VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた・第7話
淡雪が何の用なのかは分からないがライブオンに向かっていた。何だか良い事ありそうと思って歩いていると行倒れの人物ありけり。廊下で倒れていたのでどこかの会議室で水を飲ませて介抱。
うん?この声は還?お互い声を頼りにもしかしてと相手を探っていたが、先に切り出したのは淡雪だった。そして倒れていた子はやはり還だった。
倒れた理由は体調とか熱中症とかそう言うのではなくてトラウマが原因だった。還は以前漫画家をやっていたものの全然売れなかった。めざせ連載、ってあるから連載に辿り着いてなかったな。それで漫画家をやめて一念発起して就職しようとしたが、既にアラサーになっていて(え!?還ってアラサーだったの)どこも不採用。これがトラウマになって就職に強い拒絶反応を示す様になった。
それでVTuberで一生食っていこうと(これで改めて思ったけど、VTuberで一生食っていけるって漫画家で食っていける比率よりも低いのでは?特に今の還とか淡雪は女の子VTuberと言う肩書きでやってるけどもっと歳が行くとおばさんだから今の路線は無理だろう)ライブオンに応募したのだ。
今迄ずっとリモートで打ち合わせしてたけど一度位は顔合わせしようと今回来たのだ。じゃあ応募の時はどうしたんだ。
前回鈴木から還は未だ誰ともコラボしてないと言われていたので聞いてみたら、還は自分は変わり者だからコラボして相手に迷惑をかけてはと今迄していなかったのだ。あー、いや、ライブオンのVTuber全部変わり者なのでそこは気にしちゃいかんのでは。でも淡雪の答えはちょっと違って、みんなが変わり者と言う言い方ではなく、ライブオンのVTuberは全員どんな事でも受けて立てるから大丈夫と言ってやるのだ。
と言う事で、今からこのライブオンでオフコラボしようとオフコラボが始まった。
あれ?還の前にもガチゼロがある。これってまさかライブ中に飲んでやべー結果になるのかなと思ったが、それはなかった。一方で最初から還は今迄ママを探していたが、その中でも最上位のママ、最ママが今日見つかった、それは淡雪さんと宣言する。こう言われて戸惑う淡雪だけど、ま、いっかー、で済ませる。
さて場も温まったのでネタに行きましょうと言う事で、わだいBOXから紙を引いてその内容について語る方向へ。
最近のマイブームは?淡雪、と言うかシュワちゃん、やはりガチゼロがらみか。絶版のガチゼロの収集とか。その目、楽天カードみたい。
還がステーキが好きと言う理由は、ステーキ屋に行くと紙エプロンが出るから公衆の面前で堂々とよだれかけ出来る点が良いと言う。カレーうどん店でも良いのでは。
好きな本は?の中で淡雪の好きな一説はと問われ「私は存在しているそれだけの事だそれには吐き気がする」って、文だけ見たらサルトルの嘔吐?読んでないから知らんけど。
次はものまね。既に話題ではなく、一発芸。
還がやったのは初配信の時の淡雪。初配信って事はあの配信切り忘れの時じゃないのか。言語になっとらん。
淡雪、ちゃみと一緒に富士急ハイランド?に来ました。
ちゃみ、妙に陽キャを意識してるので、ちゃみ自身は陰キャなのか。いきなり絶叫系へ。はい、ここでお知らせです。私は年齢的に全ての絶叫系アトラクションには乗れなくなりました。若いうちに行っておきましょう。ちゃみ、弱いくせに乗りたがりだったか。でも今書いた様に若いうちだよ、乗れるの。
その次はコーヒーカップ。そう言いながら乗り物の名前はティーカップだった。あれってどれだけ高速に回せるんだろう。
夕刻が近づいて、そのタイミングってアニメではほとんど大抵観覧車に行く。ちゃみは観覧車なんてリア充にしか乗れないと思っていたのにと乗ったら、網籠だった。そんなワゴンあるのか。