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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第8話

金棲魔群帯の禁忌の魔女の居場所を知ってると思われるイヴは、明日の決闘で賞金がたまり自由になる筈だった。だが公爵はその機会に世代交代を目論でイヴを新しい勝者の餌食にしようと企んでいる筈だ。

セラスはそれを阻止するのですねと言うが、灯河はもっと合理的な方法を選ぶ。明日のその決闘迄待たない。

と言う事で早速イヴに会いに行く。イヴは察するのが早くて禁忌の魔女の居場所など知らぬと言う。しかしもう灯河は遠慮無しにそれは嘘だと言う。そして隠してるのは魔女に恩義でもあるのかと問うがそれにも無いと答えると、今度はセラスが今のも嘘だと言って出て来た。

もう化かし合いはやめてはっきりと語ろう。あんたを助けに来たと灯河は言う。そんな言葉は思いも寄らないイヴ。公爵はイヴを最後の決闘で殺そうとしてると告げるが、イヴからすると何故それをわざわざ自分に言いに来たのかと。そりゃはっきりしてる、禁忌の魔女の居場所を知ってるイヴが殺されたら困るからだ。これは道理。

その上で灯河は明日の決闘を待たずにモンロイから一緒に来た少女と今晩逃げるのはどうかと提案した。あの少女の事を引き合いに出されるとイヴは黙っていられない。何かする様なら容赦せぬ。
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ただ、リズの事を出したのはイヴの事情を全部知ってると言う自分達の事を言いたかっただけで害するつもりはない。

その辺はイヴは納得した。だが、今晩リズを攫って逃げる案には乗れない。解放される制度をちゃんと利用しての解放でなければ公爵の追手がどこまでもいつまでも追いかけて来る。そんな状況でリズを守り通すのは難しい。だから明日決闘をしてリズを助ける。

では隠れ場所があれば良いのか。禁忌の魔女の所に匿って貰えば良い。これにイヴがポロっと情報を漏らす。奥地には誰も辿り着けない。奥地なのか。そして行った事があるからこそそんな事が言える。イヴは間違いなく禁忌の魔女の場所を知っている。

灯河は自分達が同行して守り抜こう、どうだと言うと、イヴは実力を疑った。そこでスケルトンキングは楽に倒したと言うのだが、スケルトンキング程度ではと言うイヴに今度は続けて五竜士を殺したのは自分だと告げる。そこは普通は信じられない。ではその証拠をとばかりにパラライズをお見舞い。こうして動けなくしたら倒せるだろう?

そしてさらに裏付けの証拠とばかりに五竜士が追っていたセラスは自分だとセラスは明かす。そのセラスから五竜士を倒したのは彼だと告げられた。うーん、これは五竜士を倒したのは信じざるを得ない。

ただ、ここまで言ってもイヴは灯河の提案には乗れない。それは積み重ねた時間が違う。昨日今日会った相手と、長年やって来た決闘の場ではどちらを取るかと言われれば長年やって来た方だ。

しかしズアン公爵が約束を守ると思うか?確かによくない噂のある公爵だが、長い間貢献して来たのだ約束は違わぬだろう。時間が長いとそれを信じちゃうよね。

まあしょうがない。明日の朝出かける迄に気が変わったら大門前に来てくれ。

と言って宿に帰る途中で例のアシントが蠢いていた。その中では少女を攫おうとしてる場面まであって、怒ったセラスが動こうとしたのを灯河が制止して「バーサス」。これ、おかしくなってバーサーカーみたいになる状態異常?

イヴは気になって寝られなかった。なので公爵の所に確認に行こうとしたが、迂闊な公爵さん達は外に漏れ漏れの部屋でこの先イヴをどうするかをペラペラペラペラと饒舌に話した。当然それは灯河が警告した通りで、そして最後にダメ押しの「人間以下の獣風情に情など抱く訳がないでしょう」。

しかし帰りがけにアシント兵団長のムアジに会ってしまった。これは気取られたな。
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時間には遅れたが大門へ。灯河と合流して灯河の作戦どおりに。リズの居る酒場へ向かった。定番どおりにリズは女主人から虐められている。これは殺されても仕方ないなと言う程に。

そこにイヴが入って来た。何をやってるのか。貴様は殺す。最強の血闘士に睨まれたら泣いて謝るしかない。女主人はイヴをまんまと騙せたつもりだったが、悪人どものする事を知ってる灯河は騙せない。大きな音でリズを虐待していたのは見ていた。それは灯河が嘗て自分がやられていた事。そんな事をするお前は許せない。と言う事でさっさと殺害。
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こうして四人で脱出。ここでリズはイヴと一緒に行けるのならどんな困難でも覚悟すると言ってくれる。リズはダークエルフなので禁忌の魔女は同族を救ってくれた相手なら少しは好感度を持ってくれるかもしれない。

馬に乗って金棲魔群帯に向かって駆け出したが、すぐに追手が迫って来た。

公爵の追手とアシントの追手らしい。数が多い。まずは馬に松明を乗せて片方はそちらに公爵の追手が向かう。第二陣はアシントだろう。

ではアシントの兵団を灯河とセラスの二人で片付けよう。気をつけるのは頭が働きそうな兵団長のムアジ。

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