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【推しの子】(第2期)・第16話

アクアが感情演技が出来ない。かなに言われた一言はPTSDを発症させて倒れてしまった。それで頼ったのが五反田だった。アクアの過去の事情を知ってる相談出来る相手。五反田家であかねがご飯を作ってくれた。

五反田のライブラリをあかねが見て、アクアが出てる作品を見たいと言う。過去にかなが見たいと言った時は見せるなと拒絶したのに、アクアは今回は見たいなら見れば良いと言う。アクアも変わって来ていると思う五反田。かなは恋人じゃないけどあかねは(契約上)恋人だからかなと思わず、アクアの心境の変化だと五反田は捉えるのだ。

五反田はこのあとの場面からも分かるが、アクアのとても重要な理解者と言うか協力者の位置に収まっている。

アクアの子役時代のビデオを見て、分析力に卓越してるあかねはアクアの演技の質を見抜く。アクアはこの時から「用意された演技」を演じている。だから感情から湧き出たものでない分、少し表出が遅れている。そして五反田は知っている。この時もアクアは倒れたのだ。その時も感情が出ようとして倒れたのか。

アクアがベランダで一人で居る所へあかねが行って、どうして演劇を始めたのか聞いてみた。でも真の目的なんて言える訳が無い。アイを殺した相手を見つける為に金田一に近づいたとか。ただ、ここでアクアは言うのだ。人を殺す為に、芸能界の上に殺したい人間が居るから始めた、そう言われてどうするんだと言うのだが、ここがあかねの凄い所だ。一瞬で表情を変えて「一緒に殺してあげる」と言ってのける。
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ビジネス上の彼氏彼女だとしてもアクアの事は最後まで支える。ただ、とここであかねが吐露した。彼氏としての責務を果たして欲しい。それはかなに負けたくない。それを手伝って欲しい。

五反田に、東ブレの改訂版脚本を渡して姫川と有馬に勝つ方法を教えてと聞く。ここが五反田の優秀な点。脚本を見てこの脚本の要が分かるのだ。流石映画監督。脚本と監督が求める物を把握して、この舞台でピッタリと合った演技とは何か。それは感情演技。だったらやるしかないだろ。それを明日から仕込んでやる。

場面変わってメルトとルビーの場面。何の為にこの場面が出たんだと思ったら、ここで大きな要素を二つもぶち込んで来た。

ルビーがアクアがちゃんとやれてるか、ぼっちじゃないか見に来たのだが、メルトはもう帰ったぞと言う。ルビー、毎日アクアが夜遅く帰ってるけどどこに行ってるのだろうと思ったが、アクアは毎日あかねと帰ってると聞いたみなみは、それってアレじゃん、アレ!と察した。いや、違うんだけどね。

ただ、ルビーの反応はここに居た誰もが想像できないものだった。アクアがそんな子供が出来る様な事を軽はずみにする訳が無い。もしやったとしたら軽蔑する。まるでアクアを殺してしまいそうな顔で。
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ルビーがトイレに行ってるうちに一人で待ってるみなみにチャラい男が声をかけて来た。そしていきなりLINE交換しようと声をかけて来た。とても困るみなみだが、ここでそれを阻止したのがメルト。金田一が呼んでると。

鴨志田は仕方なく行ったが、当然それは嘘だった。メルトからあんな事したら、アクアの妹のルビーの友達に手を出したらいけないと言われた鴨志田だが、大根にそんな事を言われる筋合いは無いと言うのだ。おまえは今回もツテでこの舞台に来ている。実力で呼ばれた自分とは違う。一昨日来い。何も言い返せないメルト。今回メルトが色々成長するんじゃないかな。

ところがこの場面のオチがある。ルビーが軽々に鴨志田とLINE交換したのだ。呆れたかなとMEMちょが直ちにブロック。

Bパートはかなとあかねの鋭い対立で始まる。お二人さん、どうしてそこまで喧嘩腰で対立してるんだ。これ、アクアがと言うよりは同年代で役者としての力を負けられるかと言う対立か。

でもかなが取り出した物が爆弾だった。「演劇の時代」と言う本で、児童劇団の世界の特集。何かと思ったらあかねがインタビューに答えて有馬かなに憧れて演劇を始めたと言うのが書かれているのだ。そんな過去が!
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この争い、アクアとメルトが引き離した。

メルトはどうしてここまでと思ったが、かなから見てやはり同年代で競ってる上に、あかねと自分の演技の方向が違う、あかねは例の分析力で「正解」を求めてそれを演じる。そしてあかねが上になると言う事はおまえの演技は間違っていると言われる気がする。

メルト、あの二人はどちらが現状で上なのかと姫川に聞いてみる。姫川から見て現時点で甲乙つけ難い。だが、今回の舞台に限ってならかなが上だ。何故ならかなの相手が自分だからだと。あ、これ大きな要素をもう一つぶち込んで来た。別格の姫川に対して、あかねを勝たせるアクアが挑む要素を。そのアクア、控室で嘔吐する状態だったが、果たしてどこまで感情演技出来る様になったのか、或いはそれを克服する別の方法を見つけたか。

そして愈々舞台が開幕する。

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