負けヒロインが多すぎる!・第12話・最終回
杏菜の匂わせ彼氏問題が残ってた。和彦に光希を説得しろと言ったけど、そんな事が出来る訳がない。やっぱり草介とか思うが、それは以前杏菜をふった男だ。飲める訳がなかろう。
と言う事で文芸部で対策会議をする事になりました。
偽彼氏の設定を作って写真をSNSに載せよう。今回はもっともらしい彼氏設定をして。杏菜のお望みは大人のデートをしたい。彼氏設定は杏菜がして、デートプランは和彦がしろと言う事になった。大人のデートプラン?
そんなものどうしたらと考える和彦だが、大人の筈の甘夏先生は全然役に立たないし、そう考えて歩いていると血まみれっぽい志喜屋先輩が向こうからやって来るものの、この人の設定だとまたぞろ何か血じゃない何かなのだろう。後から液体肥料と分かるが、そんな赤いのあるんだ。
和彦の悩みを何故か嗅ぎつけた小抜先生が無料入場券をくれた。
やって来たのはのんほいパーク。
前回動物園と植物園の時に地図を見たけど、その二つだけじゃないのだ、ここは。じゃあどうするのと言われて最初にオススメを言えと指名されたのは小鞠。小鞠がいきなりふられて決めたのは遊園地。まあ大人のデートで遊園地はアリだよね。ただ、理由はお金がかかるけどそれを出せるのが大人だと言うものだったが。このお金の問題、なんと杏菜が早くも渋沢栄一さんを出してくれる。小鞠、見たことのない高額紙幣と言う。小鞠の家庭事情、チラチラ出すけど決定的なのは結局出なかったな。
さてここで杏菜の彼氏設定登場。彼氏は社会人でいつもは彼氏がお金を出してくれるけど今回は自分が出す場面だと。面倒な設定だな。
ともかく順調に遊園地で乗り物に乗って写真も撮った。和彦、全然乗ってないな。すっかり冷めてる。
あ、佳樹がこっそり着いてきてるぞ。
檸檬が選んだのは博物館。大人のデートは知性と教養だよ。海獣と恐竜の区別がついてないけど。和彦が絶滅して子孫を残せなかったにこだわったが、いや、絶滅した動物なんて全部そうだろう。
とまれ、杏菜は和彦の写真も撮るのだ。彼氏設定の彼の写真にするが、顔とか痕跡は全部消すとは言うものの、さっき杏菜が言っていた外資系のエリート社員がその服装で良いのか。
佳樹が来てると思ったら、和彦のスマホにこんなものを仕込んでる。
千早と言い。
偽装写真も撮ったし、じゃあ帰るかと言う和彦。でも未だ和彦の提案が未だだと言うので和彦が向かったのは露店の食べ物だった。和彦思ってたのはオシャレなキッチンカーだったが、普通の屋台になってしまった。だが、食いしん坊の杏菜はこれが良い。そして彼氏設定ではこれで良い。何しろ外資系のマケインに勤めている。
あれ、タイトル回収に来たぞ。でもマケインって何だ。杏菜に言わせるとマーケットでインフラで何だか凄いのだそうだ。全然分からん。
ところが杏菜が唐揚げの方に行こうとしたら草介と姫宮がペロペロしてる。これが大人のデート。そして杏菜が我慢ならない。見られて二人は焦ったけど。
これ、実は小抜先生の仕込みだったのだ。別のデートを入れたら刺激になるだろうと。そしてもう一組無料チケットをあげたものの、千早の鋭敏な感覚によって見事に回避されていた。
最後にお土産を買って帰る....と言うところでまたぞろ杏菜が彼氏設定を持ち出して、シェアハウスに住んでる相手にお土産を買ってる場面から設定がどんどん膨らんでシェアハウスには泥棒猫が居る事になってしまった。自分で言って自分で落ち込む。
我慢出来なくなった杏菜が気持ちを紛らわせる為に和彦を観覧車に誘った。でも和彦が頑張って杏菜を励ますと、その言葉尻を捉えて元気になって来たぞ。これを小抜先生が双眼鏡で覗いていたが、まあこれは何も起きてないよね。
さて、ここで問題が発覚しました。折角彼氏設定した大人のデートの写真を沢山撮ったけど、ここに文芸部で四人で来てるのは草介達に見られた。なので大人のデートのふりして写真をSNSに上げたらモロバレになってしまう。
観覧車から降りたら檸檬と小鞠に二人だけで何してたと問い詰められ、また観覧車にもう一周乗る羽目に。モブキャラ和彦、今後も大変だな。
負けヒロイン、楽しかった。原作も良いのだろうがアニメ制作がちゃんとしていて演出も絵もよく出来ている。これって二期やるのかな。