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異世界スーサイド・スクワッド・第4話

帝国に奪われ先発のSSの一人のラットに獣人を操られて攻めあぐねていた堅固な城壁を、クレイフェイスの泥を操る力で陥落させたハーレイ達のSS。王国がお望みの砦の陥落を果たしてやったから自由にさせてくれると思ったら、またこのざまだ。砦そのものを溶かしてしまったのがお気に召さないらしい。残り12時間。

フィオネ姫がやって来たが、彼女には何も出来ない。でもフィオネ、前もハーレイを見てたが、何があるのだろうか。フィオネ、女王とは国家統治の方針が違っている。でもそれに逆らえない。そして子供の頃、大切な友人を亡くす。
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改めて女王陛下に召し出される。軍議が始まる。帝国軍の莫大な兵が迫っている。こう言う時ばかり呼び出される。女王は一番話が出来そうなリックに予想される状況を説明しろと問う。なぜこれ程までの数の獣人の統率が出来るのか。

リックの予想では、いや、既に砦で見たとおりにラットがこれを操っている。実は王国と帝国の戦いは何十年も小競り合いの様にして続いていた。しかし半年前にその状況が変わった。王国のエルフや獣人が帝国に寝返ったのだ。半年前は多分リックが先発のSSを連れて来た時だろう。その時に奴らがしでかした。

とりあえずはネズミ野郎をどうやって止めるか。ネズミ狩りと知ってハーレイが浮かれる。昔プリンちゃんにネズミ狩りのコツを聞いた。それがアバンで出たあの場面。ではそれはどうやるか。軍勢の足を止めてラットを前面に出させなければならない。足止めはこのSS5人だけでは不足する。軍勢を貸してくれないか。しかしお前らに貸す軍勢などないと一蹴された。

フィオネが彼らを信じても良いのではと言うが左右の大臣がそんな事を言って姫様には責任が取れるのかと言われると引き下がる。それに舌打ちするハーレイ。

でもハーレイによれば元気な連中が一杯いるではないか。そう、あの牢獄で仲良くなったオーガ達だ。オーガのボスの「のっぽちゃん」もハーレイは認めてしかもその手下などは姉さん呼ばわりでハーレイの言う事なら聞きそう。
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一方、リックとセシルが軍人同士の心通じるものがあるみたいだ。

クレイフェイスが泥で防壁をいくつか作って、オーガがそこを守った。ハーレイのおかげでオーク達はやる気を出していた。

だがラットから見たらその程度ではものの数ではない。ラットの率いる獣人軍団は圧倒的だった。王国兵がその数を見て怯む程に。しかしセシルは一応有能な軍団長。この怯んだ兵士たちをちゃんと鼓舞する。

どんな雄叫びを上げようとこの圧倒的な数には敵うまい。行くぞケダモノ共!と杖を振り上げたその瞬間にそれは起きた。狙撃の名手デッドショットが杖の先端の宝石を撃ち抜く。
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これでラットの獣人操縦の能力は失われた。元々ネズミの気持ちが読める程度だったラットがここまで力を振るえたのはあの杖のおかげだった。それが消えたのでラットの周辺の獣人達は目が覚める。

これがプリンちゃんが教えてくれた戦術。やって来たネズミ達は共食いさせる。自由になった獣人は元々王国の住民だったらしいのでラットを倒したら投降して来た。今度は下手をうたないで約束を果たしたから自由だよなとSSは先を急ぐ。

王城では臣下達がどうやったのか分からないが戦わずに大勝利だと喜び、フィオネも母女王にやりましたと顔を向けたが、あれ?女王様、その目をむいた表情はなんですか?

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