負けヒロインが多すぎる!・第5話
和彦が家に帰ったら佳樹が慌てて何かを言いたげだったが、要領を得ない。しかし玄関にある靴を見て察した。杏菜が来ていて、カレーを食べていた。
何しに来たのかと問うと、家に末端価格30万円分の素麺があって配りに来たのだ。は?現物支給?いや、これ本当かな。杏菜だと酷い嘘を言いそうな気がする。そもそも給与の現物支給だとしたら換金しなくちゃ駄目だろ。
携帯が鳴ってどうやら夏休みの学校へ呼び出し。
しかし一人女子が倒れている。志喜屋先輩って誰だっけ?文芸部の幽霊部員だったっけ?胸をはだけて、そしてあのリボンが下に下がっているのだ。あの仕組みはどうなってるんだ。
さて文芸部。ここに莫大な素麺が。それはさておき生徒会から夏休みの活動実績を出せと言われて急いで各部員の書いた物を集めて作ろうとしている。古都が言われたのを忘れて今日に至ったらしい。
杏菜が中学校の同窓会に出るのだが、そこに草介のみならず華恋も一緒に出るのだそうだ。なんでも恋人が出来たら連れて行くのが伝統みたいで。そこに杏菜が行くのは大丈夫なのか?と思った和彦だが、杏菜が怪しい本を読んで諦観の境地に達していた。
光希が千早から貰ったと言う腕輪で和彦に惚気ける。何故こんな話が入るのかと思ったら、これが後から分かる。
和彦は図書部の片付けの応援で図書室へ。小鞠は隣に座ってるだけで働いてないな。杏菜は金銭の借りがきっかけで和彦に気安く声をかけてくる様になったけど、小鞠と檸檬は何がきっかけと言う訳でもなく和彦に気安く声をかけるよね。
その二人、あの小鞠が走る練習を檸檬からして貰ってる件でこの二人の間もそれなりに仲良くなって来てるみたい。
この図書室の時、小鞠が檸檬に男の兄弟が居るのか?と聞いたのは流石に見返さないと分からなかった。小鞠が見たのは光希と一緒に檸檬が居る場面か。色々伏線をばら撒いてたんだな。
このあと和彦は部室に戻ったのだが、部室で檸檬が着替えをしてたものだから、和彦はそれを見てしまって、そしてあのリボンってああなってるのかと言う。いや、どうなってるんだ。
ひょっとしてこの場面の髪留めと携帯への着信も伏線か?
杏菜からお茶したいとの呼び出し。一瞬、これはデートではと思った和彦だが、行ってみて杏菜の顔を見てすぐ分かった。これは単に愚痴を聞かせられるお茶だ。めんどくせー女だな。
杏菜、諦観していた筈なのに、いざ現場を見てしまうと恋人アピールが鼻について我慢出来なかったのだ。
外を見たら光希と檸檬が仲良さそうに一緒に居る。杏菜がこれは浮気だー!と言って外に出たら千早と出くわした。
ともかく詳しい話は別の場所で、と言われて行った先が和彦の部屋。肌の露出の多い少女が二人で絡み合ってる等身大タペストリーのある部屋へ。それ先に隠しておけ。
千早は光希の浮気を疑っているので二人に協力して欲しいと言うのだ。和彦が断ろうとしたのに杏菜が受けてしまった。
そして光希と檸檬の浮気現場調査。千早は光希にGPSを仕込んだので場所が分かると言うのだ。だから光希に肌身話さずその腕輪はしてろと言っていたのはこう言う意味だったのか。
そうまでして見張った千早だが、光希と檸檬の様子を見て、これはどうも諦めようとしてる?
だが、こっそり見ていたのを光希に見つかってしまう。更衣室に二人で入ってるのを見られて、一体どんな弁解するのかと思ったら千早は和彦に説明させると手を向ける。
NTRじゃん!
ただ、檸檬と光希の件はNTRじゃないと思うけどなあ。
でもそれ以上に千早が酷いキャラだった。流石上田麗奈さんがやるだけの事はある。