負けヒロインが多すぎる!・第6話
光希と檸檬の浮気疑惑から千早がGPSを光希に装着させた事でつけて様子を見るところまでは行けたが、しかし千早と和彦が二人で試着室に居る所を光希に見られてしまう。これは一体どう言う事なのか説明しろと言われて千早からふられた和彦。
正直につけていたんだって言っても良い気がするが、和彦は先ずは光希が檸檬と二人で居たのを説明しろと言うと、光希は檸檬に恋愛相談してたと言うのだ。なぜそれを檸檬にするのか。光希の視点では檸檬はモテるからそう言うのは詳しいだろうと言う理由だった。外野からしたらそれを檸檬に聞くのかよと思うが、これは実は今日のフラグ。
一方で和彦は何故千早と一緒だったのかと問われる。だからここでお前の素行が怪しいから見てたんだと言っても良いのにはぐらかすものだから話がこじれる。言い訳が見つからなくて自分も同じに恋愛相談だと言ってしまうのだ。でも何故千早に?
ここで察しも悪ければ想像力もおかしい光希が納得した。成程!文芸部の誰かが好きだから文芸部の女子に相談出来なかったんだな!ああ、まあ表面上の理屈は合ってる。
と言う事で普段から察しの悪い男と言われてる光希がその汚名返上の為にダブルデートみたいなのを企画してやろうと言うのだ。
こうして気になる文芸部の女子として選ばれたのは杏菜だった。まあ無難な線だろう。文芸部の女子と言うとまさか古都さんにはならないし小鞠もちょっと違う。必然的に杏菜。選ばれた杏菜は気合を入れて男女の遊びに来たのだが、行き先が地下資源館。ナニソレ滅茶苦茶面白そうじゃん。恋アスの桜先輩なら目の色を変えて来ちゃうよ。
千早は雲母に見とれてる。これ一個でどれだけコンデンサーが作れるかって、えー、やはり千早さんはこの作中でも一番のおかしな人では。
檸檬はトロッコに喜んでるし、杏菜は自分は女子の少数派なのかと思ったが、その後杏菜も地下資源にハマってた。
檸檬、今日は光希と千早を出来るだけ二人にしてあげようと言う。当然和彦は事情を知ってるからそれで良いのだろうかと思うものの、檸檬はニコニコしながらそうしたいんだと言うのだ。これもフラグだったんだな。
問題はプラネタリウムでの組み合わせで起きた。察しが悪いのを汚名返上したい光希が千早と檸檬と三人の席になるから和彦は杏菜と二人になれと言うのだ。でも檸檬は和彦達と三人で見ると主張。この強い言葉に千早が思わず光希の腕を掴みそれを見てしまう檸檬。
あんたは彼女を大切にしなくちゃ「私の惚れた男なんだから」
あ、言っちゃった。
でもここで和彦の反応が早ければ未だごまかせたと思うのだ。「うんうん、その男気質に惚れたんだよな」で。でも和彦が檸檬を除いて一番反応が遅かった。しかもワンテンポ。
最後に檸檬が気がつく。何を言ったのか。そして気がついて逃げ出す。思わず光希が追いそうになるのは千早が止めた。だったら自分が行くしかないじゃないかと和彦が檸檬を追った。
バス停に居る檸檬に話かける和彦。文芸部の作品の話は檸檬からしたらこんな時にと思ったのかもしれないが、でも一番逸らせる話なんじゃなかったのかな。そうふられて檸檬は王子様と少女の物語を語る。どう聞いても光希と檸檬の。でもその問題は最後は少女は王子様の待つ王城へは行けた。その先が分からないが。
その時以来檸檬とは連絡が取れていない。その状況で千早から和彦に会って話たいと連絡。自分は光希と別れるべきでは。それには強く否定する和彦。
千早と会った帰り道。電話が入る。誰だっけ。ああ、古都か。檸檬は今新城市のお祖母さんの家に居ると分かった。だから時間開けといて。何言ってるの古都さん。みんなで檸檬を迎えに行く?
同行するのは古都と和彦に加えてみんなと言ったからには小鞠とさらに杏菜。杏菜、五平餅を見ながら糖質について考えていた。人間が狩猟生活から農耕生活に移ったのは糖質生活へ移った。人類は糖質の奴隷とも言える。あー、これね、人類は(メソポタミア方面だと)小麦栽培を初めたと言うが、見方を変えたらせっせと小麦の面倒を見てやってるので人類は小麦に飼われているって言う考えもちゃんとある。あながち杏菜さんはおかしな事を言ってる訳ではない。自覚してないだろうけど。
お土産店の前では古都と小鞠が右だの左だの、最初は何を言ってるのか分からなかったが話が進むうちに気づいた。カップリングかよ。腐ってやがる。
この組み合わせでどうやって移動してるのかと思ったら、古都が車を運転していた。あーそうか、前回素麺が一杯詰まった箱に埋もれた部室で古都は自動車学校に通っていたから生徒会からの夏休みの活動成果を出せ通達を忘れていたって言ってたな。
古都が何故檸檬の居場所を知ってるかと言うと、檸檬は陸上部にも顔を出していない。だから焼塩家に様子伺いに行ったのだ。檸檬母も檸檬の様子がいつもと違うのを気にしていてだから今どこに居るのか教えてくれたのだ。
焼塩家に着いた筈だが道迷い。住所確認のうちに川辺で杏菜の写真を撮ろうとかやっていたが、その背後に忍び寄る檸檬。でもタイミングが悪くて檸檬と杏菜二人とも水没。まあこれで焼塩お祖母さん家へ。
お祖母さん、檸檬の友達が来てくれたと喜んでお寿司をとろうと言う。何か苦手な物ある?
ハイ!私はお寿司が全部苦手です!(聞いてない)
くいしんぼ杏菜さん、和彦が遠慮しようとしたのを口封じして目一杯お寿司を食べる夕食に。
檸檬、みんな泊まっていきなよと言うが、ここでも和彦が遠慮しようとしたが、あれ?杏菜は川に落ちたのに何故代わりの服がある?
そしてよく見たらみんなしっかり荷物を持って来ている。知らぬは和彦ばかりなり。