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結婚するって、本当ですか・第4話

大原は父に週末に阿蘇に帰ると宣言。それを聞いた姉から電話やらメッセージやら。面倒だなと思ってもちゃんと言わねば。
「結婚話は嘘の嘘です」
おい、それでは二重否定で、結婚話は本当ですだぞ(まあ強調したいセリフで、king of kingみたいなつもりだろうけど)。

そう思いつつ、ふとカエル石を見る。何故本城寺はここまで来たのだろう。王女と居る事が気がかりだから?とそう思う事の出来ない大原。あれはちゃんと偽装結婚を遂行しろとのお叱りだったのだろうと。

アラスカ送り迄あと348日。そんなオフィスで権田が爆弾発言をした。大原さん、今週末実家に帰るんですよね。当然支店中がそれじゃ本城寺も一緒で両親にご挨拶?とか盛り上がる。これ、情報が漏れすぎでは?こうなって来ると最近流行っている三股コンセントに盗聴器を仕込んでるのを疑いたくなる。この場は大原が仕事しましょうで抑えたけど。

でもここで本城寺に非通知の着信。本城寺、どうして非通知なんて取るかな。私は非通知は全部拒否だよ。そしてとってみたら今度は実家に帰るのだろう、本城寺も一緒に帰らないと変だよなと相手は事情を知りすぎている。あ、いや、このタイミングは権田が今さっきバラしたからそれで知ったかもしれない。

大原、実家に帰る為に猫をせんもり動物クリニックに預ける。良いノリの先生だな。
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謎電話の主から脅された為に本城寺も阿蘇に行く事になっていた。二人で実家に行って事情を話して偽装結婚を漏らさない様に頼み、そして熊本のホテルで一泊してから東京に帰る。これで誤魔化せるだろう。いや、別に本城寺が熊本迄行ったか行ってないか、探偵に高い金払って見張らせてない限り、本城寺は東京でどこか行方をくらませるだけで済むのでは?

それはおいておいて、本城寺はちょっと安心していた。だってこの偽装結婚を言い出したのは本城寺で、大原に実家で嘘でしたと言うのを押し付けるのを気兼ねしていたので。

当日本城寺が大原が見とれる服で登場。いや、本城寺は同僚の実家で嘘を暴露する服装のつもりだけど。

飛行機の中で何となく大原は本城寺の子供の頃の話を聞いた。本城寺の反応が少しおかしかったので踏み込みすぎたと思ったものの、本城寺は設定上二人の昔の事は知っておいた方が良いと話してくれる。

本城寺、母子家庭で、しかも母親の出張が多いので一人で母がどこまで行ってるのか地図で見るのが一人遊びとして常態化して、今に至る。地図を見て見知らぬ土地の市街地がどうなってるかとか想像するのは楽しい。私も小中学生の頃は地図で妄想した。何しろGoogleマップとか無いインターネットも無い、紙の地図しかない時代だから市街地図だって買わないと見られない。お金を出して市街地図を買って、地図を見た時に「え?この市ってこんな形だったの!?」と言う新鮮な驚きがあったのは忘れられない。今ならストリートビューもあるのに。
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熊本空港に到着。すると大原を知るおばあさん出現。大原の父方の祖母だそうだ。農業やっていて空港の店にメロンを納品に来ていた。ちょうど良いとワゴンに乗せて帰ってくれる。だから一旦祖母の家へ。

ここで車内で意外な反応。当然本城寺はどんな関係の子?と聞いて来る。一旦は会社の同僚ですと答えるのだが、祖母は拓也が結婚すると言うのを聞いていた。こっちはまあ聞いていて当然の範囲だろう。なるほど、じゃあその子が結婚相手なんだと言われて、ここで本城寺が暴露した。結婚話は嘘なんです。おお、ここで明かすのか、これで祖母が秘密を守る仲間にでもなるのかと思ったのだが、これが違う。

祖母の家に到着して、メロンが大量に並んでいたから拓也はメロンの箱詰め。残された本城寺は別のお手伝いと言う事で、メロンを切る手伝い=収穫の手伝い。切るってそう言う事か。夏の農作業は暑いが、これが後で影響するとは。

美味しいメロンを食べて大原農場の恵みに感動する本城寺。これだけの事をやってるのか。でも祖母曰く、これでも小さくなったんだと。人手が少なくなって。

そしてここで祖母から予想外の発言。本城寺に隠さなくても良いんだ、本当は結婚するんだろ?でも結婚するとなると阿蘇に帰って来いと大原父の耕一に言われてしまう。だから一度は支店経由で漏れた結婚話だが、それをわざわざ否定しに来たのだろうと。そう言う解釈で来たか。その上でこのおばあさんからそんな事を気にせずに拓也と仲良くしてやってねと言われたら、これはほだされてしまっても仕方ない。
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拓也があなたの事を好いとると言われて赤くなった本城寺だが、照れただけではなかった。さっきの暑さが熱中症となって現れた。この騒動の中に父耕一遭遇。

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