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【推しの子】(第2期)・第15話

吉祥寺が頑なだったアビ子の考えをほぐしてくれて、だからアクアがくれた舞台のチケットを受け取って実際に見に行く気になった。

アクアがそうだった様に実際の舞台を見たら今迄自分が思っていた舞台に対する考え方をすっかり変えてしまう出来栄え。ちょうどそこから帰ろうとしてるアビ子をスタッフが発見して雷田に連絡したからすぐにお通しして!と招く。何の準備もしていないので弁当とお茶だけなんだけど。

この舞台、どうでした?と聞く雷田にアビ子は素直に思っていたのと全然違う、脚本を書く上で参考になったと言う。

これを聞いた雷田さん、ごまスリスリでそれは良かった原作者書き下ろしの脚本だったらみんな喜んでくれる....と言いかけてアクアの言葉を思い出す。この状態を何とか出来るのは雷田だけだと言うあの言葉を。

だから踏み出す。著作者人格権と同一性保持権があるから原作者が了解しないとにっちもさっちも行かない。だから原作者アビ子が脚本を書いたらそれをそのまま使うしかない。それで良いと言うアビ子だが、雷田は踏み込んだ。例えば天才小説家が居たとしてその人が初めて書いた漫画のネームが100点になるか?当然アビ子はそんな筈は無いと言う。だったら天才漫画家が初めて書いた舞台脚本が100点になると思うか?
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アビ子が著作者人格権を振りかざして書いた脚本を出したらそこそこ「グダグダ」な舞台になるだろう。はっきり言ったな。

プロデューサー雷田は舞台に関わる人間全部を背負ってる。xxxのxxxをxxxする覚悟でやってる。今回の見た舞台、あれはGOAの脚本。そこでアビ子は思い出した。吉祥寺が言った言葉を。

理解したアビ子、GOAにお任せしたい。但し条件がある。それはオンラインでアビ子とGOAと雷田と編集が会議をして、資料は脚本をその場に出す。そこで話をしながら書き直して行く。

と言う事で始まったオンラインミーティング。鬼が出るか蛇が出るか。これが思った以上にトントン拍子で進む。アビ子もGOAもお互いの考えを認めて脚本がどんどん改訂されて行く。うまく行きすぎて次の画面で致命的対立か?と思ったけどそうはならずに大改訂された脚本が完成。アビ子もGOAも大満足。はー、いい仕事したぜー。
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でもこれは雷田が心配していた状況の一つ。脚本が尖ったけど、その部分は全部役者さんが頑張ってと現場お任せになった。

やってくれたわねとかな。
みんな、これならと思ってるが、呆然とするのがメルト。つい最近迄大根役者だった彼には役者が演技で表現しろはかなり辛い。出来るのかこれ。

ともかく稽古が始まった。そしてアクアが金田一の指摘を受ける。もっと本気を出せ。ここの感情はどうなんだ。それを演じるんだ。感情を見せなければ舞台では届かない。ここは感情演技の場面だ。

かなが座り込んでいるアクアに指摘する。アクアは既にあるモノを出してる。感情演技を出来るか。しなくてはならない。だから、かなは今迄で思った感情を出すのだと言う。でもここで地雷を踏んでしまった。悲しい場面として、お母さんが死んじゃったらどう思う。これはアクア最大のトラウマなのに。
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そしてPTSD発症。
嬉しかった時の感情を思い出そうとした時、心の中でそんな事をして良いのかと。

休みに行ったアクアに「彼女」のあかねが付き添えと言われる。便利な設定だなと思うかな。あかねは家族に連絡をと思うが、アクアは妹には知らせたくないと拒絶。その結果、連れて行かれたのは五反田の所。

五反田はあかねを彼女だと思い込んだのでアクアの事情を少し話してしまった。これであかねが状況分析からアクアとアイの関係に近づいた。

だからあかねは何があってもアクアの味方で辛いことがあっても一緒に抱えてあげるよと。

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