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異世界失格・第3話

移動は相変わらずセンセーを棺桶に入れて引きずってるのか。せめて荷車とか調達出来なかったのか、前回のロート王国で。

タマは自分の故郷迄のお付き合いのつもりだったが、アネットの考えではセンセーが探しているさっちゃんを求めて他の聖堂を巡るつもりなのだ。さっちゃんも転移者の筈だから、どこかの聖堂に出現したろう。

それって運が悪いと大陸を一周する事になるがアネットはセンセーの為なら厭わない。でもそのさっちゃんがセンセーの恋人だったらどうなのと言われると動揺するものの、ただ、自分の人生を救ってくれた人だからセンセーの為ならやり遂げるつもり。

先ずはツヴァイテン聖堂を目指す。そこにはアネットの友人のイーシャが神官をやっているのだ。でもアネットがエアステン聖堂を勝手にやめたら先々の聖堂でまずいのではとタマに言われたが、アネット曰く、使い魔にちゃんと辞表を預けて出したと言うのだ。

その使い魔、今センセーの頭を齧ってる。さらには辞表を出さないままでやって来た。何もかも駄目じゃん。そんな使い魔にセンセーはメロスと名付ける。これでメロスがセンセーに懐いちゃったよ。
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ところがここにとんでもない奴が現れた。ワイバーンかなと思ったらそうじゃない。ドラゴンだ。地上最強の生き物が出て来た。

それを止めるフードを被った者ありけり。ドラゴンを飼い馴らしてる。だがアネットがセンセーを転移者だと紹介したら顔つきが変わった。フードを剥いで、転移者はみんな殺すと言い出した。その攻撃をアネットが何とか防ぐが、フード者の攻撃は強力だった。

フード者は睨んだだけで威圧の力を見せる。アネットとタマはそれに気圧されて立てない。フード者の胸に浮かんだのは憤怒の魔王の印。アネットとタマが動けないのにセンセーは動ける。そして君の目的は転移者なのだろう、好きにすると良いと近づいた。

ならば死ねとその者はセンセーの胸を貫いた。彼女は立ち去りながら自分の名はウォーデリアと名乗った。

ところがあれでもセンセーは未だ死んでいないのだ。立ち上がってウォーデリアに近づく。この辺は転移者として少しは丈夫にされたのだろうか。例によって文筆活動によって人生を達観したセンセー、君の強烈な憎悪の感情分かるよと言うのだ。この謎の圧力にウォーデリアはドラゴンに乗って逃げ去った。
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センセーをはじめとした倒れた三人をメロスがツヴァイテン聖堂に持って行き、イーシャを呼び出す。メチャクチャ約だったな、メロス。イーシャはアネットを見て驚いて急いで総力をあげて三人を助けた。

これでセンセーの命は助かった。助かった上に元気になりすぎて街で毒瓶を手にして飲んでみたりする。

イーシャ、アネットにこの状況の事情を聞いた。取り敢えずツヴァイテン聖堂にさっちゃんは現出していない。じゃあ他の聖堂?ふと思ったけど聖堂間で通信魔法とかは無いのか。それがあったら簡単にさっちゃんがどこに出現したから分かるのに。

それよりもイーシャはアネットがエアステンの聖堂を勝手に抜けて転移者と一緒に何をやってるのかと問い質す。イーシャはアネットの事をよく知っているので、無断退職したと聞いた時も、純粋すぎるアネットに転移者の面倒は見きれないと思っていたので、聖堂の神官をやめたのはそれはそれで良かったと思っていた。なのに、何故転移者なんかと一緒なのか。

ここでイーシャが語るが、アネットの「さしすせそ」の話の時以上に転移者がどうしようもない連中ばかりで社会のお荷物になってるらしい。さっそくコータローと言うのが出現。これは駄目だ。

イーシャ、センセーがギフトを持っていないと聞いて驚く。でも憤怒の魔王を退けたんだよと聞くとまた驚く。一週間前に憤怒の魔王は転移者に倒された。倒した転移者、蝶ネクタイにベストと言う男。そしてあのウォーデリアの父が憤怒の魔王だったのだ。だからウォーデリアは転移者は皆殺しと言ったのか。
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これでザウアーベルグに平和が訪れた。あれ?そうなるともう転移者の役割は無し?

そんな会話をしている時、センセーは原稿を破って死のうとか言い出した。ウォーデリアを見てこの世界に来てからの事を書こうかと思ったが、筆が進まない。

そこで息抜きに街へ出ましょうと言うアネット。そこでアネットは重戦士の鎧をセンセーに装備させる。それセンセー、動けないじゃん。

そして動けないセンセーを放置してアネット達は買い出しへ。そこにイーシャが通りがかった。ちょうどよい、おまえに言いたい事がある。アネットにはもう関わるな。おまえと関わったらアネットが不幸になる。そのイーシャにアネットがどうするかは本人が決める事だと言う。

転移者を全く信用していないと言うイーシャだが、そこにオオカミの遠吠えが聞こえた。転移者スズキがコータローを従えて街の中心にやって来たのだ。そして街の人間に宣言する。憤怒の魔王は我ら転移者によって滅ぼされた。これからは転移者がこの世界を支配する。この街ヴェールはスズキが支配する。

ここでコータローが気がついた。そこに居る女は自分に危害を加えた奴。スズキが睨む。転移者に暴力を?

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