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ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで・第7話

今回はやたらとセラスと灯河の間で男女間を意識させたな。おかげで話の進捗はそんなにはなかった。

例の灯河が脱出した廃棄遺跡は、どうやら定期的に異常が無いかの見回りはされているらしい。何かの石で何かを判定してるらしいが(何を探知してるんだろう)反応が無いのを隊長はこいつももう寿命かとしてしまうし、そもそもここから出てこられる奴なんぞ居る訳が無いとか決め込んで異常なしとした。灯河、まだ脱出を知られないで済んだ。

さて灯河さん、街に到着して露店を彷徨いていたら仮面を売ってる店で一つの仮面を手にしたら店の人間が親切にも蝿王の由来をペラペラと喋ってくれた。蝿王は魔族の王ながら根源なる邪悪から疎まれたとか。人気はあるらしい。

灯河、それが気に入ったのか蝿王の仮面を買って帰って来た。今の自分にはこう言う魔族の顔が相応しい。見てろヴィシス。

場面はマグナル王国の魔防の白城。ここで近隣?の君主達が集って会議をしていた(後から神聖連合とヴィシスが言っていた)。と言うのは前回灯河がシビトもろとも五竜士を倒してしまった事態の確認。何しろ人類最強が死んだのだから穏やかではない。マグナル王国のガノゼア・シグムス王からアライオン王に何か知ってる事は無いかと問う。アライオン王国のユーゼフ・ウォルエッタは自分ではよく分からず傍らに立つヴィシスに聞いてみた。え?ヴィシス、女神を標榜してるくせに王の配下なの?

ヴィシス、既に知られていそうな情報の黒竜騎士団はセラスを追っていたと言うのを話す。その辺、ウルザ王国のジン・ローワンの方が詳しくて現場にはセラスの血まみれの衣服の切れ端があった、だからセラスも生きてはおるまいとの観測。相討ちか。

セラスを連れて来るか殺せと言っていた猟奇趣味のネーアの国王は、本来はこの会議に出る筈が昨晩死んだそうだ。マグナル王からは戦いもせずに国を売り渡した男とか言われている。色々どうしようもないな。

そのネーアを併呑した帝国にして黒竜騎士団の持ち主と思われるミラ帝国の皇帝、帝国の名前は二文字なのに皇帝の名前はやたらと長いので面倒だからファルケンと略したい皇帝が、根源なる邪悪が出現するとアライオンに頼らざるを得ないなとアライオンには含む所があるらしい。
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しかしここで報告が入る。黒竜騎士団を殺したと吹聴する連中がウルザに出現した。呪術師集団のアシント。

(ウルザ王国の?)王都モンロイに到着した灯河とセラス。ここから北上したら目的の金棲魔群帯と言うので、ここで準備を整えると良い。そして大きな建造物があったが、そこは闘技場で血闘士が戦う場だそうだ。異世界系でよく出るローマ帝国の剣闘士の闘技場みたいなもの。

宿を決めて入る時にセラスが不用意な事を言いだした。路銀が勿体ないから一部屋にしましょうと。誘ってるのか?と思ったら、素でそう思ったらしい。ここから本日のセラスのお誘い行為が始まる。フロントのおっさんがやれやれとニヤリとしてる。
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食事に酒場に出かけるのは情報収集の常道。さっそく近くのテーブルでまずは黒竜騎士団が全滅した話をした。そしてそれをやったのは呪術師集団アシントが自分達だと言ってるとの噂話。灯河、これを聞いてみんなそう思ってくれるならそれはそれで良いと思った。しかし黒竜騎士団って帝国の所属だったのでは?それを勝手に殺したとなると帝国から睨まれるのでは。

さらに本当に黒竜騎士団を倒せるとしたら血闘士の豹人、或いは禁忌の魔女(ダークエルフ)。この禁忌の魔女に会った奴が居るらしい。

これは耳寄り情報。早速灯河はそっちのテーブルに行ってこれも常道で酒と食べ物を奢って二人の口を軽くしてやる。

禁忌の魔女に会ったと言うのはモンロイ最強の血闘士の豹人イヴ・スピード。そんな噂をしていたらそのイヴ・スピードが入って来た。運が良すぎ。

早速灯河はイヴの隣に寄って他愛ない話から始めたが、イヴはさっさと本題に入れと言う。と言う事で禁忌の魔女の事を聞くが、金棲魔群帯には入った事があるが禁忌の魔女に会った事は無い、居場所も知らないと言う。ここでセラスがこっそり聞き耳を立てていた。彼女は本当の事を言ってるか分かるんだっけ?

その結果、イヴは禁忌の魔女の居場所を知っている結論に。

その晩はドタンバタンとお楽しみだったとかクンクンしていたとかヤバい薬をキメたとかは置いておいて、翌日はイヴの情報収集。

イヴは三年間負け無し。しかも明日は最後の戦い。それで金が溜まって自由になる。だとすると金でどうこうするのは無理だ。しかも実はもうとっくに金は溜まっていてそれでも戦っているのは別の誰かを奴隷から解放しようとしてるのではないか。チラと出たね。
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さらに過去に最強の血闘士の大半が最後の決闘で死んでいる。それは胴元の侯爵が細工をしてるかららしい。成程、そこは使えるかもしれない。

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