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株式会社マジルミエ・第1話

魔法少女マジカルエミはじまた。
いや、魔法少女でこの名称だとどうしてもマジカルエミに読んでしまう。マジルミエの語源って何なんだ。

自然災害の「怪異」が起きる世の中になり、それの退治には魔法少女の力が必要。うん、どうしてそうなったのか分からない。百歩譲って怪異が出る世の中になったとして魔法少女の力の源泉と、何故少女でなければならないのかが分からない。これは今後描かれると言う事にしておこう。

そんな訳で、怪異の退治の為に魔法少女はどうしても必要。未だ魔法少女の力の源泉が分からないが、どうも簡単になれそうに見える。何しろ既に中小ベンチャー合わせて500社以上の魔法少女派遣会社があるのだそうだ。いや、そこまで増えたらもうベンチャーじゃないだろ。

魔法少女は高給取りと言うが、中小だと高給が出せている様に見えない。今回最初に登場した魔法少女越谷仁美がジャージだったから。

さて新卒の桜木カナは色々な会社に就職活動をしていたが、悉くお祈りされていた。今回描かれたMURAOKAと言う企業面接では弊社に入ったら何が出来るかと言う質問にインド進出を計画してるそうで、そこでの遊園地開業に力を使えると答えたが面接側がそれを聞いてお帰り下さいと言ってしまう。自分の言葉でと言うお断りは成程と思ったけど、実は違うのだ。そんな計画ある訳ないだろと言う理由だったのに、社長が現地のマスコミにポロっと言ったのをヒンディ語の記事にしか載ってない内容をちゃんと読んでいたのだ。そこまでやってるのに面接者は見る目が無くてやれやれ頑張ってるねと言う。桜木の力は他にも優れていて、ファストフード店での直近三人の注文もチラと聞いただけで記憶している。これは逸材なのに。桜木としては世の中の役に立つ仕事に就きたかった。

怪異がはびこる前に何か異常がある場合には定期的に調査しておかなければならない。しかし桜木が面接を受けようとした大手金融会社榎津金融はそう言う定期調査は金がかかるからと放置していた。その結果、さる会議室が異様に寒くなっている。

そこが面接会場となったが、ますます寒い。そしてとうとう怪異が出現。部屋の中が凍りつく程の寒さになる。これは大事になる前にすぐに魔法少女会社に連絡して穏便に処理しろと課長が命令。急いで電話した先が格安の株式会社マジルミエだった。

秒で現場に駆けつけた越谷。だが部屋に入って怪異を見て驚いた。昨日今日出現した怪異ではない。一年は育った怪異ではないか。こんなの一人では戦えない。誰か補助が必要だ。誰か出してくれと言っても榎津はそんなヤツ居ないぞとモタモタしてると、桜木が手を挙げる。こんな会社に入るよりもこちらの役に立ちたい。
参考資料

と言う事で桜木は越谷のサポートに入る。サポートは魔法少女でなくとも出来る内容でタブレットで魔法の残弾の補充をするのだ。だが、これが間違っていた。冷却系怪異なのに速度系怪異の魔法弾になっている。桜木は以前受けた会社がこの魔法少女支援システムの会社だったので操作が出来ると言う事で、冷却系怪異に対する魔法弾に変更。これで怪異は退治された。

魔法少女は世の中の役に立つ、これが桜木の願望に叶い、新人の魔法少女をスカウトしたいと言う株式会社マジルミエの要望に合致して桜木はマジルミエの社員へ。

で、社長がOPで見えていたガタイの良い魔法少女スーツ。
うん、こう言うキャラにぴったりの小山力也さんの声だった。

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