うっかり口を滑らした。
話を逸らすためにマシロウは自己紹介の為に名刺を取り出す。名刺あるのか。マジカルブリード、ベリーFC事務局、代表社員。
そんな時に隣の部屋で遊んでいたクロマが積み木を崩して音を立ててしまった。別に人家だから他の人が居ても良いのでは。とは言え地図子からしたらクロマを隠したいので、今度は地図子が話題逸らし。実は私はベリーブロッサムのファンなんです。
夕方に放送される視聴者投稿の動画は欠かさず見てる。それに喜んだマシロウ、あれを撮ってるのは自分だと明かした。
胸の鈴がカメラになってる。知世ちゃんマシロウだな。マシロウが撮ってるならマシロウが写ってないのは道理だ。そして関係者が視聴者を装って投稿してる訳だ。
そんな会話をしていたらクロマが名刺を横取りして登場。脅されたマシロウはベリーブロッサムを抱えて逃げて行った。もう外は晴れてるな。クロマ、名刺を何に使うのかと思ったら今度から悪天候の時に登場中止を連絡出来ると言うのだ。
天候が回復したので悪事を働くぞと言うクロマだが、その悪事が浮かばない。なので地図子に聞いたら、何気なく人質誘拐と答えると、なんて悪いヤツだと引かれた。ただ、やるにしても予行演習をしなくてはならぬ。
そこに鴨が葱を背負って来たとばかりに猫(マシロウ)が手土産(笹団子、流石N県)を持ってやって来た。追い詰められたベリーブロッサムを見たいだろうと言う甘言にのせられて地図子はマシロウを家に迎い入れてしまう。そこをすかさずクロマが縄跳びロープで縛り上げる。これがクロマの誘拐体験。
でもクロマ、何故誘拐するのか忘れてしまっていた。仕方ない、地図子が何をするのか促した。誘拐したのだから脅迫電話。なるほどとクロマが電話したが、ひょっとしてお前がかけてるのは昨日奪ったマシロウの電話ではないのか。案の定、電話はマシロウの携帯にかかってしまう。
自分の恥ずかしい行為にへこたれず、クロマはマシロウに向かってベリーブロッサムに連絡して助けを求めろと言う。仕方ない、マシロウは携帯の電話帳の上から3番目だと地図子に電話をかけさせる。
乃苺家の固定電話にかかって来て、朝食の準備をしていた佳寿が電話に出る。すかさずクロマが携帯を奪ったのは良いものの、お電話代わりましたとか、肝心の所で文字通り舌を噛むとか、うん、誘拐体験失敗だな。
しかしクロマの最期の言葉を聞いてマシロウは地図子をダンテだと勘違いしてしまう。地図子は訂正しようとしたものの、身バレよりも参謀ダンテになりきる方向へ。でも電話の相手は推しベリーブロッサム。可愛い声を聞いて地図子は惚けてしまった。
気を取り直してマシロウさんは預かってるのでこちらにいらしていただければ。
って、迷子センターかよ。
これで地図子も力尽きたので爺さんがマシロウの縄跳びロープを解いてくれてマシロウは無事帰る事が出来た。悪の組織に参謀ダンテが加わったと知って。