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君は冥土様。・第1話

以前からCMをやっていて暗殺しか出来ないメイドが家事が出来なくて「もももも申し訳ありません」と言ってるのは見ていた。

大まかな流れはその想定したとおりに大きな家に一人で暮らしていた横谷人好の所にメイドが雇って欲しいと言ってやって来た。

普通ならあからさまに怪しいので追い返すのに何故か人好はそのメイドを家に上げてしまう。何故この家に来たのかと言うと、お館様の紹介だそうだ。誰だそのお館様。でも思い当たらない人好はうちとどんな繋がりが?と聞いたらお館様の嫡子の奥方様の従兄弟の次男のお宅に居候していた女性の孫が人好。いや、それもうほぼ無関係じゃん。

暗殺が得意だと言うので実演して貰ったら、本当にナイフ投げ暗殺術で、ここまで来たら当然人好だってこれはアカン奴だと思って丁重にお断りする。

それはまあ普通なのだが、ふと見るとメイドさんは鈴を落としていた。優しい人好はこれは返してあげなくちゃとメイドさんを追う。よく帰ろうとした方向が分かったとは思うが、走って追う。ところがここに陥穽がある。届ける事に夢中で交差点でよく見ずに飛び出してしまい、トラックに轢かれそうになった。それを察知したメイドさんが異常な身体能力で人好を救う。人を殺す事はあっても助けた事など初めてだと言う。

メイドさんが気になった人好はメイドさんを引き留めて一緒に掃除をしようと言うのだ。だが、CMで見たとおり。モップとバケツを渡しただけなのにモップは折るしバケツは被るし。
参考資料

でも人好は一緒に掃除をするのだ。

そのうちに19時になりました。今日は最強メニューがあると言うが、なんだろう。メイドさんが風呂から上がって来たらキャベツを切って貰った。そう言うのは出来るよね。これってヨルさんっぽいね。ヨルさんは一応もうちょっと家事は出来るけど。

最強メニューはトンカツだった。でも買って来たトンカツってピンキリあるんだと思ったら、精肉店の名物トンカツ。でもメイドさんは味が分からないらしい。ただ、一緒に食べる夕食は暖かい。味がわからないと言っていたけど特製トンカツソースは気に入った。

このトンカツソースが夜の縁結びするとはなあ。夜中にうなされて起きた人好がDKに人の気配がするので行ってみたらメイドさんがトンカツソースを舐めてる。そこでトンカツソースを使った夜食を食べて、人好がうなされた理由を聞いてみる。なんだろう、この人好の過去は。ともかくそれじゃとメイドさんが膝枕しましょうと言うものの、人好からしたら年頃男子が年頃の女性の膝枕なんて恥ずかしいからと拒否したら、メイドさんは拒否の理由をそんな理由には取らない。自分の境遇として捉えてしまって真っ暗闇に。

その様子を見たのだろうか、人好はその闇をぶち破って膝枕に甘える。
ギャグな物語かと予想していたらちょっと過去を引き摺る二人だった。

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