逃げ上手の若君・第1話
OPで北条家の家紋の三ツ鱗が出たので「え?北条家?」と思ったら本当に北条家だった。しかも1333年とか言い出したので、それ鎌倉幕府が滅ぶ年ではないか。その年に主人公の北条時行が「何からでも逃げ隠れするのが誰よりも上手い」若君として登場する。
登場時は未だ親の高時が執権だが、出陣した足利高氏(この時点では)が謀反を起こした。ただ、鎌倉に攻め込んだのは高氏の軍ではなく新田義貞ではなかったか。だからあの鎌倉の惨状を引き起こしたのは新田軍と言う事になる。
高氏の謀反が起きる前、時行の前にはどこからどう見ても怪しげな神官諏訪頼重が出現。自分には予知をする神力があってあなた様の逃げる場所などお見通しと言うが、じゃあ将来どうなるのかと問われると言葉を濁す。そりゃそうだろう。
そして倒幕の狼煙があがり、鎌倉の北条氏は悉く討たれる。これを見た時行も悲観して自分も自害すると言い出したが、頼重が一旦はそれを止めたものの、言葉では理解出来まいと崖の上から突き落とした。ならば死になさい。
ところがここからが逃げ上手の若君の本領発揮だった。新田軍の武将を悉くかわして頼重の所へ戻り、こうなった責任は取れよなと一緒に諏訪へ落ち延びた。
まあ歴史は変えないと思うので先の展開は分かってるのだが、キャラがどう描かれるかが楽しいかも。高氏のすぐ近くに居て凄い顔つきの悪いやつがきっと高師直に違いない(笑