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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第9話

イヴとリズを脱出させた灯河は追って来る二手のうち公爵配下と思われる方は馬に松明を乗せて走らせた事で分断に成功。それに目をくらまされなかったアシントの方は森の方に到着した。そして折れている木の枝を発見。

しかし用心深いムアジはこれは罠と断定。なので策は見破った、出て来いと呼ばわった。それに応じて出て来たのは仮面を被ったセラス。やはり隠れておったかニヤリ。

イヴとリズを引き渡したらアシントに歓迎してやろうと言う。しかし断ったら呪いをかける。苦しみぬく呪いを。あの五竜士すら呪いには勝てなかった。ここでセラスにとっては呪いがあからさまに嘘だと分かる。とすると今狙っている矢が呪いの正体だろう。何だか鏃に液体が付いてるし。

セラスはだったら全員ついて来いと言うとここでもムアジはニヤリ。全員である必要はないのにわざわざそれを言うのは森の中に罠が待ってるからだろう。おまえの策略など全部お見通し。

勝ち誇ってムアジはペラペラ話しだした。特別に教えましょう。確かに鏃には毒がついてる。我々は暗殺者ギルドの生き残りを吸収し、その毒の技術を手に入れた。折よく五竜士が死んだのでそれも自分達の呪いのせいだとした。誰も呪いが無いなどとは証明出来ない。これで名が売れ王国に取り入るのが我々の目的。
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ここでセラスが仮面を脱いで正体を現した。なるほど、五竜士を倒したのは我々ではないと思っているのはそれか。でもあなたにも五竜士を倒す力は無いだろう。今ここに居るアシントの強力な二人はセラスを追い詰めた男の弟達。こいつらには敵わないだろう。

さらにはセラスの背後には自分達の仲間が既に回り込んでいる。もう包囲されているのだ。この時間の間に。

などとやってるうちに灯河が来た。以前と違って射程範囲がピギ丸のおかげで格段に広がったのでそこに居る全員などあっさりパラライズされポイズンされた。さらには別働隊15人も既に倒して来た。勝ち誇ったせいですっかり油断したな。

ピギ丸は消耗したので次の公爵の軍との戦いは灯河とイヴ。イヴが突っ立ってるのを好機と迫る公爵の軍だがそこまでのうのうとやって来る連中はあっさり灯河の餌食。

さらに公爵が追って来る。これも餌食....と思ったら対象数が上限に達しました。LV3だとパラライズ最大数は80らしい。これどこでリセットされるのか、LVが上がったら上限が上がりそうだけど。
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と言う事で別の状態異常を発動。ダークを使って相手の視界を奪う。視界が奪われたら今度はイヴの餌食。流石に公爵の軍の兵士は恐れをなして逃げ出したが灯河としては全滅させて後顧の憂いを無くしたい。おや、そんな事をしてるうちにパラライズの利用可能数が復活して来たね。

逃げる公爵の軍を拘束するまでもなく怒り狂った公爵が逃亡を許さないのであとはイヴに任せるだけ。兵士を逃さないくせに公爵は自分は逃げようとしたので許容数が復活した灯河が公爵をパラライズ。これをイヴが倒して公爵軍も全滅。

その後、アシントの死体は全部フリーズして粉々に砕いてアシントが消息不明の状態にしておいた。全部アシントにひっ被せておけるから。呪いの不存在は誰も証明出来ないと言ったな、お前らの不存在も誰も証明出来まい。

アシントが行方不明と聞いて頭を抱えたのはウルザ王国国王のジン・ローワン(?EDのキャストに出てないんだけど)。利用しようと思っていたのに。これでヴィシスの機嫌を損ねてしまったらどうする。

そのヴィシス側の動静が久しぶりに描かれた。十河がニャンタンに稽古をつけて貰っている。って、ニャンタンって誰だったっけ?ほら、もう忘れる位にヴィシス側の様子が久しぶり。

一晩経って灯河一向は金棲魔群帯へ進発する。リズの服、いつの間に調達してたんだ。そして灯河一向は蝿王ノ戦団と名乗る事にした。愈々金棲魔群帯なのだが、便利な事にイヴの手に魔力を注ぐと地図と魔女の居場所が分かる仕組み。

蝿王ノ戦団が愈々金棲魔群帯に入ろうとしていたその時、ヴィシス側では召喚した勇者軍団がグループ化され、桐原グループと安グループと十河グループと戦場グループと高雄姉妹に編成されていた。
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ヴィシスからはレベルは上がったのは良いが、さらにレベルを上げる為に名だたる戦士に鍛えて貰いましょうと宣言された。そしてニャンタンにはこっそりと勇者達の経験値を上げる為に金棲魔群帯行かせようと言うのだ。あら、灯河と誰かが出会いそうだね。

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