ラブライブ!スーパースター!!(第3期)・第2話
Liella!を止揚する為にマルガレーテの作った新しいスクールアイドル部に入部希望を出すかのん。でもマルガレーテが簡単にはいそうですかとは言わないのは分かっていた。かのんは部員募集のポスターに誰でも歓迎学年経験問いませんとあるのでと言うものの、マルガレーテはそこをその場で書き換えてLiella!メンバーは不可としてしまった。かのんが怯むのだが、そこに新たに登場したキャラが割り込んだ。契約では後から書き足した事項は無効。だからかのんの方に正当性があると言うのだ。うん、良い助け舟ではあるが、これは契約にはなってないので。
でもここで鐘が鳴ったのでその子は立ち去る。そして「姉者、確かめさせて貰います」と呟く。姉者?これが予想外の展開に。
可可は納得出来ない。何故かのんがあちらに入ったのか。騙されたのではないか。かのんはお人好しだけど可可みたいに単純ではないと言われるが、四季が西洋魔術のせいではないかと言うと信憑性が増してしまった。Liella!は敵、ルラルラルーラ(ワロタ
ただ、かのんの幼い頃からの理解者千砂都は違う。かのんは騙されて入ったのではない。切磋琢磨したいと言っていたのは信じられる。
さて新スクールアイドル部の方。先ずは目指すのが代々木スクールアイドルフェスティバル。Liella!は招待されている。なのでマルガレーテはここでLiella!を倒せば良いのだなと思ったが、残念、参加出来るのは一校から一グループだけ。既にLiella!が招待されているから結ヶ丘の枠はもう埋まっている。じゃあどうすれば。
但しゲスト枠と言うのがある。オーディションで受かれば参加出来る。その要項は歌う動画を配信して1万イイネを取れる事(またイイネ数かい)。或いはそれが何グループかあったら多分多い方。
マルガレーテはそれだけでは納得出来ない。昨年は自分が他を圧倒した。なのにそこで競えと?でもフェスの目的はお客さんに楽しんで貰う為。ここでまたあの新登場の子が割り込む。今回もかのんの言うとおりだと言うのだが、それで利益を得てるのだからしょうがないと。いや、これ利益の為じゃないんだけど。
それを聞いたその子、成程姉者が言っていた事は本当だったのか。全く利益も無いのにそんな事をしていたのか。マルガレーテがおまえは何者だとムカッとしたのをかのんが抑えて練習しようと。ただ、その子、練習は自分には必要無いとその場で踊って見せた。お、身体能力凄いよ。
それを見せて入部届を出したが、名前を見たら、鬼塚冬毬。こんな名字そう簡単にあるものではない。つまりは夏美に妹。
その頃、生徒会に出された情報からLiella!の方で夏美の妹があちらに入ったと判明。どういう事なのか説明しろと迫られる夏美。困り果てた夏美だが、そこに冬毬がやって来て私から説明しましょうと言う。
冬毬があちらに入部したのはスクールアイドル活動と言うものがどんなものなのか、Liella!でない方に入ってつぶさに観察しようと思ったから。冬毬が去ってからもっと細かい理由を夏美が話してくれた。冬毬は自分よりもお金に固執している。自分が動画配信でお金儲けを企んでいた頃は応援してくれたが、それよりも一円にもならないスクールアイドル活動を始めて、そして自分を軽蔑してる。
かのんとマルガレーテが一緒に帰ってる。あれ?マルガレーテの家って違う方向では?聞いてないの?と、そこまで来たら分かったぞ。マルガレーテ、かのんの家にお世話になる事になりました。家族はもうとっくに知ってたと言うか馴染んでた。そしてマルガレーテもきっちり働いてた。
かのん、マルガレーテに一緒に曲を作ろうと言う。冬毬の意見も聞いて。
そして鬼塚家。夏美が冬毬に一言言っておきたい事があった。スクールアイドルをやるならちゃんとやって。かのん達を悲しませないで。でも言われた冬毬はスクールアイドル活動は姉者を傷つけると思っていた。
冬毬がフェスのサイトに新スクールアイドル部のプロフィールを登録した。Liella!の元センター、前回フェスの衝撃のパフォーマンスを示した者、これで注目は引くだろう。サイトの閲覧数からいって当日は5万人の視聴があるのではないか。1万イイネは5人に一人がそう思わなければならない。
こうして冬毬によって仕込みは始まった。それはまあそれで良い。一方で練習はやはりする。この面ではマルガレーテが若干遅れている。アイドルに必要な体力が未だ無いんだ。
Liella!のみんな、敵とか思っていなくてちゃんとオーディションに受かるか心配していた。とうとう当日なのだが夏美と千砂都がサイトを見て顔を曇らせていた。
愈々配信。以前同様に学校のみんなが配信スタッフをやってくれる。ここなんだよね、スーパースターの良い点の一つ。学校の他の生徒が配信スタッフとか全部やってくれるの。
そしてこちらのスタッフも顔を曇らせていた。何だろう。
視聴者の数が8,000人からさらに減っていた。見てる人間が8,000人では1万イイネなどは論理的に無理。
サイトにはプロフィールを登録してから批判的なコメントがかなりあったらしい。原因は昨年のマルガレーテの発言。あれで怒ってる人が多かったのだ。
論理的に1万イイネは不可能なのでもう歌う必要はないと言う冬毬だが、一方で残念がっていた。そしてマルガレーテはそうか自分のせいなのかと肩を落とす。
そして立ち去ろうとしたマルガレーテを留めるかのん。歌おう。結果よりも前に諦めたらいけない。マルガレーテが本当に歌が好きならそれを信じよう。そしてこのステージから届けよう。
そしてマルガレーテも冬毬も歌う事にした。
私達の歌が届きますように。
歌い終わってマルガレーテは久しぶりに歌が楽しかったし、冬毬もこれに価値があるのかと言うが、その顔はちょっと違っていた。
さて、どうなるのか、特別枠。